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VOICEROID実況にYMM4を使いたい人のメモ ~立ち絵に関する色々~【ゆっくりMovieMaker4α】

この記事は、ゆっくりムービーメーカー4(YMM4)についての個人的なメモ書きです。ボイロ実況での使用想定です。

前回は導入編ということで簡単に環境設定について書きました。
今回は立ち絵について。YMM3から扱いが変わるらしく、また細かい挙動で戸惑うことも多かったのでその点をまとめていきます。

2021/09/13
YMM4の機能が増えたため、立ち絵に関しての記事をリメイクしました。
こちらの記事は古くなっているため、以下の記事をご覧ください。

2021/08/16
動く立ち絵素材形式に更新があったため、最新情報を踏まえた解説動画を作りました。立ち絵のセットアップや立ち絵の使い方に関しても解説していますので良ければこちらも。

■立ち絵素材について

今回説明で使用する立ち絵素材は、口パク設定済の「動く立ち絵」です。YMM3とは立ち絵素材の命名規則が異なりますので、作成する際はご注意ください。
素材に関しては、今回は取り上げません。

■立ち絵アイテムの基本的な挙動

立ち絵アイテムは人型のアイコンからタイムラインに追加します。
追加される際の座標、デフォルトの設定はキャラクター編集の設定をもとに決定されます。
(使用している立ち絵はこちらのものをお借りしています)

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立ち絵アイテムの絵をそのまま切り替えることも可能ですが、毎回立ち絵を置いて切り替えるのが面倒です。そんな時に「表情アイテム」を使用します。

表情アイテムは、立ち絵の下レイヤーに配置することで機能し、部分的に表情だけを変更させることができるアイテムです。

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表情アイテムを使用することで変更量が少なく済みますし、立ち絵そのものは常時レイヤーに置いたままにできるため、保守性も高くなります。
(立ち絵アイテムだけで変更していると、2アイテムの区間が空いたりといった事故が起こりがちです)

◇表情アイテムについて

よく使う表情はテンプレートとして登録しておくと便利です。私はころころと表情を変えたいので、こんな感じに羅列しています。
キャラ数が増えてくると管理方法を考えないといけませんが……。

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また、字幕がついた時のデフォルトの設定がキャラクター編集から行えます。主な用途は、キャラクターが喋る時だけ開いた口を設定したい時ですね。

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字幕機能内に立ち絵設定が含まれる関係上、字幕の下に表情アイテムを置かなければ機能しません。各アイテムの配置レイヤー順序は以下のようになります。
 ①立ち絵アイテム
 ②字幕アイテム
 ③表情アイテム

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ちなみに、各アイテムは上下レイヤーに隣接する必要はありませんので、アイテムの種別ごとにまとめて使うと管理しやすいです。こんなかんじ。

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■表情アイテムと共に使えない機能

便利な表情アイテムですが、いくつかの機能とは合わせて使用することができません。それは以下の機能です。

◇喋るときのみ表示

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字幕が表示される時だけ立ち絵を表示するオプションです。
常時立ち絵を表示したくない時に使用しますが、表情アイテムを使用すると立ち絵が表示されなくなります。
このため、字幕側の立ち絵設定で変更する必要があります。

◇口パク機能

表情アイテムを使用すると、立ち絵の口パクが行われなくなります。
字幕が表示される際も、口を閉じたままになります。
目パチは通常通り行われるため、バグのような挙動にも見えます……。
これが直れば、心置きなく口パク付きの絵を使用できるのですが……。

■まとめ

今回はYMM4で立ち絵を使うにあたり、基本的な機能をまとめてました。
YMM4の表情アイテムは便利な機能です。
ただ、現在は口パクが効かなくなるのがかなり痛く、編集コストがかかってしまうのが残念な点です。

それではまた。

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