Episode4 BLUEGOATSグループインタビュー、2ndワンマンを終えて
ーBLUEGOATSとしてデビューして半年経ちましたが、どうですか？
かいな：早かったです。すごく密度の濃い時間でした。前のグループではレッスンも振り入れくらいしかなかったし、そこにある振付を何も考えずに覚えていただけだったんですけど、、今は一曲にすごい時間をかけていて。全部を一つずつ丁寧にやっていたから、っていう意味で、ただ過ぎていく時間はなかったから、濃かったです。レッスンも一回一回大事で、前は踊りとかも揃っていなくてもお客さんはステージを見ていなかったし、綺麗じゃなくても成立してました。今はバラバラなものを見せられないっていうのがまず、一番大きい感覚です。
チャンチー：そうですね。私も、考えて行動するようになりました。
マリン：私は、それも大きいけど、体感的に3年で横アリって言うことを考えると、時間がないなっていう感情もあります。
ーとりあえず、結局みんな忙しいっていうのが感想ですね(笑)
一同：(笑)
ー今の横アリに対しての距離感はどうですか？
チャンチー：デビューの時と変わらないですね
マリン：そうだね
かいな：正直近づいている感じもしないです。進めているかどうかの感覚も分からない。
チャンチー：いきなり近づいてきそうだけどね、ある日突然(笑)。でも、徐々に近づいているな、って実感はないです。
かいな：前のグループの方が、近かったような気はします(笑)。あの時は何もわからなかったからこそ、行けるんじゃないかって、軽い気持ちで思ってました。
マリン：今はお客さんの数とかも気にするようになっちゃったから、尚更そう思う。
かいな：ライブも少ないし、生の反応を見れることもあまりないから。
ー距離感について、その大きい部分を占めているのはYouTubeをはじめとしたSNSだと思いますが、再生数だったりとか、それについては？
かいな：うーん、あまり何も思わないかも。昔の方が再生数も多かったし、それで来てくれるお客さんも多かったから、ちょっと気にはなるけど。落ち込んではない。
チャンチー：私も、当たり前っちゃ当たり前だから、そこまで気にしていないです。方向転換したっていうのと、伝えたいこととして主がYouTubeではないので。
ーそんなに皆さん気にしていなかったんですね
チャンチー：まあ、気にはなるんですけどね(笑)。
かいな：強がっちゃうところはある(笑)
ーじゃあ、YouTubeでAV実況とかバズった時はどうでした？
マリン：うーん、、、
かいな：もちろん再生数が多いことはうれしかったし、こんなに身体張ってバズらないよりはバズった方がいいんですけど、いざ辞めると心がめちゃくちゃ軽くなりました。
ーもうじゃあ、あの頃に戻りたくない？
一同：そうですね(笑)
チャンチー：絶対無理だ(笑)
かいな：今やれって言われても、できません。
マリン：あの頃は頭がバグってました(笑)
チャンチー：目の前のことに必死でした、、
かいな：これしか私たちにはないって思ってました。あれをやって伸びたところで何？って今だったら思います(笑)それで好きになったところで、YouTubeを見たいだけで、ファンにはならないから。曲が好きになっても、一回ライブきて終わりとか、チェキを取って終わりみたいな人も多かったです。
ー他に、以前と意識が変わったことはありますか？
かいな：髪型は意識するようになったかな？肌も綺麗にするとか。マリンもメイクを落とすようになったし。
ー今までメイク落としてなかったんですか？
マリン：正直やってなかったです(笑)めんどくさくて、、でも今は時間も限られてるから、ちゃんとしないとと思っています。
かいな：やっぱり、動画でも分かりやすい変化は大事ですからね。
マリン：アイドルは可愛ければ可愛い方がそりゃいいし。今まではそこまで考える余裕がありませんでした。
ーBLUEGOATSはここは負けない、みたいなところはある？
マリン：ネガティブな体験だったり、私たちの暗い過去を歌だったりで伝えているから、他のキラキラしたアイドルさんたちでは見られないものはあるのかな、とは思います。ライブでそれを伝えられることかなあ。
かいな：アイドルは恋愛ソングとか多いから、逆に恋愛経験がないからそこは歌えないですけどね(笑)。曲の解釈や見せたい景色があるアイドルさんも少ないんじゃないと思ってます。
あとは、楽屋の片付けも早い！一人のメンバーの特典会の時間が押したりしたら、他のメンバーが勝手に荷物片付けてくれたりとか。
チャンチー：早く帰りたいしね。
一同：(笑)
チャンチー：あとは、ボイトレの先生には、連携が強いね！とかって言われます。必要なファイルとか送ってなかったりしたら、すぐメンバーで共有できます(笑)
マリン：私は、皆ほんとにグループのことが一番だよねって言われました。ほんとにBLUEGOATSしかないんだね、みたいな。
