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ロマンチックな告白

Twitterのフォロワーさん企画で #お題チャレンジ という固定テーマで記事を書くというイベントを機会に「ロマンチックな告白」について書いてみました。

ロマンチック

ロマンチックの定義は詳しくはわかりませんが、そのあたりはフワっとした感覚で良いかなと思います。

なんてったってロマンチックですから。

ロマンチックとは、~において~が~するとき、~の感情として~が・・・
みたいなのはすでにロマンチックじゃない気がしませんか?

もっとこう
ドキドキしたりキュンキュンしたり頬を赤らめたりこっそり味噌をなめたり胸の高鳴りを感じたり動悸がしたと見せかけてやっぱり味噌をなめたり、
こう雰囲気的な要素が大事だと思うんです。

でもロマンチックって言うと、幼いころにテレビでドラゴンボールのアニメでエンディングテーマが「ロマンティックあげるよ」だった事を最初に思い出しますね。

でもアニメの中ではブルマやランチさんは
ヘソ出しだったりおっぱい出したりノーパンだったりパンティ釣ったりで、親が一緒にいるリビングで見るにはものすごく気まずくて、そんなブルマがエンディングで物憂げに外を眺めててももう手遅れ感しかなくてロマンティックってなんだよ!
でもごちそうさまでした感な思い出です。

すみません話が逸れてしまいした。


告白

ではロマンチックは感覚的なものとして、告白はどうでしょう?

ここでは「ロマンチックな告白」の流れから
[ 告白 = 愛の告白 ] としておきます。

・実は・・・引っ越すんだ とか
・お父さんとお母さん・・・離婚するんだ とか

そういうのはすでにロマンチックじゃないですよね。
キュンキュンしませんよね。

しかし愛の告白と定義すると、その告白までにはきっと色んな背景があり、嫌な事もあったかもしれないけど、最終的に愛の告白に辿り着いたとすると、それはすでにロマンチックな告白なんじゃないでしょうか?

つまり
告白 = 愛の告白 = ロマンチックな告白
という等式が成り立つことになりますね。

これはちょっとステキな発見です。

では自身の告白の経験からロマンチックな告白について振り返ってみたいと思います。

幼稚園時代

年少組の頃、同級生のSちゃんと言う女の子に毎日のように
「大人になったら結婚しようね!」と求婚していました。

Sちゃんはおとなしめの子で、いつも恥ずかしそうにうなずいているばかりでしたが、僕はなぜ・いつからその子が好きで求婚していたのかさっぱり思い出せないのです。

5歳ですでに将来が危ぶまれるチャラ男です。

年中組にあがると記憶を失くしたかのように求婚はストップし裏山の竹林を走り回りタケノコを採りまくる野生児になっていました。

・・・まだロマンチックには早かったようです。
所詮はフードコートのシナシナのハンバーガーを食べていた頃ですから。

小学生時代

修学旅行や夏合宿の夜、僕達もご多分に漏れず
「好きな子こっそり教え合おうぜ!」をやっていました。

今はどうかわかりませんが、当時は男女混合部屋だったので場合によってはカップル成立!なんてことも期待されるところです。

しかし、人気のある子はだいたい決まっていて、男子はみんなAちゃん派かBちゃん派だけ。

僕はCちゃん(磯山さやか似:以下さやか)が好きだったのですが、みんなと違うのはなんか恥ずかしい気がしていました。しかも同部屋にさやかちゃん本人がいたため
「オ・・・オレもAちゃんかな」
とウソをついてしまったのです。

ところが

さやかちゃん「あたしメガネくん好きなんだよね。
           でもAちゃんかわいいししょうがないね!」

メガネ「お、おう。Aちゃん人気ありすぎて無理だけどね!」

(ええええええええええええええええええええええええ!!!!!!)


