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軌跡は続くよどこまでも 創の軌跡感想

フフ、軌跡シリーズ五作目にして実質閃の軌跡完結編である創の軌跡をやっとクリアした事を報告させてもらおう。
冗談はさておきただのファンディスクかと思いきやガッツリ軌跡シリーズの続編だった創の軌跡、今回《気になったポイント》を述べていくのでその目でしかと見届けるがいい!

ロリコン向け

①.なんか義務的な何かを感じるクロスエピソード

今作はリィン、ロイド、《C》の3人のエピソードを好きなタイミングで攻略していくようになった。でも正直このエピソード制が上手くできてきるかというとちょっと疑問。
ある程度進めると急に止められるか、別のキャラのエピソードに勝手に飛んでいくので切り替える必要性があまりない気がする…
どのエピソード進めてても強制的に夢幻回廊に飛ばされる事もあったしなんだかなぁと、どうせならそれぞれのエピソードでしか入手できない要素を用意してくれればいいのにと思った。
システムもさながらシナリオもマシかそうでないか程度だし、ロイドルートとか過去作やってた人はちょっと引きそうな展開もあったからなぁ…

一応過去作キャラなのに平然と悪堕ちさせるよね

しかしそんな3つのルートの最後の一つである《C》ルートはかなりよかった(軌跡シリーズにしては)

このルートのシナリオは新人の方が担当したらしく、ラピス周りとかスウェンとナーディア周りのストーリーもなかなか力が入ってたし、なによりフフ、ハハとかあんまり言わなかったから違和感なくシナリオ読めたし、何より他のルートみたいにぞろぞろと仲間が増えていかないので会話パートもそこまで冗長になってなかったかな。

そんな《C》ルートも進めていくと昔《C》をやってたクロウが駆け付けたのでリィン達新旧Ⅶ組となんやかんやあって対峙するけどその戦いの中で実はルーファスだったっていう衝撃展開が(声で大体誰だか分かってた)
ちなみに正体が明らかになるまでの流れはめちゃくちゃあっさりしてました、他のルートだと絶対ルーファスが正体明かすまでめちゃくちゃ引っ張ってたと思うよ!

正体明かすまでルート3まで引っ張るかと思ってた

最終的には全ルートが合流し、いよいよラスボスと対面した一行。
いったい、どんなラスボスが待ち構えているのかー!!

またお前か

ラスボスはイシュメルガと混ざりあったリィンでした、本当にありがとうございました。

なんでも閃IVのバットエンドで自爆した結果永遠に死に続けるみたいになった世界線をラピスことエリュシオンが観測した結果乗っ取られてこの世に顕現したとかなんとか。
初登場時には新旧Ⅶ組が一斉に泣き始めた時は笑ってしまった、そこまでしてリィンを推したいか…

そしてイシュリンはヴァリマールそっくりな機神ゾア=ギルスティンを呼び出し、いよいよラストバトル…機神との戦いだからな、もう分かるよね…

なんと最後の最後でロボ戦をやらされていた(なお負けイベ)

その後なんやかんやあって閃IVラストの状況が再現されたのでヴァリマール等の機神の人格が復活して最終決戦となり、その後リィンがイシュリィンにこれからの自分の生き方を伝えて別れを告げ…ここまで全部リィンじゃねぇか! ふざけんな!

軌跡シリーズにしてはまぁ悪くないんじゃね?と思ってたらリィンヨイショ止まんなくてなんで最後の最後でこんな展開にしちゃったんですかね、イシュメルガだけならまだしもリィンも出してくるとは思わないよ…

でもこの後のルーファスがかっこいいから許す♡

ほんと悪党ムーブしてたルーファスだったけど、何だかんだケジメ付けようとしてるけどそれはそれとして過剰にメソメソしないでむしろ開き直ってるから納得せざるを得ない所もあったし最後の方で責任を果たそうとする所とか出番ちゃんと用意してもらえたりとやれば出来るんだなぁって感心した(上から目線)

①.戦闘や夢幻回廊まわり

今作は新技にヴァリアントレイジが追加された。
これはアサルトゲージを消費する事で強力な技を放てるという物、まぁやってる事はBPの代わりにアサルトゲージを使うバーストアタックなんだけど。
このおかげとIVの頃より強くなった味方キャラのおかげで戦闘の難易度はグッと下がった、うれしいね! 閃IVの戦闘はめちゃくちゃ難易度高い癖につまらなかったし。
それぞれのルートに数人はめちゃくちゃ強いキャラや技を持ったキャラがいたのと、オーダーも強かったし、理不尽な敵もいないし。
ただヴァリアントレイジ強すぎて簡単になり過ぎてる感はあったけどこのくらいでいいんだよこのくらいで!

