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無題

ずっと靄がかかってた
生きる時間が重なっていくほど
それがスッキリ見えてくる

靄がかってた時に
見えてはいけなかったのかもしれない

前がぼんやりしていた方が
直接くるダメージが少ないのかもしれない

いや、そんなことはないか。
ただただ
走ってきた

過信したり
自惚れたりして

最後にコケる
そんなことを繰り返してきた

私は
あそこまで
辿り着けるだろうか

未熟なままで
見た目が変わって
年老いて

それだけなんじゃないか

私は怖い

ただただ
怖い。

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