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Episode3 ダイナマイト・マリン、2ndワンマンを終えてインタビュー 「自分もどんどん入り込んで死にたくなってます」

ー今2ndワンマンライブの下北沢SHELTER(2ndワンマンライブ)を終えて走り続けていますが、今の活動の方向性はどう思っていますか?

自分たちで作詞とかするようになってから、曲への向き合い方が変わりました。前のグループでは、ファンの人に「君たちのライブの良さは何?」と聞かれても上手く答えられなかったです。それが自分の中でもやもやしていたけど、今は自分たちの経験を元に書いているから、自分たちにしか伝えられないものだという自信があります。私はやっぱり地上のアイドルが好きだったので、アイドルはステージの上でただキラキラしていないといけないと思っていたけど、BLUEGOATSになってから、自分たちしかできない寄り添い方をしていきたいと感じています。

ー逆にワンマンライブで後悔していることや見えてきた課題は?

3年で横アリに行く、という目標を掲げているのだから、それこそデビューライブから動員を増やさなければいけないと思っていたので、ソールドアウトできなかったから、不安でした。いい意味でプレッシャーになっています。

写真:すずき大すけ

ーライブ前、ワンマンライブはソールドアウトするものだと思っていた?

自分たちのやるべきことはしっかりやれている自信はあった。ただ集客については厳しかったし、それが全てではないとは思っていました。路線を変更したことも大きいので。

ー例えば過激だったとして、それを突き詰めればソールドアウト出来たと思う?

うーん、、、可能性はあると思うけど、長い目で見た、横アリを目標としたときにはちょっと違って、後々限界は来るのかなと思いました。あと、登録者や集客をすぐにむやみに伸ばしても、それは数字でしかないなと思った部分もありました。

ーなるほど。2ndワンマンライブで失敗したことで、活動についての不安感は芽生えました?

やっぱり少し不安にはなります。目標が決まっているからこそ、どうしてもゴールと比べてしまいます。ロフトという次のゴールについても、やっぱり時間がなくて不安ですし。

ーパフォーマンス面で、今思っていることは?

デビューしてから歌い方も変わってきました。ライブをするたびに、私こういう感情があったんだ、って気付きます。段々と感情が強くなってくる感覚です。曲への思い入れも強くなっていっています。
今までは自分の中で、内側で感情があふれていました。でも、私が作詞をしていない曲も自分と重ね合わせて歌えるようになったし、これを自分の中だけで抑えるのではなくて、皆にも伝えたいという衝動があります。

曲に自分自身がどんどん入り込んでいっている感覚もあって。かいなが作詞した『死にたい夜』という曲も、自分もどんどん入り込んで死にたくなってます(笑)。

写真:すずき大すけ

ー活動していくにつれて、想いが歌に乗っていくのかな。

横アリということを目標にしているからこそ、このままでいいのか?という葛藤が、思い入れを強くさせているのかも。目標自体はぶれずに頑張りたいけど、本気で目指しているからこそ、もちろん葛藤も大きいです。だからその葛藤から逃げずにライブに臨んでいる気持ちはあります。

ーロフトを含めて、これからのライブに向けて変化したいポイントはありますか?

この前ライブした時、初めてコンセプトだったり深い話をしたけど、思ったよりお客さんは自分たちの伝えたいことについて理解をしていなくて。だからそれをきちんと伝え続けていかないといけないという想いはあります。
それはもちろんライブのMCやパフォーマンスだけじゃなくて、ライブに来る前段階でもきちんと伝えていかないといけないんじゃないかと思います。YouTubeだったりもあるけど、私は漫画もあるので。しっかりと想いを伝え続けていきたい。

ー最後に、意気込みをどうぞ。

私たちの目標が大きいからこそ、今は簡単に頑張ります、とは言えません。不安も大きいし。でも、伝えるっていうことは大事だし、それは理解したから、自分たちを信じる。せっかく今、グループを好きって言ってくれる方がいるし、伝えた結果共感してくれる人もいるとは思っていて。だから、これからも自分たちを信じ続けていきます!

写真:すずき大すけ

(インタビュー:林田浩作| 写真:すずき大すけ )

BLUEGOATS 3rdワンマンライブ
■日程 7月10日(日)
■会場 東京都・新宿LOFT
■開場/開演 18:00/19:00
■料金 VIP 10,000円/ 一般2,500円

購入はこちらから
https://bluegoats.theshop.jp/ 

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