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昨日の夜から母の血圧が下がって来たので、父と一緒に母の呼吸を監視中🔦

母のため、私の誕生日をトップスのチョコケーキでフライングで祝った次の日。

この日は朝からヘルパーさんが、
「一昨日までは、話しかけたら目で反応したりしてたんだけど、今反応しなくなって来てる。」
と仰っていました。

70代半ばで、今までお仕事で色んな人の最期をご覧になってきたので、ヘルパーさんも最期が近い人が、どんな経緯を辿り亡くなるのか、
ちゃんとご存知でした。

それでも、この朝の時点では酸素飽和度も99くらいあり、
訪問看護師さんが血圧を測っても120や130くらいあったので、
「何かあれば、夜でも緊急で僕来ますので、いつでも呼んで下さい🙂」
と仰って、去っていきました。


「お母さん、いつ全うするかわからないし。今日は出社の予定だったけど、今日もリモートにしようかなー。」
と私が言うと、父が
「今日はまだ大丈夫と思うよ。何かあったら、すぐ電話するから😀」
と言ったので、午後から私も出社しました🚃

家を出る前に、ベッドの上の母に
「じゃ、お母さん。私、会社行ってくるね!夜には戻って来るから、息しててよね!😀」
と言って、出社しました。
母は頷いたりはもうしなかったですが、目でしっかりと、こちらを見ていました。


仕事では、眼鏡をかけた長谷川博己似のイケメン上司が、

「青柳さん、お母様は大丈夫?仕事なんて、他の人に頼みゃ良いんだから、無理しないでね😀」

と仰ってくださり。

お心遣いが嬉しいのと、
親切なイケメン上司がカッコよくて仕方ないのとで、
私は完全に目がハートになってました😍(笑)


その日の仕事を頑張って6時くらいに終え、1時間くらいかけてバスと電車で実家に帰りました🚌🚃

この時、なんとなく、夜にいらっしゃる訪問看護師さんのお話を聞きたいと、凄く思い…
最寄駅に着くなり、駆け足で実家に向かいました💨

実家の玄関を開けると、訪問看護師さんの青いスニーカーがあったので、
「良かった〜、訪問看護師さん、まだいらっしゃる!」
と、コートを着て通勤用リュックを背負ったまま、母が寝ている和室へ行きました💨


和室へ行ってみると、訪問看護師さんと父が、ベッドの上の母をジーッと見ていました。
「お世話になっておりま〜す!」
と私が訪問看護師さんに言うと、
「お世話になっておりまーす😄」
と、訪問看護師さんも笑顔で返して下さいました。

一方で母は、息はしているようでしたが、
なんだか力無く目を半開きにして、口を開けたまま横たわっていました。


「…ん??大丈夫??😮」
と、ちょっといつもと違う雰囲気を感じた私が言うと、
「ええ、ちょっとね…😅」
と訪問看護師さんは仰り、
「ちょっと、血圧がね〜。下がってきたんですよ〜。」

と、私に説明して下さいました。


「血圧が下がったり、おしっこが出なくなると、いよいよですよ。」
と、数日前に訪問医の先生が仰っていたのを思い出しました。

ああ、いよいよかぁ〜!😧

というのが、私のその瞬間の感想でした。

朝に120や130くらいあった血圧が、この夜の時点では、80台や70台になってきたそうで。
つまり、母の心臓が、だんだん参ってきた、ということです。

訪問看護師さんが夜にいらした時には、
時々母が眉間に強く皺を寄せ、苦痛を感じているようだったので…
父と相談して、ちょっと死期を早めちゃうことにはなるけれど、この夜からモルヒネの投与量を増やして、苦痛を和らげることになったとの事でした。

「今日、会社に行く時ね〜。母に、『夜には帰って来るから、息しててよね〜!』って言ったんですよ〜。息しててくれて、ありがとね、お母さん!😄」
と私が言うと、看護師さんも父も笑っていて、父は母の頭を静かに撫でていました。


本当に、本ッッ当に、
この前日に母の血圧が正常値で、母の意識がそこそこあるうちに、
私の誕生日をフライングで祝っておいて良かったと、痛感いたしました
‼️



その後、ヘルパーさんの買ってきてくださったお刺身と、ヘルパーさんの作って下さったおでんやインゲンの胡麻和えで、父と一緒に夕食にしました。

👨「お母さんは、2021年5月に告知されたから…もう2年8ヶ月頑張ったのか〜。」
🐆「3年生存率16%って言われたんだよね。16%には、あと一歩届かなかったけれど、20%くらいに入るのかな?大したもんだよね✨お母さんは、今週末いっぱいくらいかね〜?」
👨「いや、明後日(日曜日)までは持たないと思うよ〜。今日の夜か、持って明日の朝、かねぇ…」

そんな会話をしてすぐ、父も私も入浴して、寝ることにしました。

「お父さん、もし万が一、私がお風呂入ってる間にお母さんの呼吸が止まっちゃったら、スマホにかけて!スマホ脱衣所に置いとくから👍」
と父に言って、ハラハラしながら入浴もしましたが、幸い母に何事もありませんでした。

父は和室で母の横に布団を敷き、寝てしまいましたが。
私はお風呂からあがっても、気が気じゃなくて、母が息をしているか、髪にドライヤーをかけたり、歯磨きをしながら、何度も和室に確認に行きました。

私も父も寝ていて気が付かない間に、母の呼吸が止まり、死後硬直していた…
は私的に嫌だったので、徹夜して、母の呼吸を張り込んで監視してやろうか✊とも思いましたが…
やはり、眠くなってきてしまったので、
スラダンの石井くんと同じことをしました💨

お母さんの心臓よ、明日の朝ヘルパーさんが来るまで持て〜✋🤚
ヘルパーさんが来るまで持て〜✋🤚

と、母の背中にそっと両手を当て、思い切り集中して、母の心臓に念を送ったのでしたw


☆彡



そして、心穏やかではないなか、なんとか寝て、
今朝起きると…

父がリビングでセッセと腹筋してました💨

父が腹筋している姿を見た時の安心感が、ハンパなかったです😂


母は、ゆっくりと、弱々しくではありますが、なんとか呼吸を続けていてくれました。

そして、ヘルパーさんもいらっしゃり、
訪問看護師さんも午前の訪問にいらっしゃり、
今に至ります✨




バイタルを測る訪問看護師さんと、母。

私と父がベッドの上の母を見ていると、
目の力は弱くなっているものの、

「私はまだ生きてるぞ〜!」

と言いたげです。

体温は下がっていますが、まだ、おしっこもある程度出ています!

「こりゃ、意地で、私の誕生日まで生きようとしてるのかねぇ〜😄」

なんて、父と話しています。


さあ、もうすぐお料理好きのヘルパーさんの作った天麩羅が揚がります✨🍤✨

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