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15歩目「はたらくって、くるしい。」

   最近、「はたらく」という事に対して感じる
やりがいとか、大変さが分かってきた気がする。
現在の職場に就いてから、4ヶ月。遅めの気付き。

   今の職場は、2ヶ月の試用期間で適性を見て
正規採用するか否かを決める方針を取っています。
そしてその2ヶ月の試用期間の結果、ボクには
当初入れてもらった部署での仕事は合わなかった。
そんな事実が判明したので、別部署に異動して
改めて試用期間から、となった。
今は、その試用期間の2ヶ月目である。

業務内容としては、
工業用部材にシールを手貼りしたり
耐震材にさび止めを塗ったりする、
すごく簡単だけど地味に大変なもの。
ボクが担当させてもらっているのは、
主に部材運びやシールの補充、
プレスがけなどを行う「段取り」。
昨日(1月25日)は、加工済みの耐震材を縮小させて
キャップをかぶせ、箱に収納する
「梱包」の作業を手伝った。

   これらの作業は、簡単であるのと引き換えに
筋肉の稼動量がおかしい。
部材や耐震材を運び、不足が出たら補充し、
梱包のために必要な工程をこなす。
ただこれだけの作業を1日やり続けた翌日には
全身筋肉痛に……なんていう事も、
ここ数日毎日のようにあった。
何なら、今日(26日)の朝も、全身が
前日頑張り通した分の悲鳴を上げた。

社長や社長の奥さんからは、
「アナタがいれば大丈夫!って安心できる様な、
そんなポジションを確立して欲しい」
なんて言葉を掛けられたけれど、
今のうちからこんな状態では、
そんな栄光はいつになる事やら……。
同じ部署で働いてる人達からは、一応
「明日も来てね」とか「期待してる」
「頼りにしてるから」とは言ってもらえてるけれど、
ボクのモチベーションを下げないで
続けさせる為に言ってる様にしか聞こえなくて。
ボクが自信を持って「もちろんです!」
って返せない内はまだまだかな……と思ってます。

   まともに続いているのは今回が初めてですが、
「『はたらく』って、苦しいんだなぁ」
と思いました。

今までの生活リズムを打ち捨てる事。
前まで見れていた番組を見られなくなる事。
家での時間がとてつもなく短くなる事。
常に時間を気に掛けなくてはいけなくなる事。
体や心の悲鳴を、ある程度は飲み込む必要がある事。
長く働き続けられている人は、
その息苦しさ、狭苦しさを乗り越えて
上手く付き合ってる人なんだなぁ…とも思います。
それだけ難しい事をこなしながら働き、
そして続ける事が出来ていることを
誇りに思ってくださいね。

   それでは、今日はこの辺で。

どうか君の夜空に、
優しい星が流れますように。

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