星下る夜は

数年ぶり、久しぶりの投稿です。

わたしにとって
言葉は、世界を理解するための
最初の手がかりなんだなぁ。

言葉の礫を投げられたことも
言葉の花束を受け取れたことも
わたしという人間＝世界の輪郭を掴むための
大切な手がかり。

誰かの世界の輪郭が浮かびあがる瞬間に
ささやかな手がかりとなれたら
嬉しいです。

今、この文章を書いているのは
2024年8月9日に日付が変わった深夜の時間です。

数時間前の8月8日は、
占星術界隈で
ライオンズゲートがMAXに開かれるパワフルな日らしいのです。

そして翌9日は仏教の観音様の四万六千日功徳日（しまんろくせんにちくどくび)」。

自分が楽しいと思えることや
自分の興味あることなど
自分が感じる事を表現したり
自分を磨いたり
困難に思えることも乗り越え前にすすんでいこうとするような天のエネルギーが
わたしたちを強く後押ししてくれているようです。

わたしが師事している真言密教のお寺で
昨日、ご縁日の法話をお聴きしてきました。

長いですが、書き留めておきたいと思います。

↓
毎日暑くて大変ですが
皆さん、元気ですか？
笑ってますか？

毎日、大変ですよね。
しんどいですよね。

でもしんどい事、辛い事ばっかりに目を向けていたら鬱になります。
みんなしんどい中生きてるんです。
辛いのは決してあなただけではないんです。
みんな、それぞれの人生の辛さ、しんどさの中で生きているんです。

だからこそ、笑いましょう。
よくよく振り返ってみると、24時間辛い事ばっかりではないはずです。
どこかに、ふと、楽しい事、面白い事があったはずです。そして、今この瞬間からもあるはずです。
そこに目を向けていきましょう。

しんどいけれど、目指すものを掴むには
やらなければいけない事ありますね。

わたしは、毎朝5時に起き
毎日6時に読経をあげます。
そして、夜には庫裡の仏様と皆さんのお名前が貼ってある部屋で祈祷しています。
これを365日続ける。
それがわたしの仕事、役割です。

お大師様は
願いは必ず叶うとおっしゃっています。
本来はそうなんです。

じゃあ、なぜ、自分の願いは
すんなりと叶わないのか？

わたし達は、育てられ方や環境、経験が違っていて、その影響を強く受けて『今の自分』があるわけです。完璧な人間はいないわけです。
凸凹、偏りや不足を補う必要があるわけなんですね。そのためのヒントをわたしは皆さんにお伝えしています。

まだ願いが叶っていないからといって
皆さんが今まで何も積み重ねていなかった、そんなことは決してないのです。ちゃんと今まで頑張ってきているんです。

その上で、

自分を変えていくこと。
決してあきらめないこと。
笑顔でいること、そうあろうとする心を忘れない事。

今月の掲示板に出している言葉です。
『無衣道人』
よそ見せず真っ直ぐに前を向いて
自分の道を進むこと、です。

まだまだはじまったばかり、これからです。

ひとりひとり
為すべきことを行動に移し
あきらめず、
笑顔で進んでいきましょう。

以上