シングルライフに必要なもの
マネーセミナー4・最後に
この文章(マネーセミナー1~4)は、シングル(単身者)向けにお話ししていたセミナー内容をざっくりまとめたものです。 核家族化が進み、結婚しない人も増える中、単身世帯はどんどん増えています。
一人で生活するのは不安なことも多いですが、様々なことを自身で好きなようにコントロールできるという醍醐味もあります。
いつも最後に、不安の少ないシングル生活に必要なのは次の3つだとお話ししています。
「お金」「人脈」「情報」
「お金」チャップリンが映画『ライムライト』の中で "人生で必要なものは、勇気と、想像力、そして少しばかりのお金だ " と言っていますが、やはり社会生活を営むためにはある程度のお金が要りますよね。
「人脈」社会に所属している以上、人は一人では生きていけません。誰でも何かしら人の助けを借りて生きています。ただ「人脈」といっても大げさなものではありません。ちょっと困ったときに助けてもらえる人がいるということが重要です。シングルには自立心が強く人に頼れないという方や、人付き合いが苦手という方がけっこういるのですが、少なくとも自分からは壁を作らず、挨拶をきちんと交わす程度の近所付き合いは心掛けておきましょう。サークル活動や定期的なボランティア活動などに参加するのもいいかもしれません。「最近、顔を見ないけどどうしたのかな?」と思ってもらえればいいですね。
「情報」はシングル生活の生命線です。単身世帯がどんどん増えていく中でシングル向けの制度やサービスが生まれていますが、どんなに素晴らしいものがあっても、またお金がたくさんあっても、その存在自体を知らなければ利用することができません。インターネットや新聞、雑誌、テレビ、地域の広報誌など、必要な情報を逃さないようにアンテナを張っておくことを心掛けておきましょう。
「お金」「人脈」「情報」。この3つがそろっていれば理想的ですが、それはどうも難しいというのであれば、このうちの2つあればなんとかなるのではないかとも思っています。
例えば、お金があまりないという人でも。助けてくれる親類や友人がいて、公的制度などの役に立つ情報を得られれば、それなりに暮らしていけそうです。
お金があっても、情報収集が不得手で役に立つサービス等がわからないならば、遠慮なく人の助けを借りましょう。情報というものは人づてに入ることも多いものです。
人付き合いが苦手で他人とはかかわりあいたくないのであれば、使える情報を集め、お金を駆使してサービスを買うことでシングルライフを充実させていきましょう。
あなたの人生が充実したより良いものになりますように。
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