そしてもう一つの目玉、夢幻回廊について、ぶっちゃけで言うと…

ペルソナ5のメメントスのパクリです、本当にありがとうございました。

いや人によっては全然違うって人もいると思うけど、やってる事はメメントスだよこれ!
階層を少しずつ降って行きながらそのダンジョンの大ボスを倒してアイテムを手に入れて、専用の装備をゲットして…
唯一違うのは柵に囲われた宝箱を解放するために連れて来てないキャラを使う事とか、ミニゲームが開放される事とか、レアキャラしか出ない別のダンジョンが出現する事があるとかそんな適度だけど。
これのおかげで装備を買わなくても味方を強化出来るのでその分お金が浮くけど、問題はシナリオを進める事に強制的にこの回廊を攻略させてくるのがもやもやポイント。
もちろん強制的じゃない場合もあるけどやった方が得なので…
そこら辺はメメントスも同じだったけどね…

③.地獄みたいなミニゲームとサブエピソード達

これがこのゲームで一番クソ!
語りたくないけど語るしかない、ビーチDEバカンス考えた奴許さんぞ。

ビーチDEバカンスは虚無なミニゲーム集で好きなキャラとスイカ割りが楽しめたりバナナボートも楽しめるぞ! だからどうした。
問題は女性キャラとドリンクを飲みつつ選択肢を選んでいくというミニゲーム、なんとVR対応なのだが、やってるとなんか凄い情けなくなってくる。
選択肢間違えても特にないし、同じ事のループだし、唯一の楽しみはデカパイを凝視する事だけ、それだけだぜ、情けないぜ。
プロジェクトティルフィングはクソみたいなロボアクションで苦しめてくる、三段目の格闘攻撃が割り込まれるとかどういう事だよ、射撃も威力低いし射程限界あるし相手止めれないし…
軌跡でポンは過去シリーズしっかりやり込んだ狂人にしか解けねぇだろ、あれ。
まぁこいつらに比べればまじかるアリサとかいう棒読みピンクのいるゲームの方が遥かに苦痛だけど。

サブエピも薄味すぎて正直ほとんど覚えてないけど女装クルトくんのエピとクレアが私罪深い女アピしてる話はまぁまぁ見所あったけどね…
問題はこのサブエピ、やってないと急にキャラが湧いて出たりいつの間にかキャラが知り合い同士になってたりするので出来ればやろう。
セドリックの話もあるけど本編にはセドリック本人は一切出てこないからなんでこんなの読まないといけないのって思ってました。

④.感想

軌跡シリーズにしてはサクッとクリア出来る点はよかった。
ただ声優の演技(特に新Ⅶ組)がかなり違和感強めというかユウナに至っては中の人がもう完全に演技してないのがヤバかった、不調だったのか?
演出も力入ってるところもあったけどそれ以外はIIIの頃から全く進歩してなかったのも残念、スウェンとナーディアがエンペラーに引導渡すところのムービーはすげぇ良かったのになぁ…

ミニゲームも全然面白くなかったし、ミッションの為にやったVMもぶっ壊れカードにめちゃくちゃやられて全然勝てなかったし、まじかるアリサに至っては声優の演技と紙芝居とクソみたいなSTGをやらされてゲンナリしたし… 

でもそんなんでも一応閃の物語にケリを付けたのはえらいんじゃないかな、クロスベルの話とかルーファスやラピスの話とかリィンの話を一本で終わらせたのは偉いよ、うん。

とりあえずこれで軌跡シリーズとは一旦距離を起きたいと思いました…






NEXT LEGEND SAGA …

そして…


[完]


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