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Episode7 オオハシ、初インタビュー 「ちょっと待ってください!足が攣りました!」

『私を知りもしないあなたに言い返せなかった日の夜、私が書いた歌』をコンセプトに活動するアイドルグループ・BLUEGOATSの3rdワンマンライブでお披露目された新メンバー・オオハシ。幼少期からアイドルに憧れ、加入決定から長い準備期間を経てようやく表舞台に立つ1人の少女の、決意を伺いました。

写真:すずき大すけ

ープレお披露目(6月26日)では、どうでしたか?めちゃくちゃ泣いてたけど(笑)

え、泣いてないですよ!

ー(笑)。緊張はしました?

緊張はめちゃくちゃしました。先輩たちがライブした最後にお披露目だったんですけど、すごく時間の流れが早くて。ソナが気を紛らわせるように楽屋で振付の練習とかしてたけど、私は震えすぎてました。

ーオーディションの時、最初の面接日を間違えたことが印象的でした。

すみません、、(笑)。生活リズムがバラバラなので、アラーム掛け間違えたり、オンにするのを忘れたり、この前は時間間違えたのプラス、朝財布とスマホと家の鍵をなくして30分くらい、かかって、家出て、駅まで着いたら財布と定期を忘れてたこともありました(笑)

ーというか、靴下左右違いませんか?

(笑)。よくあるんです、、あ、しかも裏返しだった(笑)。

ーめちゃくちゃですね。。

でも、こういう性格だからいつかどこかで刺されたりする気がします(笑)。
高校生の時、「私はいつ死んでも後悔無い!」って思いながら生きてました。でもある時すごいお腹ぺこぺこで家に帰っていて、ご飯を手に持っていたんですよ。で、「今ここで殺人鬼が現れたら、土下座してでも頼み込んでこのご飯だけ食べさせてもらおう!」って思って帰ってたことがありました!

ー。。。アイドルはいつから好きですか?

アイドルというよりか、色々なジャンルの曲が好きだったんですよね、アーティスト単位ではあまり好きにはならないで、曲を聴いていました。まあそれよりも、どっちかというと踊りが好きで。お母さんが換気扇の下で煙草を吸いに行くたびに、「見て!」って言って踊り始めてました。お母さんはめちゃくちゃ優しくて、でも物忘れも激しくて、すごくおっちょこちょいです!天然です!大大大好きです。

ーそうなんですね(笑)。家族と連絡は取ってる?

めちゃくちゃ取ってます。BLUEGOATSが決まってからは時間帯も合わず、取れないときもあるけど、、でも電話2時間繋ぎっぱなしで話したりもしてました。お兄ちゃんとも、この前1時間くらい話しました。家族は大大大好きです!

ーアイドルを目指したきっかけは?

幼いころは、さっきも言ったけど歌うことと踊ること、そして子供も好きでした。でも段々ダンスが好きだという気持ちが強くなったとき、アイドルさんっていう職業を知って、ダンスと歌がどちらもできる職業だって言うことがすごいと思っていました。小6くらいかな

写真:すずき大すけ

ーそのころはどういうアイドルが好きだった?

うーん、具体的なイメージはありませんでした、、BiSHさんを知ってから、キラキラなアイドルじゃなくて、表現を重視したアイドルを目指そうと思っていました。そこでBLUEGOATSがめちゃくちゃハマって。オーディションサイトもめちゃくちゃ見ていて、すごい時は毎日見ていました。あまりいいところがなかったっていうのもあって、それでもBLUEGOATSは最初はサイトから知ったんですけど、ライブ映像だったりとか本当に心に来るものがありすぎて(笑)。だから面談の時に「お前は性格的に絶対に無理だよ」って言われて、絶望しました。絶対受からないって思っていました。

ーなるほど。他に応募したところはあった?

