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咲かない花

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遅咲きでも狂い咲きでも何でも良かったんだけど、何かもう咲かないっぽい。それがわたし。
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2023年10月の記事一覧

スコーンと娘の成長

 とある日曜日の午後に奥さんがキッチンで粘土を捏ねていたから「そんなことより一緒にスイカ…

柴田恭兵さんは何がそんなに関係ないのか

 来年の話をすると鬼が笑うとか言いますが鬼などという空想のモリモリゴリマッチョが笑ったと…

老婆の脇腹でもいい

 今朝トイレでオナラをしたら、童謡『むすんでひらいて』の「むーすぅんーでーひー」までのメ…

インスタントコーヒーが良いものに変わったら

 昔の原田知世さんの映画『彼女が水木にきがえたら』みたいなタイトルになってしまったけど、…

整形したいと言い出した

 大学2年生になる知人の息子さんが、目を整形して二重にしたいと言い出した。まぶたにノリを…

わたしのプライド

 わたしは今、『ザ・シェフ』という漫画がものすごく読みたい。全巻所有していたが以前に売っ…

その1秒がなぜ待てない

「あのひとどうしていっちゃうのかなぁ?」 「きっとおうさまなんだよ!」  わたしが信号待ちをしていた時に、横にいた幼稚園児くらいの女の子たちが言った。  言葉の向かう先には、信号を無視して横断歩道を渡って行った中年男性がいた。  信号を無視できるあのおじさんは、きっと王様くらい偉い人なんだという、彼女たちなりの理解かな。  常々思うんだけど、人って信号を守らないよね。  さっきのおじさんみたいに、赤信号を堂々と渡っていくような人もそうなんだけど。  例えば赤から

ジジババは同じ話を何度もする

 ジジババの話をしたい。  ジジババとは魔女の宅急便のジジのババなどという、およそジブリ…

駅の改札で、平和をさけぶ

 わたしの前を歩いていた東南アジア系の男性が、改札の前で急に歩みを止めた。  持ち前の反…

中村倫也さんが好きだという話

 このところずっと、SEKAI NO OWARIの『silent』という曲を聴きながら通勤している。  しか…

甥と義母と義母

 霊能力者・宜保愛子さんのお子さんが結婚したら、そのお相手にとって宜保さんは義理の母親に…