1ヶ月半のBRチャレンジで学んだこと

8月中旬からstarsを初めて、BRチャレンジに臨んだものの、
結果としては残念ながら目標には届かなかった。
ただ、名言風に言うと、
「成功はしなかったが、成長はした」
と思っているので、学びを自分のために文章化しようと思う。

以下、学び。
・リングにおいては分散を受け入れる必要がある。
大勝、大負の両方があり、その上で長期的に見たらしっかり勝っていくことが現実。マネープレッシャーによってプレイ精度を落とすのが一番もったいない。
「分散はやだ」という感情がリークになる。
そのためにも受け入れられる負けの分だけでプレイする。
バリューベットを降りられても、ブラフベットをcallされても、気にしすぎない。
ちなみに、トナメにおいては分散を嫌う必要があると思う。

・アグレッサーに対して、パッシブで対抗するという最悪の対策をしていたことが良くあった。完全にアグレッサーにとってのフィッシュ。
アグレッサーと対すると分散が大きくなるが、それによってプレイ精度が落ちるのは良くない。過度なアグレッシブさはリークと言えるので、分散は大きいものの、チャンスととらえて向かい合っていく必要がある。
いつもの自分よりもレイズ頻度を上げていく。もちろん、ある程度ドローがある時ではあるけども。アグレッサーに「コール」で対抗すると、主導権を握られ続け、結局、ダブル、トリプルバレルで降ろされることが多い。

・AK、QQはオールインするハンドとしては悪くないが、オールイン受けるハンドとしては微妙なことが多い。1/3をすでに払っているなら仕方がないが、1/4以下の段階なら基本的にはフォールドする。

・ブラフの基本はドローが強い時にする。「ドローもなく、勝ち目ない時」はレンジBET以外は潔く諦めていい。

・バリューベットに「コールしてほしい」という意図が入り、やや小さくなることがある。上手いプレイヤーであれば、その意図を読み取ると思うので、当たり前だが、
「ブラフもバリューも同じように打つ」(ベットテルを作らない)ようにする。

・広いレンジを恐れすぎない。フィッシュはオープンレンジもコールレンジも広く、相手のレンジを推測しずらい。ただ、勝っている可能性が高いのであれば、「わからないから小さく打つ」といった恐れをしすぎず、しっかりBETしていきたい。謎ハンドで引かれたらもう仕方なし。

・フロップチェックレイズの頻度を上げるのは有効。もちろん、最低限、弱いドローでもあることは重要だが、CBはブラフ頻度が高く、3~4倍のレイズで勝てることが多い。セミブラフ2:バリュー1で、チェックレイズをの頻度で使うことは有効。

・フィッシュ相手に『3BET&ヘッズ』は期待値プラスになる。もちろん、フロップ絡まなかったら降ろすことが難しいので、すぐ引いてもいいが、絡んだときに大きく取れることが多い。BBの時も積極的にディフェンスする。

・メンタルゲームだと改めて実感をする。自分のメンタルや集中力が切れたときに説明できないようなオーバーコール、BETをしてしまう。
積極的に休憩をとったり、下ぶれたとき、ミスをしたときはすぐに「取り返そう」ではなく、メンタルをフラットに戻すのが最重要。私の場合は特に「退屈さ」を感じたときにティルトしやすい。
ポーカーは「自滅したら負け」のゲーム。そして、私自身、メチャクチャよく自滅する。そのメンタルの弱さを自覚した上で、メンタルケアを行う。弱さを認めた上で、向き合っていくことが重要。

・ブラフ・ライト3~4を成功させる上で一番大切なのはテーブルイメージである。GTO的に「この場面ではブラフを」と適した場面はあるものの、レベルが高くないテーブルでは感情や人で判断することが多い。そのため、適した場面でもテーブル内リスペクトが下がっていたらブラフは危険。
バリューはその逆に当たるわけだが、どう見られているかを考えることは最重要事項の1つである。

・「AA~QQ」といったプレミアムハンドは「大きなポットを獲得するチャンス」であることは間違いないが、「大きくチップを減らす可能性大」である自覚も重要である。プレミアムハンドが来た時に勝った気になって、注意力が落ちるリークがあるので、そういった時こそ、緊張感をもってプレイする。ポーカーにおいてチャンスはピンチでもあるのだから。

・プリフロップは定期的に振り返りをする。覚えたつもりでもしばらくたったら当然、忘れてしまう。特にブラインドヘッズ、BTNvsSB・BBあたりの3~4BETは忘れてしまうことが良くある。
一度覚えても、復習すること。また重要な勝負をする際は特に。
プリフロップがしっかりしていると、ポストフロップも戦いやすくなる。基本(プリフロップ)こそ最重要。

・マルチウェイでパッシブになること。ガットショットドローやセカンドヒットでコールする場面がややあったが、ヘッズアップと比べ、BETがバリュー寄りになる。
もちろん、頻度でブラフもあるが、基本的にはボードをしっかり絡んだときに勝てればオッケー。

以上。

このチャレンジは本当に意味のあるチャレンジでした。
APTまであと20日ほど。

こっからはトナメ&リングを学習し、
パラダイスシティで爪痕残せるよう邁進していきます。

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