物流関連ニュース(8月21日): 「アマゾン/相模原の新物流センター公開 」「アイオイ・システム、物流業務改善支援へ9月に新たなWMS発売」他
アマゾン/相模原の新物流センター公開、神奈川への投資は総額8300億円に
アマゾンは、神奈川県相模原市にある新しい物流センター「Amazon相模湖FC」を公開した。このセンターは国内最大規模で、最新のアマゾンロボティクス技術を導入し、倉庫内での効率的な商品保管と出荷を実現している。相模湖FCは1日あたり65万個の入荷・出荷を処理し、神奈川県全体へのアマゾンの投資は累計で8300億円に達している。
製紙業界と段ボール業界/RFID活用で配送情報ポータルシステム構築
製紙業界と段ボール業界は、物流の効率化を目指し、RFIDを活用した配送情報ポータルシステム(DIPs)を構築した。これにより、検収作業が効率化され、トラックの待機時間が短縮される。また、RFIDが未対応の段ボール原紙にもバーコードで対応可能とし、物流の2024年問題への対策を進めている。今後、さらなる導入企業の拡大を目指している。
世界のロボットでつなぐ、物流現場の最適化提案
ソフトバンクロボティクスは、物流現場全体の最適化を目指し、世界中から厳選した自動化ソリューションを提供している。Berkshire Greyのロボットピッキング技術とBalyoの無人搬送フォークリフトを紹介し、物流の効率化と人手不足の解消を図っている。特に日本市場に合わせた丁寧な荷扱いや、多様なSKUに対応する機能が強みであり、国内の物流課題に貢献することを目指している。
物流施設のイメージを塗り替える、野村不動産
野村不動産は、物流施設の新しい運営方法として、企業間共創プログラム「Techrum」を導入し、DX化や自動化を推進している。この取り組みにより、テナント企業は様々なソリューションを選択できる一方で、野村不動産が調整役として効率的な運営を支援している。2025年には自動化倉庫を備えた「Landport横浜杉田」を完成予定であり、在庫の増減に対応した柔軟な倉庫運営を目指している。
アイオイ・システム、物流業務改善支援へ9月に新たなWMS発売
https://online.logi-biz.com/108532/
アイオイ・システムは、新たなWMS「AINECT」を9月1日に発売する。「AINECT」は、独自の省配線ネットワーク「AI-NET」と拡張性に優れたWMS機能を備え、柔軟なハード連携で物流現場の課題に対応できるシステムである。多様なデバイスをマルチドロップで接続し、導入やメンテナンスのコスト削減に貢献することを目指している。これにより、省人化や省力化に向けた効率的な運用を支援する。
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