無題

「一円にもならないライティングをしたけどためになった」
「記事が売れていくのが楽しくて…」


私にとって書くことは金銭になるかならないかで価値を判断するものじゃない。ただ「読みました」という言葉が欲しいだけ。

お仕事ならお金をもらわないとやっていけない。それでも私は、お金と承認欲求を結び付けられなかった。

好きでもないことを書いて(誰にでもできることをして)ライターという肩書をもらっても、私は嬉しくないのだ。そうしている人たちがおかしいというわけではなく、私は根本的に合っていないのだ。


私の言葉、呼吸から出たそのままの言霊を人間に焼きつけたい。人生の中で「こんなことを言った馬鹿がいたな」と一瞬でも顧みてほしい。

私は誰よりも自分の言葉を愛していて、誰かに刻み込みたくて、わざわざSNSに言葉を並べている。


これからも私はひとり喋り続けるし編み続ける。脳が呼吸し、目が視え、手が動く限り、感じたことを誰かに伝え続ける。

私にとって言葉は仕事ではなく、生きることそのものなのだ。


…………という御託は置いといてね?

私は自分が何を書いて生きていくか探さないといけないんだな、うん。

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