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New Moon in virgo 2022*乱世でも夢を捨てないで

8月23日に太陽が乙女座に入り、27日は乙女座の新月になります。
新月は、「月」のサイクルのリセット&スタートのとき。新しい目的が生まれます。
そして半年後の乙女座の満月に、その目的は達成するでしょう。

乙女座のルーラーは水星。水星は、タロットカードではハーミット(隠者)が対応します。おじいさん(隠者)=乙女がどうもしっくりこないので、乙女座の神話を調べてみました。
すると、乙女座に結び付いているのは、シュメールの穀物と慈悲の女神「シャラ」(トップ画像)でした。シャラは、アヌ王の娘で、天候の神(雷神)アダドの妻でした。
またシャラは、ギリシャ神話のデーメーテール、ローマ神話のケレース(セレス)の原型と言われています。穀物の女神だったので、乙女座のシンボルが麦の穂になったのかな。

サビアンシンボルから見る新月

日本は、太陽と月が7ハウス乙女座4度で重なります。
乙女座4度のサビアンシンボルは「白人の子供たちと遊ぶ黒人の子」、新月に該当するサビアンシンボルは5度の「妖精の夢を見る男」です。
反対側の魚座4度は「狭い半島での交通渋滞 」、5度は「教会のバザー 」。

これらのサビアンシンボルは、顕在意識と潜在意識、建前と本音のようにも思えてきます。
魚座のサビアンシンボルから今回の新月を察すると、
目の前では、交通渋滞が表すような混乱と膠着が起きており、抜け出すことも困難な状態。ストレスは溜まる一方。
しかし、その混乱は角度を変えれば、真実の狭き門に至るための通過儀礼のようでもあります。

教会のバザーには、その教会のオリジナルブランドが出品されており、正価は問われず、人々は記念やお土産としてそれを求めます。価格が適正かどうか気にならないのは、聖なる場所・教会で作られたものという付加価値のほうが大きいからです。(ある意味、壺商法も似ている)

乙女座のサビアンでは、混乱が「多様性」の結果に変化します。
白人の子どもと黒人の子どもが遊んでいる風景は、争いのない平和や平穏なひととき。人種の違いは価値観の違いでもありますが、違う価値観を戦わせるのではなく、共存の中で平等な世界を作っていくわけです。
価値観の違いを認め合うに至るには、まず相手の価値観を知る必要がありますね。それにより、度々ぶつかり合いや混乱が起きるのは避けられません。
平和が作られる前は、決して平和ではない状態が起きます。

妖精の夢を見ている男は、漠然とした夢やイメージを具現化(ビジュアライズ)しようとします。周囲がどんな状態であれ、意識を集中し、彼は夢の実現にまい進していくでしょう。
ふと、この男はハーミット(隠者)なのかも知れないと思いました。乙女座の別の顔。

エコノミストの表紙より

余談ですが、梅爺ちゃん(バイデン氏)の太陽が蠍座27度、サビアンシンボルは「妖精の王」です。
梅爺ちゃん自身はパペットでしょうが、アメリカの現政権がやろうとしていることも、国をわざと大混乱させ、大混乱の中から統一国家(NWO)への道筋を作っていこうとしているように見えてきませんか?

上の絵のハーミットは誰なんでしょうね。隠者は、下界の住民とは関りを持ちません。おそらく表舞台の要人たちは、みんなパペットでしょう。

太陽と月と火星のスクエア

新月図では、MCと、IC近くにある双子座火星とでTスクエアが形成されています。火星は、太陽・月とパータイル。オーブは0.2度で非常にタイトです。

火星は行動力を意味します。双子座の火星は、バラエティに富んだ出来事を起こすでしょう。衝動性があるため、感情的な事件も起きやすい感じです。
テロや戦争を表している可能性もあります。

乙女座と双子座はルーラーの水星を共有していますが、双子座水星は情報収集と発信、乙女座水星は情報分析と整理というふうに違いがあります。
つまり、双子座は水星の力を外側に向け、乙女座は水星の力を自分の内側に向けるわけです。
今回の新月では、外に向かう力と内に向かう力がスクエアで拮抗します。
感情が揺さぶられるため、出来るだけバランスを取ることが重要です。

