12歩目｢取り留めもない､愛言葉｡｣

   ｢今日はいつもより冷えるし､
風邪ひいたりしたら大変だからさ､
ねぇ……あっためて？｣

…寒いと､大好きな人とくっつく口実ができる｡
冬って､とっても素敵な時期だと思う｡

   ｢寒いけど､この時期って寒ければ寒いほど
星が綺麗に見えるんだよねぇ…｡
…あっ！ねぇ！"星が綺麗"だよ！｣
｢そうだな｡でも､"月も綺麗"だ｣

("星が綺麗"=片思いの告白)
("月が綺麗"=両思いの告白)

…これは､ボクが文学的な会話したくて
長らく温めてるネタです笑

   ｢アナタと出会う前､どう生きてたっけ……｡
そんな事を忘れてしまうくらい､ワタシは
アナタの隣にいすぎたみたい｡だって､ねぇ｡
ワタシの心が､こんなにもアナタを求めて
苦しくて……どうか､ワタシを愛ゆるして｣

…これはボク自身の､元旦那への
懺悔…みたいなもの､ですかねぇ……｡

   ｢キミの(左/右)隣は､ボク専用の場所なの！！
絶対絶対､ぜーったい！絶ｯｯｯ対に！！
誰にも譲らないんだからね！！！！｣

…男性と隣立って歩く時､右利きなら左隣に､
左利きなら右隣に立てば利き手が空いてるから､
いざという時すぐに動けるのですよ｡

   ｢あのね……すき､だよ｡｣
｢ん､そっか……オレは､だいすきだけど？｣
｢……！！ワタシなんて､
キミの事あいしてるもん！！！！｣
｢……へーぇ？｣｢…………あ｡｣

…どれだけ相手の事を想っているか張り合った結果､
ナチュラルに墓穴掘るのってくっそ可愛いよね｡

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さて｡今回は､ボクがふと思いついたけど
吐き出す場がなかった言葉たちを､
この場を借りて産み落としてみました｡
どんな解釈で読むものなのかも込めて､
解説付きです｡
どれか刺さったものがあれば､大切な人や
想い人へのアプローチの参考にでも……笑

どうか君の夜空に､優しい星が
流れますように──｡