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エンジェルハートリングという名前だけど…

前々回、Justin Davisについて書いたので、今回はもう一つ僕がずっと身につけている指輪を紹介しようと思います。

それは

Alex Streeterの『Angel Heart Ring』です

恐らく、これを読んでくれている方は一度は目にした事があるのではないでしょうか?

Alex Streeterというメゾンの名前を知らなくてもちょっとアングラな所に行けば結構付けている人は多いと思います。

Alex Streeterの代表作であり、最も有名な作品です。

元々、このリングは1987年に公開された映画『Angel Heart』(日本ではエンゼル ハート表記)にて、敵役を演じたロバート・デニーロに提供された小道具でした。

写真のように右手の薬指にエンジェルハートリングが光っています。

この作品の興行収入が約1700万ドルであった事を鑑みると、コアな層には非常にヒットしたという認識で良いのではないかと思います。

そして、このデニーロ演じるルイ・サイファーの装いも後のゴシックという世界観を形成する事に一役買ったとも言えます。

物語のキーアイテムであるリングの出来が余りにもイメージにピッタリだった為に、このリングは絶賛され、同時にこの原作のファンからのラブコールが相次ぎました。

その結果、エンジェルハートはその後Alex Streeterの代表作であると同時に定番作品として今日まで制作し続けられています。

1987年にオリジナルが製作された後、様々なセレブリティによって愛用されたこのリングは90年代中盤に大ブレイクを果たします。

当時、カルト的な人気を獲得し大成功を収めようとしていたマリリン・マンソンがリングを愛用していたのです。

悪魔を想起させる彼のヴィジュアルにピタリとハマったのが功を奏し、世界中の人間がこのリングを買い求めました。

そして、日本でも奇しくも時をほぼ同じくしてHyde(L'Arc〜en〜Ciel.VAMPS)がMVやテレビ出演の際に身に付けている事が多く見られ、そのリングの存在感の大きさにファンの注目が集まりました。

一時期はHYDESTのファンアイテムとして、ファンの方々がこぞって身に付けました。

手越祐也さんも身に付けられた事から、僕は手越さんがHydesさんファンである事を知った位です。

SEKAI NO OWARIのFukaseさんも身に付けられておりました。

特にHydeさんが身に付けられた赤色と琥珀色は物凄い人気であったそうです。

日本での正規の販売代理店は東京と大阪しかなく、インターネット通販が今程一般的でない時には、ライブ遠征の際に購入しようと多くのファンが詰めかけ、超有名なショップになりました。

大阪の代理店は物凄く小さいショップにも関わらず、当時あそこに人が溢れ返ったかと思うとゾッとします…

しかしその後、Hydeさんが自分が勝手に広告塔のようにされてしまい、エンジェルハートの売られ方に関して少し違うとお感じになられ、身に着けられなくってしまいました。

ただ、今なおその影響は大きく、多くのバンドマンを中心に現在も多くの方に愛され続けています。

気に入って僕もずっとしていますが、意外と使えます。

一個で凄く存在感があるし、スーツスタイルは勿論の事、少々カジュアルダウンしたスタイルにも合います。

ゴシックな世界観に興味がある方は一つ手に入れられていると、非常に便利なアイテムであります。

お買い上げの際は是非ショップでお買い求めをされる事をおススメいたします。

というのも、この指輪サイズ直しが結構難しかったりするんです。

指輪に使われている樹脂が熱が加わると割れる恐れがあるので、是非ピッタリのものをお買い求めされる事をおススメします。

あと、嵌める指は薬指がおススメです。

人差し指や中指だと、何かの拍子にぶつかってしまう事があって、傷ついたりします。

まま、お安いものではないので傷つくと最初はショックを受けてしまうと思います…。

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