VdBL俳句を作ろう 3日め/2月8日終盤戦

方法:感情をそのまま詠まずに、モノや場面や動きを詠む。

私は15年間、人生の半分以上をBL妄想に費やしてきた歴戦のふじょしだ。俳句歴は3日めだが、15年間BLを愛してきたのだから、もはやプロのふじょしと言っても良いのでは?私はBL俳句が詠みたいんだよ。とにかくBでLしたいんです。ふじょしにはふじょしなりの俳句へのアプローチがあるのではないか。逆にBLっぽい春の季語から妄想するとか。我が心のBL歳時記には「凍蝶」「薄氷」などが載っているのだが、春には春の萌え季語があるのでは。BLにならないかなあ。あわよくばバレンタインデーに結び付けられるのでは。

歳時記→春ー植物!「雪割草」は私の独断と偏見によりBL季語とみなす。雪割草は変異種が多く、花のかたちやバラエティが豊かだ。人工交配を繰り返し美しい花を咲かせ、愛好家も多い。山野草で、育て方が難しいにも関わらず、よく盗まれる。この育て方が難しいのに盗まれるあたりや変異種が多いあたりにびーえるみを感じる。しかし6音でカウントしたらもう+助詞で7音じゃ~ん。でも字余りOKなら5音でカウントしていいのか。

モノや場面にフォーカスするってどういうことなんだよ~~~くっそう。

たとえば、素直に中七で「踏みにじる雪割草の白いシャツ」で、モノにフォーカスしてる……か?でも待て、ここで白とシャツがつきすぎとなると、まず「シャツ」でバッターチェンジ、2音。白い〇〇で2音、花からは遠いイメージで、骨とか……ホラーじゃん。笛、石、桟、絵図、櫂、貝、いや待て、BLからそれるな。大切なものを踏みにじればそれはもうBLなんだよ!雪割草の白ったらもう大切な穢れのないもの。稀な白なんです。同じものはないんだよ。そしてそういうものを踏みにじってこそBL。

靴でどうだろ。身に着けるものだと弱い。単なる嫌がらせっぽいなあ。私にはたぶんまだシャッフルが難しいんだな。惜しみなく捨てることができない。

そして、踏みにじるっていきなり言われても唐突過ぎるよね。BLは関係性なのに、17音は盛り込める情報量が少ない。もういい、シンプルにいこう。

今日の俳句:

こころなき雪割草の白を汚す


今日はここまで!!!