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父の幸せ時間を積み上げるための介護サポート

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23年12月に突如介護が必要になった父。介護サポート側の一人娘の私からの視点の記事です。同じく介護に携わっている方やそうでない方とも思いを共有できたら幸いです。
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#今こんな気分

『ありがとう』を続けてもらうために

~1日1%を「幸せ時間」で積み上げるをテーマに~ こんにちは。yumiです。 少し期間が開いてしまいましたが、裏では引き続き父の介護に寄り添い、4月で一段落した感もあり、休息をとっておりました。 そろそろ5月に入り、父も自分の生活に慣れ始め、私自身も父への新しい関わり方に慣れ始めてきた今、これまでの5カ月間のことを振り返りをしてみようという気持ちも生まれ始めました。今日はそのことについて。 大病を患った後や大きな出来事が起きた後には、感謝の気持ちが起きやすいそうです。振

「いつもありがとうございます!」の言葉

~1日1%を「幸せ時間」で積み上げるをテーマに~ こんにちは。yumiです。 人と会うときにまず最初に話す言葉は、「おはようございます」や「こんにちは」などの挨拶言葉。 仕事をしていた頃は、お客さんに会うときは「いつもお世話になっております」だし、自分の会社のメンバーと会うときは「お疲れ様~」だ。 最近ふと気づくと、「こんにちは。いつもありがとうございます!」が定番になっていた。 父の件で関わる人が多くなっていた関係で、父の介護に関わってもらい、父をサポートしていただき

自宅介護から施設介護に切り替えるための決断

~1日1%を「幸せ時間」で積み上げるをテーマに~ こんにちは。yumiです。 このNoteも自分の感情の記録となり、たった数週間前に思っていたことを読み返すだけで、そうだったなと遠い記憶を呼び起こすきっかけになります。 また父の件ですが、その後の3月末にこれまでにない転倒を起こし、とうとうショートステイに入所してもらうことになりました。 上記の記事にも書いたように、少し前に自分の精神的な限界を理解したつもりでしたが、今回の転倒でサポートする側の物理的な限界も見え、ショート

介護が始まった父にとっての『幸せ空間の自宅』を出るタイミングを考える

~1日1%を「幸せ時間」で積み上げるをテーマに~ こんにちは。yumiです。 今の私の生活の6割方は父のサポートになっているので、どうしてもアウトプットも父の事ばかりになってしまうのですが、今日もそんな父とのかかわりからのお話です。 仕事の時も、長年お客さんの為に全力投球で毎日を過ごしていましたが、今も相手ややり方が異なるだけで、目の前の事に全力投球するということは変わっていないなと思います。 そんな全力投球が売りの私も、まだ母も健在だった10年以上前のころは、老後は老

生きるための余白を持つことが、自分らしく生きるということ

~1日1%を「幸せ時間」で積み上げるをテーマに~ こんにちは。yumiです。 父の介護を始めて4カ月。 初めての経験ながら、高齢者の症状の悪化はこんなにも早いのかという驚きと、介護認定の結果がでるまでの長さ。(調査が入った月から、約2カ月近くはかかります。) 実際症状の進行は人それぞれとはなりますが、うちの父の場合は、介護認定の区分変更をかけつつ、どちらが先かという状況でここまでやってきたのですが、やっと病名が付くところまでたどり着きそうという状況です。 日々父を見てい