昔一年やっていたところと、BLUEGOATSだけですね。前のグループは私が入ったあと、こんなこと言うのもあれですけど、メンバーがすごく抜けたりとか方向性が変わって。元々あったかっこいい曲もなくなったりして、王道アイドルみたいになったこともあって、頑張っていたけど難しかったです。

ーそこではうまくやっていましたか?

人見知りだったし、私だけ若かったから、距離もありました。プレッシャーも半端なくて、大変でした。記憶力がないからあまり覚えていないけど、、(笑)

ーBLUEGOATSで、決め手は?

楽曲がすごいのはダントツだったけど、YouTubeをすごく頑張っていたことも大きかったです。明確に目標があるのもすごくよくて、地下アイドルって曖昧なところも多いから、はっきり横アリを目指していることはありました。絶対に有名になるぞ!っていう気持ちは、前のグループと違う気持ちで挑みました。前のグループを辞めたときは、落ち込んで何も出来なかった時期もあったけど、このままだったら人生何もせず終わる、っていう覚悟を持てるようになりました。

写真:すずき大すけ

ーBLUEGOATSからメールが来たときは?

他に入りたいところはなかったので、しがみついてでも入ってやる!っていう気持ちでした。

ーで、面接の日付を間違ってしまうという(笑)

もう本当に焦って、メールを見てとりあえず謝罪だけしないとと思って電話したら、まさかの面接できました(笑)
面接で話していて、性格的にも自分でもマイナスしかないと分かっていたけど、熱意だけは伝えたいと思って、そしたら徐々に打ち解けて、どうしてかなぜか面白いねってなって、その日のうちにメンバーさんに会えることになったんですよ!

ーメンバーと会ってみた感想はどうでした?

めちゃくちゃうれしかったです!一緒に活動したいし、あこがれていた人たちだったから、もう少し可愛い格好で会いたかったです

ー僕も最初会った時は衝・・・

ちょっと待ってください!足が攣りました!

ー(笑)。発言が突拍子もないですね。

よく、何考えてるか分からないって言われるけど、何も考えてないんですよね、、この前も韓国系の映画を友達と見ていて、映画館でも感動系のシーンとか流れるんですけど、静かになったら皆のすすり泣きとか聞こえてきて、私が一人で笑ってました(笑)。心は感動するんですけどね、、だから基本泣くときは、本当にやばい時だけです。
今まで何も続いてこなかったし、すごい好きなことは頑張れるけど、面談後合格する前はプライベートでバイトとかあったけど睡眠時間1時間とかでめちゃくちゃ大変だったけど、それよりも充実していたし、すごく楽しくて、ずっとBLUEGOATSのことを考えていました。今まで得られなかった何とも言えない感情に襲われたりとか。レコーディング前日も深夜バイトだったんですけど、こんな短期間なのにBLUEGOATSのことばっかり考えていい意味で泣きそうになったりとか、生きててよかったって思います。
今までどこに行っても浮いている人間だったし、地元ではいじめられないときはなかったですからね(笑)合わせられない人間です、、あの、古畑任三郎のモノマネ見てもらってもいいですか?

ー遠慮しておきます(笑)。他に言っておきたいことはある?

左足が痛いです

ーwww 友達にはなりたくないけど、檻の中で見ていたいですね(笑)

左足がよく痛くなりやすくて!

ーもうその話辞めてください(笑)。ほら、ちゃんと新メンバーとして言っておくこととかあるんじゃない?初インタビューだし。

え、好きな食べ物とか?トップ3決めるの難しいです、、

ー特に言いたいことないってことですね(笑)意気込みとかください。

がんばるぞい。

ー(笑)。

(笑)。最初に言っておきます、私はダメ人間です!社会不適合者ですし、、でも、BLUEGOATSだけはぜっったい辞めない!皆私のこと嫌いになるかもしれないけど、無理やり居座ってやろうと思います。絶対にメンバーと一緒に有名になります!

(インタビュー:林田浩作| 写真:すずき大すけ )


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