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レーンコンディションを知る(オイルパターンを理解する)

ジェイです。

今日は日曜日。娘が一緒にボウリングしたいと言ってくれたので二人でおでかけ。ホームのボウリング場はは、早朝(営業開始8AM-9AMまで)の間に受付をすると1ゲーム270円で投げられるし、学生(園児〜大学生)は土日祝日3ゲーム980円で楽しめます。最初は5ゲームやる!と言っていた娘(小5)ですが、おそらく疲れたと言い出しそうだなと予想して3ゲームで受付を済ませてサンデーボウリングスタートです。

ボールがなぜか曲がらない

早速投げ始めたのですが、いかんせんボールが曲がらない。そもそもまだ練習を始めたばかりで、いつもそれほど曲がらないけど、それを鑑みてもまったく曲がらない。一体なぜ?フォームが安定していないのは認めるけど、先日投げたときはもうちょっと曲がっていたはず。

まさかこれがレーンコンディション(オイルパターン)!!!!

そう、ボウリングをやられている方には当たり前の知識なんですが、たまにしかボウリングをされない方(や、最近始めたような私)にとっては「オイルパターン」ってなんなん?という感じだと思います。ボウリング場のレーン(ボールを投げる板の部分)にはオイルが塗られているんです。このオイルの塗り方はそれぞれのボウリング場で異なっていて、たとえばコロナキャットボウルの場合にはホームページでその月のコンディションについて掲載されています(おそらく他のボウリング場も同じように情報を提供してくれているはずです)。

オイルは営業開始前に塗られるため、営業開始当初はフレッシュ(オイルまみれ)なレーン。つまり、オイルが多く塗られている箇所ではボールが曲がらず滑っていくような状態になっちゃうってことなんです(厳密にはForwardとReverseがあるのでそのあたりも考えないといけないようなんですけど)。ここ2回の練習はともに夕刻〜夜中の時間帯。つまりみんなが投げる球がオイルを削ぎ落としていっており、レーン上のオイルが少なくなって影響が弱くなっているレーンで投げていたということです。つまり、下手っぴな私でも比較的曲がるボールを投げやすいということ。しかし今日は営業開始まもなくのレーンで超フレッシュ(オイルたっぷり)。だから思っていたようにボールが曲がらなかったんです。これに気がつくまで、原因はフォームが定まらないせいだと勝手に理解して色々とフォーム改造。おかげでただでさえ安定していないフォームがぐちゃぐちゃになっちゃいました。やれやれ。

オイルパターンを理解する(レーンコンディションを知る)

上手くなってくると、このコンディションをみながら、ボールをどこに投げればどんな軌道になるのかってことを考え、戦略を練ってプレイをするってことらしいです(今の私はそれを知ったところでなにもできないレベルだし、逆に気持ちが集中できなくてどうしようもなくなってしまうけど)。でも将来のためちょっとは理解はしておきたいですし、知ったかぶりかもしれないけど知っている顔してみたいし、ということで、ちょっと調べてみた内容を忘備録として書いておきたいと思います。


参考例:キャットボウル小田原2022年11月のレーンコンディション

レーンの長さ(ファールライン -投げるところ- から1ピン -投げる人側の三角形の頂点にあるピンのこと- までの長さ)は60フィート(約18.3m)であることを頭に入れておいてください。上に引用したレーンコンディションがそれぞれどんな意味なのかを私が学んだレベルでまとめてみます(各ボウリング場でデータのフォーマットは異なるかもしれませんが使われている言葉はそれほど変わらないんだろうなと想像して書いていますのでご了承くださいませ)。


オイルパターン表の見方

  • Oil Pattern Distance:オイルを塗っている距離。レーン全体で60フィートなので、この場合はファールラインから45フィート(約13.7m)まで何かしらのオイルが塗られているということになります。通常より長めなので難しめと言っていいのかもしれません(詳細未確認)。

  • Oil Per Board:板一枚あたりに塗布されるオイルの量。ボウリングレーンは39枚の板(レーンの木目のこと)で構成されているので、この1枚の板あたり何ul(マイクロリットル)のオイルを塗布しているのかが書かれているということです。つまり、この量が多ければ多いほどオイルたっぷり滑りやすいレーンになるし、少なければそれだけボールの特性を活かせることになるということです。ちなみに40ulくらいが平均的という記事を見かけたので、今月のパターンは50ulとちょっと難しめということになると理解しました。

