Episode5 BLUEGOATSグループインタビュー 「横アリ3年っていうことを考えると、一回見直そうと思いました」

3rdワンマンである新宿ロフトでのライブ開催を控え、新メンバー加入も発表している『私を知りもしないあなたに言い返せなかった日の夜、私が書いた歌』をコンセプトに活動するアイドルグループ・BLUEGOATS。一方でYouTube活動休止を発表するなど、壁も大きく立ちはだかっている3人に、今の心境やこれからを伺いました。

ー 先日、YouTubeでの活動休止が発表されました。

かいな：今までYouTube活動をしてきましたが、どうしても方向性とかが定まらずに来てしまっていたところはあったので、ここで色々見直して、YouTube活動をもう一回頑張るために休止しました。企画とかもこれから変えていくための準備とかもあって。

チャンチー：YouTubeは私たちが3年で横浜アリーナにいくための手段なので。

ーここに至るまで、どういう模索をしてきましたか？

かいな：チャンネルが出来てから最初は、過激な企画をまずやってたんですけど、アイドルとして応援しにくかったり、曲を聞いてもらえないという葛藤はありました。
それからBLUEGOATSが始まって、それぞれに焦点をあてた企画をやるようになりました。マリンだったら運動音痴、私だったら料理下手、みたいな。キャラで人を知ってもらって、アイドルとして好きになってほしいと思って。

ー最終的にライブに来てほしいですしね。

チャンチー：企画としてパンチは無いから、見てくれる人も減って。

かいな：正直動画も、今ファンになってくれている人に向けて出していた感はありました。編集とかも変えて。画質荒くとか、Vlogっぽくしたりとか。

ー今振り返ってそういった試みはどうでした？

かいな：失敗だったかもしれないけど、やらなければ分からないから、やったこと自体は間違っていなかったと思います。

チャンチー：あと、編集の幅とかも広がりました。動画での話し方とか、構成だったりも。

かいな：他のYouTuberさんの動画みたりとかすることも多かったです。この画角だったら、ここの位置にいた方がいいな、とか？あとオチが見えてきたら、気を抜いて喋っちゃったりもします(笑)。

チャンチー：昔は2,3時間でも素材を撮れば撮れるだけって感じだったから、効率がよくなりました。

マリン：前は撮れ高を気にして、自分のキャラがぶれていたことはありました。アイドルとしての自分とYouTubeでの自分もずれていて。

ー色々な葛藤がありましたね。そこから、どういう話し合いをした？

かいな：そもそも再生回数が落ちたってことについては、ずっと話し合っていて。そこから方向性を切り替えて、でもある程度やり続けないと結果は見えてこない部分もあったからやったけど、でも大分前から大きく変えていかないといけないと思っていました。

チャンチー：半年前くらいかな？

かいな：やっぱりYouTubeは曲を聞いてほしい、ライブに来てほしい、だからBLUEGOATSを広めたいっていう目的でやっていたのに、YouTubeからライブに来てくれるお客さんも減ってしまって。横アリ3年っていうことを考えると、一回見直そうと思いました。これまではとりあえず小手先で変えていたけど。

ーこれからはどういう変え方をしますか？

チャンチー：今まではとりあえず他のYoutuberさんを真似しているだけだった。そもそも何のためにYouTubeをやっているか？どうすれば目的に近づいているか、を考えながらやってきます。

かいな：今までは、これで本当に合っている道か分からないまま進んでいた感覚はありました。今は正しい道順や方向も見えてきているというか。

チャンチー：でも、間違うことが悪いとも思っていないです。3年という期限があるから、焦らないといけないけど。

かいな：もしかしたらこれからYouTuberと思われることも多いかもしれませんけど、でも私たちの根本はアイドルだから。そういう意味では、分かってくれる人だけついてきてくれればいいかもしれません。

ーSNSだったり、youtubeのコメント欄でも心ないことを言ってくる人はいますしね。

かいな：私は過激なことをやっていたときからコメント欄見れなくなりました。立場上（企画をメンバーに）やらせていたこともあって。

チャンチー：方向転換して、コメント返ししてたころは見てたけどそこから見なくなったから、久しぶりにこの前見ました。やっぱりyoutuberが本当にやりたい、という訳じゃないし、悪意のあるコメントが来ることもわかっていたけど、休止動画も、もう少し皆アイドルである私たちが分かってくれていると思ってたから、否定された気持ちにはなりました。バカにされてるなって。

