海王星 の 涙 雨のひ
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ページを捲る手を 止めて
「 ちょっと、喉が乾いたかな.... 」
......
ねえ.... ちょっと….
と、隣に いる きみの横顔を 見ると、
涙が ぽろぽろ ぽろぽろ
....
大量の 水を
涙を
その 横顔 に 雨が 降る
雨だれの しずく
頬を伝い 流れいく ...
「 なんでっ！ なんで いきなり泣いてるの？
えっ ？ ボク 何かしたかな、えっ？ どうしよう？ 一体 どうしたの？ 」
・・・
そうなの...
たまにね、 いきなり
こんな風に
ぽろぽろ ぽろぽろ...
...
こんな風になる日があるの。
わたしは、何でも なく平常心なの。
ただ、ぼーっと、
空っぽにして
ただ ただ、ぼーっと、朝ごはんを 食べてる時とか
ぼんやり
何か 自然の 木や花を 眺めていたりしたら
いつのまにか、
・・・
たまに あることだから 気にしないでね。
わたしが、泣いてる訳じゃないのよ。
これは ．．．．．．
きっと、
どこかで
知らない 誰かが
どこかで 頑張ってる誰かが
泣きたいけど
今は 泣くわけに いかない。
涙をぐっと がまんしているヒトたちの
涙が
涙を
わたしが、 替わりに
流している
そんな 感じなのかもしれない？
しばらくすると、
まるで 何事もなかったかのように、
いつもの ように 部屋の掃除を始める ．．．．きみ。
「 ねぇ、晴れてきたわ
お散歩に行きましょうよ 」
いつもの君 の 声が
僕に 届く......
#水 #
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