VdBL俳句を作ろう 4日め/2月9日前半戦

雪割草の俳句にひらたさんがアドバイスをしてくださって、もうすこし推敲できそうな気がしてきた。ありがとうございます。週末(私のために!)ノートにまとめねば。

昨日試した方法は、5音の季語以外の12音からつくる方法と、季語からつくる方法。季語から作る方法の方が難しい。やっぱりどうしてもイメージがつきすぎる。ことばが飛ばない。季語以外のフレーズから作ることによって、初心者でも二物衝撃の効果を知ることができる、イメージの落差をつくることができる。かつ5音ならそのまま上五に置いて17音にすることができる。はんぺんさんありがとうございます……!

私はなにもないところから12音つくるのも大変で、結局10分間はかって目の前にあるものをイメージのたねにしてやっと12音のフレーズをつくれたよ。「ゴミ箱」から、「燃えるのか燃やすのかどっち」「分別がなくなりました」とか。

今日ちょっと試してみたいのは、12音にこだわらずにフレーズをつくってみて、それを季語と組み合わせる方法。これで二物衝撃をねらえないか?というのを検証してみたい。そして、名詞はひとつ以下にしてみたらいいのでは。

同じように10分はかる。うし、行くぜ。「100%でなくてもいい」「覆い隠せない」「みるみるふとる」「めおとじゃわん」「チロルチョコ」「ココアシガレット」「マウスが逃げる」「ハンガーがゆがむ」……っておかしいな。12音よりもずっと作りにくい。なんでだ。制限がないほうがつくりやすいと思ったのに。名詞を少なくしようとするのがキツいのか。いや、しばりがないとかえって難しいんだ。

12音でやりなおし……をしようと思ったけど、だめだ。うまく集中できてない。ううう。ちょっと違うことをしよう。たぶん概念をうまく整理できてない。折り返し地点だもんね。句集を読んでみるとかしよう。

今日の俳句:

青胡桃気の向くままに歩き旅

盲目の兎がはねる実南天

(歳時記のランダムに開いたページから)

へびいちご100%でなくてもいい

穴という穴がみるみるふとりだす

(季語をいったんすててみた)

ここで一度バレンタインBL俳句にチャレンジ。

甘すぎても苦すぎても春浅し

ジャン・ポール・エヴァンがドアをたたく音

(季語なし!)