かいな：本人はアドバイスしてあげてるつもりなんだろうけど、私たちはその100倍は考えてるので。。それを言われたところで、とは思います。

マリン： 私はあんまり気にならないです。逆にやってやろう、って思います。

ーYouTubeも変わりますが、グループとしては新メンバーが加入します。それについてはどうですか？

かいな：ずっと3人だったら物足りないっていう気持ちはありました。ライブの表現の幅は広がるし、youtubeでも出来ることが増えていくと思う。それが嬉しいですね、大変なことももちろん多いけど。だから、辞めないで皆で頑張りたいです。

マリン：私もすごく嬉しくて、運営さんと面接してるところとかも見ていたけど、あまり決まらなかったから。横アリ目指して一緒に頑張る仲間になれると思うと、その気持ちが強いです。

チャンチー：私は、新メンバー欲しいっていう気持ちが強かったし、上を目指すには必要だと思ってましたけど、人には敏感だったかもしれないです。まゆた(元メンバー)が辞めたこともあるし、前の事務所でどんどん仲間だったり、信用してた子が辞めたので。次の日パッと消えちゃったりとか。でも二人は加入するってなってからすごく一緒にすごす時間が長くて、素直　だから、頑張りたいです。

まゆた

ー二人の第一印象を聞きたいのですが、かいなは毎回初対面の挨拶暗いよね？

かいな：私、めちゃくちゃ人見知りするんですよ(笑)前のグループのビラ配りとかでもそうだったんですけど、知らない人と話すのがすごく怖くて。だから自分を守るために態度も悪くなってしまいます。だから、第一印象なかったかも(笑)

マリン：愛嬌があってかわいらしくて、抜けてるところとか。

チャンチー：私も最初バリア張っちゃう。他にも何人か候補の子がいたんですけど、ソナと会った時、もう一人一緒に会った候補の子が絶対加入しそうな感じのインパクト強い子だったから、印象薄かったです(笑)。でもライブ見に来てくれたりとか、4か月くらいデビュー出来ないまま準備してくれてたから、信頼しています。素直で純粋だから、そのままでいてほしい。

マリン：ソナはグループのことがすごく好きって言ってくれてました。

チャンチー：私たちと違って、好きなことを好きってはっきり言ってくれる(笑)本人は自分のことを喋れないって言ってるけど、最近は打ち解けました。

ーオオハシについては？

かいな：初日は事務所へ来るって聞いてなくて、急に事務所にいたからびっくりしました(笑)。初めましてで喋ったら、めちゃくちゃ喋る子で。だからメンバーキャラとも被ってないから、初見でいいなって思いました。

マリン：いつもはふざけてるけど、急にスイッチが入って真面目になったりするところもあります。

チャンチー：私は最初ちょっとこわかった(笑)。ああいう人種の人に会ったこともなかったですし。二人ともだけど、私は振りいれとか一緒にいる時間も多かったから、打ち解けました。オオハシはアドバイスも真面目に聞いてくれるし。

ー二人は、他の候補の子と違うところとかありましたか？

マリン：皆すごくいい子達ばっかりだったけど、他の子はどこか辞めそうな雰囲気があったというか、、話していくにつれて、就職するか迷ってたりとか、二人がBLUEGOATSに人生をかけられるかっていうところは大きかったかもです。

かいな：三人のままがよかったっていう人がいたりだとかするだろうけど、見てくださいとしか言えないです。それで不満だったら、見なければいいだけの話だし。言いたいだけの人って多いと思ってて。

ーじゃあ、新メンバー加入して良かったってことかな？

一同　はい。

ーそんな二人を迎えて、いよいよ新宿ロフトのステージに立ちます。心境は？

かいな：私が初めてロフトのステージに立った時、ビラ配りとかで忙しかったこともあり本当に記憶がなくて。だから大きいところだけど、ここはゴールではないと思っています。5人で、ここから始まるという気持ちで望みたい。

マリン：5人で早くライブしたい。お客さんに、この5人で良かったと思わせられるようにします！

チャンチー：昨日の対バンで、私は初めてロフトでライブをさせてもらって、正直私たちが今やっていいレベルではないと思っています。だからといって落ち込んではいないし、それに向けてやれることはやっていきます。あとは、初めての方も多いと思うから、ファンの方と信頼関係を作っていきたいです。ファンの方同士も仲良くなってほしいし、私たちとも仲良くなりたい。

ーBLUEGOATSに来ようと思っているけど迷っている人にも、一言お願いします。

かいな：5人としての始まりでもあるし、後から思い返した時伝説みたいになれればとは思います(笑)。行ったことが自慢できるような思い出にするので、ライブに来てください！

（インタビュー：林田浩作）

3rdワンマンライブ「ああ、もう全部捨てよう」
■日程 7月10日(日)
■会場 東京都・新宿LOFT
■開場/開演 18:00/19:00
■料金 一般2,500円

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