  • Reverse Brush Drop:オイルを塗布するマシン(以下の動画参照)はボールを投げる方から進み、今回参照している例では45フィートのところでファールラインに戻ってきます。ピンの方向に進むことをForward、ボールを投げる場所に戻ってくることをReverseといいます。このReverse Brush Dropというのは、オイルを塗布するマシンから出ているオイル塗布用ブラシを38フィートのところでレーンに設置するという意味だと想像してます(間違っていたら訂正いただけると嬉しいです)。

  • Forward Oil Total:ボール方向にマシンが進む際に塗布するオイルの総量です。

  • Reverse Oil Total:ファールラインにマシンが戻ってくる際に塗布するオイルの送料です。

  • Volume Oil Total:レーン全体に塗布するオイルの総量。つまりForward Oil Total+ Reverse Oil Totalということになります。

  • Tank Configuration:これは不明ですが、おそらくマシンの中にTank AとBがあって、それぞれに特性の異なるオイルをセットして、往復して塗布するようなことがあるのかもしれません(完全なる想像)。


オイルマシンプログラム抜粋

この表はマシンの動きを表したもので、ある意味プログラムのようなものと考えれます。なのでオイルパターン表には往復(Forward/Reverse)の情報が記載されています。

  • Start/End:オイル塗布開始箇所と終了箇所。2L/2Rというのは、39枚ある板の左から2枚目から始めて右から2枚目で塗布を終えるということです。

  • Speed:マシンが動くスピードです。

  • Crossed:オイルを塗布した板の数です。1行目の場合、左2枚目から右2枚目まで塗布することになるので、39枚中左右1枚ずつ塗布しない箇所があるので、39-2=37ということになります。

  • Loads:調べてみたけどわからず・・

いろいろと書きましたが、この部分は「こういうプログラムで動くんだな」という程度で良いんじゃないのかなと理解しました。

この図がオイルがどうやって塗布されているのかを知るのに一番わかり易いものだと思います。ボールを投げるラインからピンに向かって平行四辺形のように青い部分がありますが、ここにもっともオイルが塗りたくられているということになります。Combinedというのが、つまり往復(Forward/Reverse)ともにオイルを塗布した箇所、どちらか一方の場合は往路もしくは復路のみでオイルを塗布した箇所ということです。

レーンを表した絵の右側に5〜55の数字がありますが、これが前述した1番ピンまでの距離である60フィートを表すものです。そして上部にある5〜20の数字が板の数です。左右から19枚ずつ、そして真ん中に20枚目ということで、19+1+19=39枚の板で構成されているということがわかると思います。

そして最後にこちらの図。これはオイル塗布状況を断面図の形で表現したものになります。緑色がForward青色がReverseでのオイル塗布状況。まだまだド素人の私にとってはその違いがまだまだ体感できていませんが、レーンの端でReverseオイルが多くなってきた箇所(下図だと右から11枚目くらい)がいわゆる「壁」と言われるようで、このあたりを狙って投げるとボールがクイッと曲がるというか、ナイスな軌道を描くことになるようです。

断面図上にある表は、中央部分を1としたときに外側にあるオイルの割合ということのようですので、外側の数字が大きくなればなるほどオイルあり/なしがはっきりするので「投げやすいレーン」だと理解しました。色々と調べると1:3〜4くらいだと難しい、1:5以上だと比較的簡単(ハイスコアレーン=ハイスコ!)になるようですね。まだ実感が無いのでなんとも言えないのが辛いところですけど・・。

おわりに

最後まで読んでいただいてありがとうございます。Google検索したり、YouTubeで探してみたりすればプロボウラーがわかりやすくオイルパターンの読み方を教えてくれる情報がたんまり出てくるので、ド素人の私がまとめる必要はないといえばないのですが、自分自身の理解のためにとりあえずこのような形でまとめてみました。少しでも、同じような初心者ボウラーの方のヘルプになれば幸いです。


今週もボウリング練習するで!上達するで!!

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