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物流関連ニュース(9月12日): 「ソニーセミコンがエッジAIを物流業界に提案」「「荷降ろし業務」からやっと解放されるドライバー! スバルが実現」他

BLINK株式会社の浅井です。本日のnoteでは、物流関連の気になったニュースをまとめていきます。

ソニーセミコンがエッジAIを物流業界に提案、トラックの荷待ち時間管理を自動化

ソニーセミコンダクタソリューションズは、国際物流総合展2024で、エッジAIプラットフォーム「AITRIOS」を用いた物流ソリューションを紹介した。これはトラックの荷待ち時間や荷役時間を把握できるもので、ナンバープレート検知を行い、入退場時間をクラウドに記録する。AITRIOSの特徴は、エッジAIカメラ内で処理を完結するため、通信コストを抑え、プライバシー保護にも寄与する点である。

「荷降ろし業務」からやっと解放されるドライバー! スバルが実現、作業30分短縮で物流改革は推進するのか

スバルは2024年秋から、工場での荷降ろし業務を自社スタッフに委ねる体制に切り替えることを発表した。これにより、トラックドライバーの作業時間が30分以上短縮される見込みである。トラックドライバーの拘束時間が短縮されることから、効率的な物流体制が期待される。また、フォークリフト作業の免許不要化が実現し、ドライバーの負担軽減にもつながる可能性がある。

LexxPluss/三菱HCキャピタルと資本業務提携、自動搬送ロボ導入拡大へ

LexxPlussは2024年9月12日、三菱HCキャピタルと資本業務提携を結び、自動搬送ロボットの導入拡大を目指すことを発表した。この提携により、屋内搬送の自動化を促進し、ロボットのサブスクリプション型サービスを提供することが可能になる。三菱HCキャピタルは、資金提供に加え、保守・運用のサポートを含むサービス全体の構築に関与する。この提携は、物流現場の労働力不足に対処するための重要な施策である。

枚方で物流倉庫開発に着手/JR西日本不動産開発

JR西日本不動産開発株式会社は、大阪府枚方市で「枚方長尾谷NKビル開発」プロジェクトを開始した。敷地面積約3,230平方メートルで、建物は4階建ての汎用性の高いドライ型倉庫となる。高速道路に近接し、大阪・京都などの主要消費地へのアクセスが良好である。EC市場の拡大に対応し、賃借人の将来的な設備増設にも対応可能である。竣工は2025年夏の予定である。

近鉄不動産など豪州において物流不動産事業に参画

近鉄不動産株式会社は、阪急阪神不動産の豪州現地法人が運用するファンドを通じて、豪州の物流不動産事業に参画することを発表した。今回の案件は、シドニー、メルボルン、ブリスベン、パースの4都市に所在する11物件を対象としており、優れた設備と安定した賃貸需要が期待される。同社にとっては、2023年のオフィスビル取得に続く2件目の豪州進出案件であり、海外事業を拡大する戦略の一環である。

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