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ARABAKI ROCK FEST.14(その2) 憂歌団 2014.04.27.

★憂歌団(BAN-ETSU)16:20~

新井田耕造…コーちゃんが加入しての憂歌団。野外のロック・フェスでどんな音を聴かせてくれるのか楽しみでした。

開演前、機材のセット中に勘太郎がふらりとステージに現れ、「まだよ。でも、どんなもんかなぁと思って」と、即興で音合わせを始めてくれたのは嬉しかったです。

広い野外に響いたそれは、何という美しいギターだったでしょうか。昔のイメージから言えば、おそらく美しいという形容は勘太郎らしくないのでしょうが、音だけでなく、本来の意味での " 美しいギター " だったのです。誰が聴いても、きっと " きれいだなぁ " と思ったことでしょう。しかも歌まで口ずさんでくれちゃったわけで、まだお客さんはまばらでしたが、この即興の短いソロ・ライヴでいきなり盛り上がります。

ライヴ本編は最高でした。

バラードは東北の野外に沁みるし、アップテンポなナンバーもノリはバッチリ! コーちゃんのドラムはよい意味で憂歌団にロック的な何かをプラスしたように思います。「おそうじオバチャン」なんかでそれを強く感じました。

あぁ、それにしても「10$の恋」が歌いだされたときの気持ちよさったら…。木村が " 恋の歌を " と言って始まったのですが、テンポ、サウンド、そしてヴォーカルの味わいと、すべてがARABAKIの空に心地良く響き渡っていました。

6月には日比谷野音でライヴがありますね。素敵な時間になることでしょう。<2014-05-01 記>

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