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ありがとうの反対。。。

ありがとう の反対って考えたことありますか?

ありがとうの反対って「当たり前」だと感じています。

ごめんね。人手が足りなくてさ、助かるよ!ありがとう💖        あ!ありがとう!そこ、いつもやろうと思っていたけど、時間なくてなかなか出来なくてさ。助かるよ!ありがとう。

ありがとう。ありがとう。大丈夫だよお互い様。。。。。こちらこそ、ありがとうね。

ありがとう の 言葉が飛び交っている空間は、笑顔が絶えず、みんなが活き活きと過ごしています。

でも、時間が経つにつれ、ありがとうの言葉が少なくなり、そのうちに、ありがとうといった言葉が聞かれなくなり、笑顔もほとんど見られなくなります。

心の中に、感謝の気持ちはあった。。。。。でも形にしなかった、言葉にしなかった。その事柄、助けてもらっている、支えられているという事に慣れてきたから、だんだんそのことに、心が麻痺してきたから。ありがとうと言葉にしなくなった。

ありがとうといった、感謝の気持ちが、当たり前になった瞬間です。

ちょっと!あたしたち忙しいから、そこのところ手伝ってくれてもいいでしょ!なんでやってくれないの!   そこさぁ、昨日やろうと思っていたんだけど、時間あるでしょ!?ちょっと片付けといてくれない! え!?できない!?なんでよ!いつもやってくれてるじゃない!やってくれたっていいでしょ!!

ありがとう 感謝の気持ちが、当たり前になった時から、不平や不満が頭をもたげ、それがいつの間にか嵐のように吹き荒れます。

支えあって生きている。生きているものは全てそうだと考えています。当たり前すぎて、麻痺しちゃっているかもだけど、そのことは事実。あたしたち生き物は、支え、支えられながら生かされている。

いつも、当たり前だと感じていること、例えば挨拶。           挨拶することは、とても大切です。しっかりと挨拶をしましょう!    と言われますけど、挨拶って、どうしてしなきゃいけないの?と職場の方々に質問してみたことがあります。                 「え!?当り前じゃないですか。」「小さな時から、挨拶は大切と教えられたので考えてみたこともないです」

あたし、挨拶が大切なのは、お互いの存在を認め合うためだからと感じています。

おはようございます。(今日も会えたね。ありがとう!)

お疲れさまでした。(今日も一日しっかりとお仕事が出来ました。あなたのお陰、ありがとう!)

おやすみなさい。(今日も一日お互いに頑張ったね。いつもありがとう。またあしたもよろしくね!)

挨拶をすることが当たり前。 挨拶はちゃんとすること!         と教えられたから、挨拶をする。

「おはようございます」背後から挨拶をかけられ、振り返るとそこには誰もいない。いないので、挨拶を返すことが出来ない。「おつかれさまでしたぁ~」緊急を要して走り去るサイレンのように、挨拶が流れていく。こちらが「おつかれさまでした」と返すころには扉が閉まりかけ。。。。。

こっちが、挨拶をしているのに、だれも挨拶を返さない!そんな当たり前のことも出来ないなんて最低だ!! 不平・不満・攻撃。。。

挨拶をすることは、当たり前です。でも、すれば良いというものでもありません。あたしは、挨拶が大切な理由のひとつは、双方の存在を認め合い、そこに感謝の気持ちを添えるためだと感じています。

当たり前 そう感じた時から、感謝の気持ちを添えることが出来なくなる。そこには、不平や不満、お互いに傷つけあうことしか生まれない。

当たり前と思っていることに疑問を持ってみる。本当だろうか?どうしてそうするのだろう?どうしてみんなそう思うんだろう?って、自分の頭でしっかりと考えてみると、当たり前だと思っていたことが、意外とそうではなく、多くの人や、たくさんの気遣い、配慮で成り立っているのだと感じられるはず。そのことを素直に感じてみると、不平や不満が軽減されて、他を見る目に、ゆとり(余裕)と優しさが生まれます。

感謝の気持ちがあふれている空間。そこはきっと素敵な居場所。広く大きく翼をひろげ、自分らしく羽ばたける場所ではないかと感じます。

いつも頑張る自分。いつも笑顔の自分。いつも失敗ばかりしている自分。それらも、当たり前ではないです。

たまには、「いつも、ありがとうね。いつもいつも無理ばかりさせて、ごめんね。でも今日はゆっくりしてね。いつも、ありがとうね!」と自分をしっかりと抱きしめて、ちゃんと言葉にして、自分自身に伝えてあげてください。きっと、心が喜んで、涙が溢れてきますよ。

そして、鏡に映る自分を見てみてください。そこには、とても優しい瞳を携えた自分自身に出逢えると思います。

ありがとうの反対は「当たり前」

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