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物流関連ニュース(6月18日): 「出荷検品作業の支援サービス、SGシステムが提供開始」「セイノーHDが三菱電機グループの物流会社を子会社化」他

BLINK株式会社の浅井です。本日のnoteでは、物流関連の気になったニュースをまとめていきます。

物流「2024年問題」に対応!物流拠点分散化のメリットと可能性

物流業界は「2024年問題」に直面しており、限られたリソースの中でスピード配送を実現するために、物流拠点の分散化が進んでいる。この動向は、大企業だけでなく、中小企業においても見られ、地域ごとの出荷キャパシティと配達エリアを最適化することが求められている。物流拠点の分散化により、物流コストの削減と配送効率の向上が期待されており、今後の物流戦略において重要なポイントとなるであろう。

通過型物流センターにおける出荷検品作業の支援サービス、SGシステムが提供開始

SGシステムは、通過型物流センター向けに出荷検品作業の支援サービスを開始した。このサービス「Biz-Logi TC」では、SCMラベルのバーコードを利用して荷物の検品と作業の進ちょく状況を追跡し、手作業によるミスや時間のロスを削減する。また、個別のシステム構築よりも短期間で導入可能であり、カスタマイズも可能であるため、多店舗展開する小売業や卸売業に適している。

ZOZO×GAUSSY、2人のキーパーソンが語る「ロボット×アパレル物流」

ZOZOとGAUSSYは、アパレル物流での課題を解決するためにロボット技術を活用している。ZOZOのフルフィルメント本部では、多品種小ロットの取り扱いが特徴であり、季節ごとに変わる商品の種類に対応する必要がある。この課題に対処するため、ZOZOは「オムニソーター」というロボットを導入している。このロボットは省スペースで高い処理能力を持ち、作業効率と作業者の負担を大幅に軽減している。

鴻池運輸/カナダ・メキシコで、デザインパッケージ・梱包事業参入 - LNEWS

鴻池運輸は、カナダとメキシコでデザインパッケージと梱包事業に参入。この新事業は、自動車部品のデザインパッケージングに焦点を当て、カナダのトロント市近郊とメキシコのレオン市に工場を持つPine Valley Packaging グループとの合弁で進められる。この動きは、顧客に対する付加価値の提供と潜在的な課題の解決を目指すものである。

セイノーHDが出直る、三菱電機グループの物流会社を子会社化、期待強まる 執筆: Media IR - Investing.com 日本

セイノーホールディングスは、三菱電機グループの物流会社である三菱電機ロジスティクスを子会社化。この動きは、物流業界の人手不足やサプライチェーンのリスクに対応し、より持続可能な物流サプライチェーンの構築を目指すものである。セイノーHDは「ロジのセイノー」への転換を重点戦略とし、事業の飛躍的な成長を見込んでいる。株式保有割合は、セイノーHDが66.6%、三菱電機が33.4%に設定される予定。

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