5,000字ノックを終えて 習作発表します
明けましておめでとうございます。昨年は、お読みいただきありがとうございました。
本年も、引き続き読んできただければ嬉しいです。
そそのかされてうっかり参加
昨年は、天狼院書店の「ライティングゼミ」という物書きの登竜門とも言える4か月で文章力を200%底上げするという講座を受けた。
理由は、自費出版のため。
元々、ずっと受けたかったのだが、4か月で8回講座開催の受講料4万円の工面がなかなか出来なかったのだ。でも、受けたおかげで、「最後まで読み終えてもらえる文章」という設計方法について、なんとかモノにすることができた。
そうしたら、なんと、友人が私の課題合格したサイトから、「ライティングゼミ」を受講してくれた。素直に嬉しかった。天狼院のファンとして、その良さを話せる人、ゼミのことを話せる友人が身近にいる。これほど、「共通言語」が持てることを嬉しく思う機会は少ない。
友人は、もともとライターであったので、めきめきと上達し、私が二の足を踏んでる「ライターズ倶楽部」でもライターとして投稿をしている。
その友人に、「一緒に正月、苦しもうよ」とお誘い受けたのが、年始10日間の特別講座「ライティングゼミⅡ」だった。
正直、迷った。受けた方が良いとは解かっている。いつも出てくる「お金が無い」という逃げ道はその時は無かった。
2日迷って、申し込んだ。正月元日から開始の通信講座。5000字の課題付、しかも公開フィードバック。もう、恥をさらす前提で書かねばならない。
自分のクセを自覚する
1月4日、いよいよ5000字ノック開始である。24時間以内に、2本書いて、報告する。いたってシンプルだけど、1日1万字を毎日書くには、本当に「書きたいテーマのストック」が必要だった。それも、じっくりコトコト煮込んでしっかり自分の言葉に落とし込めてるやつ。
「書くことはサービス」という前提で、「最後までスルッと読める長文」
舐めてた。本当に舐めてた。
そして、自分のクセを自覚する。
「セオリー通りに出来ないわがままな書き手」
この記事もそうだけれど、やはり、「他人に伝える文章」とは、どこまでも寄り添えなくてはならないし、かといって細かすぎても、回りくどすぎてもダメ。いい塩梅って、本当にきちっと基本に忠実じゃないと成り立たないんだなと、これを書きながら思う。情けないが、事実だ。そういう文章の書き方ばかりしてきたから、どうしても練って計算されてる文を書ききれていない。
これは今日行われたユーチューブ上での公開フィードバックを見て、本当に実感した。上手い人は、ほんとうに隅々まで美しい設計の5,000字なのだ。ぐうの音も出ない。勿論、それなりに筆に覚え有りな人しか集まらないのだろうが、それにしてもスゴイなと思う。片手間で書いてては、きっとたどり着けない。
そこを自覚しただけでも、今回の受講は価値が有る。
書くこと自体は苦で無いのなら、スピードを持って「最後まで集中して読める文」を書くことは、きっと出来るはずだ。もっと、自分の中に「たとえる力」と、第三者目線を持つしかない。それには、やはり、読んで書くしかない。
プロの物書きさんは、本当にすごいことを日々されているのだな。そこへ近づけないと、いや、目標にしなくてはならない。
恥さらしは徹底的にしておこう
と言う事で、書いた5000字ノックを9本ほど明日から公開します。それとは別で、また、新たなそそのかしに乗っかったので、短編小説を書いてみようと思っております。
小説こそ、つじつまもテーマもしっかり決めておかないとかけなさそうだけれど、ふと、ストーリーの欠片が降ってきてしまったんです。それを膨らませて、正月の講座を聴きながら文章に仕上げたら、掛けそうな気もするのですが、オナニーで終わるやもしれません。
でも、天から降ってきた欠片が、予想以上に自分が書きたいテーマにもなじみそうで、デザインするのがちょっと楽しみです。
結局、恥をかこうが失敗しようが、こうして文章を書き綴ることは好きなのです。下手の横好きでは終わりたくない。もっと、文章でいろんな人の役に立ちたい。そこを忘れずに、今日からまた、書く修行を続けていきます。
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