あまりの衝撃にみんな寝静まった後もまったく眠れず、こっそり部屋を出ていき宿のお土産屋さんの前でボーっとしていました。

登山客も泊まるような立地の宿だったためレジ横に
「ピッケルあります」
と渋い手書きで書いてありました。

11歳の僕は
「ピッケルってなんだろう・・・
 嘘つかなきゃ良かったな。
 ピッケルってなんだ?
 でも両想いだったらどうなるんだろう?
 ピッケル・・・とピッコロって似てるな・・・
 意識しちゃって喋れなくなりそう。これで良かったのかな」
とか思いながら過ごしていました。

ロマンチック・・・とはなんかちょっと違うような気がします。
センチメンタルの方が合ってるし告白?ともなんか違うような。
ピッケルはツルハシみたいなやつですね。

R-sの特注の30cmバーガー食べた時はピッケルとか刺さってても面白そうだったな。

中学生時代

小学生からちょっと大人になったよな気がして、
服装や髪形をイジって色気づいたりし始めるお年頃です。

誰々が付き合ってるんだって!
とかそんな話もチラホラ耳に入ってきます。

そんな中、よく一緒に遊んでいたグループのDちゃん(三戸なつめ似:以下なつめ)とは同じクラスで席も近くよく話もしていたため、ちょっと気になるかな~くらいに考えていました。

なつめちゃんは部活が終わるとよく校庭裏の帰宅途中の分かれ道で友達とおしゃべりをしていたため、僕は部活の帰り道で「今日もなつめちゃんいるのかな」とか期待しながら通っていました。
あ、これもう気になるとかじゃなく好きですね。

そんなある日曜日、グループ数名で一緒に試験の勉強会をすることになりY君の家に集まりました。

するとY君
「メガネ君ちょっといい?」
と別部屋へ呼び出されると、そこにはDちゃん含め3名ほど待機しており
「Fちゃんどう思う?」

は?何?

いわゆるセッティングというやつだったんです。
話は飲み込めましたが、そのメンバーになつめちゃんいるのかよ!
とまあ意気消沈しました。

当然Fちゃんに対してそういった興味はなく断っていましたが、
セッティングした面々はイベントにした以上なかなか折れず・・・
幼いながら断られたパターンもシュミレーションしといてよ!などと考えていましたが、勉強部屋にいるFちゃんは何も知らず。

うーんなんだこの思い出。

隣町にケンタッキーができて、チキンサンドも意外とウマいじゃん!
なんてバーガーとサンドの違いも分からずに食べていた僕には甘酸っぱいピクルスの意義など知る由もありませんでした。

高校時代

男子校。

なにもなかった。

本当になにもなかった。

はー彼女とかほしかったなー。

初めて食べたモスバーガーはスゴイウマいけど食べにくかったな・・・
彼女がミートソース顔に付けちゃったりして、それを茶化したりして
「もー!」とか怒られたかったな。

大学時代

人生21年、初めて自分から告白しました。

そのうち1回だけは、お店も予約して、帰り道に雰囲気の良さげな公園で話をしながら告白するんだ!と気合を入れていました。

これはロマンチックな告白を想定して頑張ったと思います。

なんとか2人きりでの食事に誘い、楽しい時間を過ごし、ほど良くお酒が入ったくらいで店を後に。

公園は繁華街の真ん中という立地にしては広くキレイで明るく、
最近は雰囲気良さげなミストが噴出しているということで見に行こう!
と誘い足を運びます。

「あっ・・・ミスト止まってる。21時までだった・・・」

彼女大爆笑。

笑ってくれればええんや・・・そんな君が好きだ!

と気を取り直して
「こんなタイミングでなんだけど、オレと

大型トラック「プアアアアアアアァァァァァンゴアアアアァァァ」

彼女「え?何?」

メガネ「(超がっかりした顔で)今・・・告ったの・・・」

彼女さらに大爆笑。
「いいね!メガネ持ってるね!いいよ!付き合おう!よろしく!」

彼女ができました。
しかも、それが今の奥さんです。

結婚前の誕生日には、店長にお願いしてハンバーガーケーキを作ってもらいました。(アイキャッチのバーガー)

まとめ

と、言うわけで告白 ≒ ロマンチックな告白ですが、

必ずしも等式な成り立つ訳ではないようです。

いやーなんだこれ。

さて明日は奥さんと一緒にハンバーガー作ろう。

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