注文住宅 住宅メーカーの営業と施主側のギャップについて

先日、ついに家の引き渡しが終わりました。
記憶を行ったり来たりしながら振り返っていきたいと思います。

今だから思う事ですが住宅メーカーの営業さんと
私たちの考え方は立場の違いから大きな隔たりがあったと思います。

私たちがお願いしたのは大手の中では末席的な
鉄骨メーカーです。末席と言いながら現状の住宅価格は
大きく高騰しており、名前を普通に知っているメーカーでは
とてもじゃないけど建てられないです。
それでも私たちが建てられたのは費用の2/3を支援してもらったからです。

土地も含めると3/4でしょうか。ありがたい事です。
晩婚で浪費家の私は現金の預金が非常に少なかったので
これからローンを組むのは厳しいと思っていました。
背に腹は代えられぬと大嫌いな地元に帰る事となったのですが
家に全く興味のない僕からすれば
家にかかる費用って土地代1200~1500万 建物2500万程度
ザックリ4000万あれば立つと思っていました。
だから土地の分を建物にふれば城のような家が建つなー
屋上つくっちゃおうかなー三階建てでなどど思っていました。

色々な住宅メーカーを回りましたが
そんなイメージで家が建つのは〇マホームさんだけでしたね。

こんな買いたい家も買えない世の中なので
通常の施主さんは内容と価格の割合でいうと後者の方が相当に大きいのでしょう。

私たちは折角の注文住宅なので造作の家具や階段、
一階をハイユニットにしてまどの高さも大きくしました。
ここらへんって必須ではないですよね。人によっては無駄な事なのです。当お願いした時の反応を見ているとうちの営業さんは何故乗り気じゃないのだろう?と思っていました。

家づくりを進める中でよっぽど特殊な事情が無い限りは
3社ほどの合い見積もりになると思います。
最初はハウジングセンターで沢山みると良いと思います。
僕は良く言われるようなハウジングセンターに直行する事のデメリットは
特に感じませんでした。スーモカウンターなどでスーモを経由すると
優秀な営業があたりますとか言ってましたがメーカー側にメリットあると思いますかね?

まあそれは余談でした。
競合しているメーカーを絞る際にある程度仕様を決めた見積で
比較しますが概算でも引くほど高いです。
最終的な見積は数百万、下手をすると1千万を超える金額の
上積みがあります。僕たちもそうでしたが、
ナチュラルにドン引きしました。
大手だろうが工務店だろうがローコストだろうが傾向は同じだと思います。
このショッキングな見積を前に財布のひもはかたくなり
金額が最優先事項になります。ここから内容で挽回するのは
営業の立場としては相当に苦しいのでしょう。
失注しては営業工数や設計の工数も無駄になります。
営業さんは受注するのが仕事で綺麗ごとではやっていけません。
全くないとは言わないですが主軸となる要望以外に関しては
費用が掛かる事はとりかくやりたがらないものなのだなと感じました。

別に不快とかクレームじゃなくて立場が違うから考え方も違うって話です。

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