かいな：憐れまれてるかも(笑)。でも毎日事務所に来てますしね、、
ー今日来たくないな、とかないの？
かいな：めっちゃあります。今日ここで階段から落ちたら、遅れられるかな、とか(笑)。でも、二人がサボってないだろうなって思うから、ちゃんとこないとと思って頑張ってます。
マリン：自分も逃げたくなることがあるけど、私が止まると皆に迷惑がかかるなって思ってとどまります。
チャンチー：わかる、私も毎日のように思う、、いつまでこれが続くのかっていうのは、ずっと考えてます。アイドルって別に、定時に事務所に来るっていう職業じゃないですし。
ーかわり映えのない毎日に、刺激がほしいのかな？
チャンチー：集合場所が違うだけでテンションが上がります(笑)。事務所じゃないだけで。
かいな：私もボイトレの先生に私も相談したら、マッチングアプリやったら？って言われました(笑)。
ーこの生活が続くっていうことが地獄ですか？
かいな：うーん、そう言われると違うかもしれないです。なんだかんだ前のグループ含めて、YouTubeは2年くらいやってたし。
ーそういえば丁度二年前は、マリンが30日連続配信をやっていました。どうでしたか？
マリン：精神的にきつかったです。身体もずっと痛かったし。
かいな：そういう経験があったから、これからも耐えられるかも。
ー改めて過酷ですね、、事務所にいて、休憩時間は何をしていますか？
チャンチー：休憩っていう休憩はないかもしれません。ご飯食べる時くらいは、皆で好きなものを食べています。
ー忙しいですね。食事はそれぞれ作り合っているそうですが、好きな事務所飯は？
かいな：マリンが作るジャージャー麵！私だけキュウリを取り除いてくれるんですよね。
チャンチー：ジェノベーゼは好きです。家のパスタは美味しくないんですけど、ここのは好きです。社長が作ってくれるんですけど(笑)あとは、鮭と味噌汁とかを皆で囲むこともなかったので、それも思い出です。
ー鮭を囲むのは、家族以外ないですからね(笑)
マリン：私は昨日更新しました。トマトクリームパスタです。めちゃくちゃ美味しかった。
かいな：毎日一緒にいるから、コミュニケーション取り切った感はあります。もういいかな(笑)。
チャンチー：だから逆に周りの関係者の方には、ほんとに仲いいの？とは聞かれます。外で喋ることもないし。
ー最近話したこと覚えてる？
かいな：コカ・コーラゼロおいしくなったよ、とか？
チャンチー：あとご飯食べる時はアニメ見てるから、その話とか。
マリン：最近は行けてないけど、映画もよく見てました。
チャンチー：そういうことから刺激を得たこともあります。あとは、大手アイドルさんのライブに一緒に見に行ったりとか。そこから自分たちのパフォーマンスの見直しとかします。
ーそこから、BLUEGOATSに対して改善するんですね。逆に、今お互いに抱えている不満はありますか？
かいな：マリンが玄関に靴下を脱ぎっぱなしにすること。
マリン：もこもこの靴下を履いて外に出れないから、忘れちゃいます。
チャンチー：かいなちゃんも鞄汚いよ？
マリン：食べかけのものを置いてるのは嫌です。
かいな：やり返された！(笑)
ー全員同じじゃないですか(笑)。新メンバーはどうですか？
チャンチー：ほしい！
かいな：ステージも大きくなるから、それは人が多い方が映えるし、単純に人が多い方が楽しい(笑)。やっぱり、ムードメーカーみたいな子はほしい。
マリン：曲がネガティブだから、明るい子がいるといいね。
チャンチー：辞めなければそれでいいってわけではないけど、やめないことは大きいと思います。
ー最後に、将来的に、自分が個人としてやりたいことはありますか？
かいな：他のアーティストさんの歌も歌いたい。フィーチャリング？みたいな。ボーカルとして仕事出来るようになりたいです。
チャンチー：Tiktokはもう少し頑張りたいなあ。。テレビにも出たい。しゃべくりも出たいです！グループを知ってくれるきっかけが増えるように、人間性もしっかり出したい。
マリン：漫画を書いてるので、色々なものを描きたい。自分のことだけじゃなくて、グループ全体のことも、自分が描きたいというよりかは、自分の幅を広げたいです。
ーロフトに向けて最後どうぞ。
かいな：7月10日ワンマンライブが新宿ロフトであります！新曲や新衣装だったり、色々サプライズがあるかも。。？なので、ぜひ来てください！
一同：お願いします！
（インタビュー：林田浩作｜ 写真：すずき大すけ ）
BLUEGOATS 3rdワンマンライブ
■日程 7月10日(日)
■会場 東京都・新宿LOFT
■開場/開演 18:00/19:00
■料金 VIP 10,000円/ 一般2,500円
購入はこちらから
https://bluegoats.theshop.jp/
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