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【不思議な夢】知らない京都を歩いた先には?

夢の中であり得ない距離を徒歩で移動した話。

少し前に見た夢の中に懐かしさと奇妙さが入り混じった不思議なものがあり、記憶に残るほど印象深いものだった。
通常ではありえないことが夢の中では当たり前のよう起きてしまったからだ。

京都の短大の教室にいるところから始まった。
とても懐かしい光景だと思ったものの、意外な人物を見かけて少し驚いた。
弟まで一緒に居たからだ。

(短大生の頃は京都で一人暮らしをしていたから)

弟に「晩御飯はカレーを作る」と話をしてから、足りない食材の人参を買いに行くことにした。
教室を出て私は違和感を覚える。
私の知っている短大とは全然違う光景が広がっている。

教室を出ると、ショッピングセンターにあるような野菜直売所がずらっと並んでおり、様々な野菜がカゴに詰められて販売されていた。

カゴの中をちらっと確認すると人参は置いてあったが、どれも買いたいとは思わなかった。
なぜ買いたくなかったのかは分からないが、他の場所の方がいいような気がしたのかもしれない。

帰宅途中にどこかに寄って買えばいいやと思い、短大を出ることにした。
普段とは違う道を歩いていると、神社が見えてきた。
神社の横を通り抜けると古い八百屋さんを発見。
どんな人参が売られているのか確認してみる。

店番のおばちゃん、どこかで見たことがある人なのだが、一体どこの誰だろうか。

そうだ、思い出した!

この人は・・・現実でよく知っている人だ。
現在の勤め先のリーダーである。
なぜかリーダーが八百屋の店員をやっていたのだ。

顔見知りが働いているお店だからここで買おうと思い、人参の他にもいくつかの野菜を購入した。

「また来てくれたらサービスする」と言われたので、それなりの会話をして八百屋を後にした。

さて、元の道を戻って帰るかと考えてみるものの、普段と違う道を通ったことで一瞬どこにいるのか分からなくなってしまった。
目的地を探す時はどんどん先に進めるが、いざ元に戻ろうとするとどの道を通ってきたのか分からなくなってしまうあれか。

とにかく、マンションがある場所まで歩いて行こうと思い、ひたすら無心で進んでいく。

途中でいくつかの神社の横を通り過ぎていった。
その中のひとつの神社の裏口から出てくる男性の姿を確認する。
「仕事終わった神職さんかな?」と思いつつも、この辺りって神社多いんだなぁって関心しながらひたすら移動していく。

歩いて歩いて歩いて・・・途中で小さな川の横をバランスを取りながら危なっかしく歩いてみたり、小さな橋を眺めながら「こんなに小さな橋大丈夫なのかなぁ」と変な心配をしながら歩いてみたり、やけに時間がかかっていることに何の違和感も抱かずにひたすら進んでいった。
もう歩くのが嫌だと思った矢先、目の前にはある光景が広がっていた。

白い雲、肌色の砂、濃い青と薄い水色のグラデーションの海だ。
海岸で漁師達が何やら話し合いをしていたり、網を片付けていた。

さっきまで京都の街中を歩いていたはずなのに、ここはどこなんだ?
一体どこに行きついてしまったのだろう。

近くに看板が建っており、地名を確認してみると・・・。



※〇〇〇と伏字にしたのはネタばれ防止と誤解を生まないため


福井県東舞鶴と書かれた看板だった。

ええ!?
福井県まで歩いてきてしまったのか!?
と、驚いたところで目が覚めてしまった。


目覚めて真っ先に思ったのは「看板の地名がおかしい!」ことだった。
現実の東舞鶴は京都府の舞鶴市に属しているからだ。

(調べてみたところ、舞鶴市の東半分に該当する)

ところが、夢の中ではなぜか福井県に属していることになっていた。
平行世界や異世界の中には舞鶴市が福井県に属している世界があるかもしれない。

平行世界や異世界の福井や京都がどうなっているのか気になるが、異世界へ行く方法を実践する勇気がない。
また夢の中に不思議な京都が出てくることを期待した方が良さそうだ。

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