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これから(お御髪素麺を作る公式にレターパックでタカハシ送りつける奴らがはびこる)合成音声界隈の話をしよう

2024年1月になってどこを見てもあんまり明るい話がありません。
動画投稿やらnoteやらなるべく人に面白がってもらおうと思いながら活動している身分としてはなんかこう、動いた方がいいかなぁとか思ってできることがないかなと考えてふと記事でも書くかと考えました。

でも急に面白そうな話題もないしなーと思ったので


合成音声(界隈)のことでも題材にするか!


ということで(?)普段私がいるこの界隈のことでも書いてみようと思います。

正直テキトーに探してインスタントにチーンってできそうな題材でなんか書く、という軽い気持ちでやっているのでリラックスしながら読んでください。今回はあんまり厳密さとか考えずにだらだらやりますので。普段はしゃんとしてるよ。

「合成音声界隈」というクソデカ括りについて

2023年12月下旬頃、突然「合成音声界隈は新規に厳しい」というような流説が青い鳥が旅立ったSNS内で広まりました。

正直私はなにが"厳しい"のかよく分からないので「へー」って軽く流していたのですけど。

そもそも"界隈"がどの範囲のことを示しているのか、"厳しい"という語彙が「(動画投稿者として)見てもらえにくい環境だから厳しい」のか「(コミュニティとして)受け容れられづらい土壌になっていて厳しい」のか「(創作をするのに)初期投資などの金銭的な理由で厳しい」のか、なにひとつ明言されないまま語られているので収拾つかないハズなんですよね。

なのになんか皆さんいろいろと抱えているのか出るわ出るわと。
まぁたしかに、自分が根ざしている土壌が固まっているのかの確証が欲しいって不安感も分かる気もします。

話は変わり、ぼすきーというとある合成音声ソフト関連コンテンツを取り扱うMisskeyサーバーにアカウントを作ったときにぶつけられたリアクションを見てみましょう。

はい。右も左もわからない状態で入ってきた人にタカハシの絵文字をぶつける界隈です。ここは。

これを「あったけぇ…」と見て取るか「えっ…」って困惑した表情を浮かべるかは人によると思います。ちなみに私は後者でした。

まぁ、コミュニティだけを指して界隈を判断するのも早計だと思います。

そもそも合成音声界隈は、おもに合成音声ソフトであるVOICEROID(今はA.I.VOICEかVOICEPEAK)、CeVIO AI、VOICEVOXなどに起用されているキャラクターたちを扱う大きな二次創作界隈です。

代表的なのは結月ゆかりですかね

合成音声ソフトを使用して作った動画などの創作物は基本的に公式のキャラクター設定に準拠しつつ、創作者の想像が混じった2次創作となります。

じゃあ公式はきっとまともなんだなー!!
と期待してしまうのもやむなしでしょう。

でも公式はキャラクターのお御髪をイメージした藤色のコラボそうめんなどという字面の強い商品を展開してくるいっそうの強者です。

この界隈にしてこの公式あり

そして琴葉姉妹で同じことしてくるとは思ってませんでしたよ。
シアンとピンクのそうめんってなんなの?食べられるの???

どことなくアメリカのお菓子にも見えてくる

あとは新しい合成音声のサンプルボイスが流れると「ア゙ッ」と声にならない叫びを上げながら浄化される人だの、噂の絶えないあの人を北海道小樽市北部の祝津エリアにある岩礁送りにするだの、公式もコミュニティもこんなかんじの人たちにあふれている優しい世界です。

とりあえず、これを書いているあおもやさんはそこはかとない距離感を持って界隈と関わっている側にいるため、取り上げたのはごく一部であることをご了承ください。正直私はノリについていけない

じゃああおもやさんの認識は?

私ことあおもやさんは周知の通り(認知されてるの?)合成音声ソフトを使って趣味で動画投稿活動をしています。
noteではBluemist名義にしているのはなんとなく変えたかっただけ

なんだかんだで4年くらい続いていて、100本は投稿しているそうなのでそこそこ上げているほうです。

なんで合成音声ソフトを使った創作をしているのか、というと

  • とある心身ともにズタボロにされた仕事が終わって長い休暇が取れた

  • なにもしてないと狂いそうなのでまだ手を出していない動画編集でも手を出してみる

  • しゃべるの苦手だしよく見ている合成音声(VOICEROID)でも使ってゲーム実況動画作るかー

って割と消極的な理由ではじめました。「○○さんの動画が好きすぎて自分でも作りたくなりました!」みたいなのを言えれば良かったですね。憧れとかなんもないです。

ちなみになぜVOICEROIDの動画を観ていたのか、といわれると

  1. 他人の感情に敏感なので実況を聞いていてしんどくなる人が多すぎる(叫びとか怒声とかがダメ)

  2. 後付け実況なのである程度編集されていることが保証されている(垂れ流しのような体裁にならない)

  3. ゆっくり(AquesTalk系)音声と比べて聴き取りやすい

というような理由がありました。お前本当にこのキャラクター主軸の界隈にいてていいの?と疑問視されそうですが、キッカケなんてそんなもんです。

なんだかんだ動画投稿を続けてきてキャラクターに対しての距離感も変わってきて、自分が作る創作の「キャラクターたち」という括りができてきました。愛着ももちろんあります。でなきゃ推しの絵師さんに有償立ち絵依頼やチャンネルアート依頼なんてしません。

で。私がどうして合成音声という界隈に面白さを感じているかというと、実況や劇場、車載に料理に解説にと渾然一体となっているジャンルを共通のキャラクターという認識がまとめている雰囲気が面白くて片足突っ込んでます。正直濃すぎる面々が多いので足首あたりくらいで止めておきたいんですけど

こういうジャンルの隔たりなくいろんなものを観られるというのは珍しいことです。また、同じキャラクターを扱いつつ、自分なりの性癖特徴を持たせて差別化させるのか、という独特な雰囲気も楽しいところです。

前にもどこかで書きましたが、合成音声の動画は「自分の思うかわいいで殴り合う」創作だと思っています。視聴者に「この動画に出てくる子かわいいなー」って思わせたら勝ちです。助走をつけて殴りにいけ。

私は私が扱うキャラクターたちで実現したいことがあって、そのために動画を作っています。それらは実況の体裁だったり解説だったり物語に仕立てたりと、違った傾向を持っています。

以前は自分の頭の中にあるぐるぐるどろどろした何かを二次創作の体裁を保ちながらぶつけることを困難に感じていたのですけど、自分だけのキャラクター性を決めたり動画の方向性を考えたりしてなんとか形になってきました。

今年はゲーム実況のほかにもそういう雰囲気を重視した物語なんかも出していきたいなーと思ってますね。そのためにもいろんな方面からインプットもしないといけないので、アウトプットだけに留まらないようにしましょう。

なんかいいかんじに今年の抱負っぽくなったのでこのあたりで締めます!

ここまで読んだ方々の気持ちが少しでも上向いたのなら筆を執った価値があります。創作というのは精神的に安寧を保つ手段でもあると思うので。

それでは!


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