7ハウスは、マンデン読みでは外交がテーマになります。日本政府は、外交努力を避けられない感じでしょう。
普通の読み方をすると、7ハウスはパートナーシップ、人間関係ですので、「わたしとあなた」のことがテーマになります。
人間関係におけるリセット&スタートが起きるでしょう。別離もあり、新しい関係の構築もあるでしょう。

以下、マンデン読みしていきますが、「日本と外国」で繰り広げられることのサイズダウンが、個人の人間関係「わたしとあなた」で起きると考えてください。

金星と土星と天王星のTスクエア

上記のTスクエアのほかに、7ハウスの金星と1ハウスの土星、3ハウス天王星のTスクエアもあります。
3ハウス天王星は、アセンダント水瓶座のルーラー。7ハウス金星は、3ハウス牡牛座のルーラーなので、このTスクエアはとても激しいです。
天王星のそばにNノード(北の交点)があるので、対極の蠍座Sノード(南交点)も加味すると、不動宮のグランドクロスになります。
刺激的で困難を伴う変化が現れそうです。

<金星と天王星のスクエア>は、予期しない出来事を運んできます。
主に財政や金融に関することだと思います。金融市場、銀行に変化があるかも知れません。
そのほか天王星がいる3ハウスには、情報、流通のほかに、コミュニケーション、旅行、ビジネス、教育の意味があります。
たとえば、流通や配送の混乱が国民の生活に影響すると読めます。
また、そこには7ハウスの外国、外国人が関係しています。金星は、外交官や外国通貨、ドルとも読めます。入国制限を緩めたことでインバウンドは実入りがあるけれど、代償として感染症が拡大するのかもしれません。

<金星と土星のオポジション>は、生活に関係しています。もちろん、生活にはお金の問題は避けられません。
たとえば、支払いが出来ないとか、取引先からの入金が遅れるとか。高額な買い物をしてしまうというのもありそうです。(「壺」には気をつけて?!)

経済の2ハウスを見ると、海王星が入っており、8ハウス(税金、社会保障、国際金融、外国企業)にいる水星とはオポジション。
また同じ2ハウスの木星も、水星とはオポジションです。8ハウスを外交ビジネスと見た場合、木星は10ハウス(政府の部屋)射手座のルーラーです。
日本政府も今までたくさんの様々な壺(注射や戦車なども)を買っていますが、さらに何か買うことになるのか。または外国への支援。

また水星はトレーダーを意味することもあるので、外国株や外国債に関係したことか、あるいは岸田総理が言う「貯蓄より投資」に関係しているかもしれません。
何にせよ、オポジションですので、なかなか効果が現れにくいでしょう。10天体のうち5天体が逆行中ですし、スムーズにはいかないです。

<土星と天王星のスクエア>は、自然災害や戦争のリスクを高めます。10月初めにオーブがタイトになります。火山爆発や地震は引き続き注意です。

火星、水星、冥王星のグランドトライン

数日前まで出来ていたカイトが緩み、グランドトライン(大三角)が残りました。4ハウス双子座火星、8ハウス天秤座水星、12ハウス山羊座冥王星が作るグランドトラインは、回る運命の輪。
良い時は良いことが続き、悪い時には悪いことが続く。これは自然の法則でもあります。世界で起きていること(ウ****のことだけでなく)は、角度を変え俯瞰してみれば、必然なのかも知れません。

チャートを見ると、セスキコードレート(135度)のアスペクトがチラチラを見えます。11ハウス山羊座4度のフォルスは、新月とパータイルです。
フォルスは、きっかけを生むエネルギーですが、7ハウス金星と3ハウス天王星とでトールハンマーを形成しており、4ハウス火星とはクインカンクス。
激しい衝撃が加わるかもしれません。運命の輪が加速する?

天候不順による農作物被害など

水星と木星のオポジションを、4ハウス(国土)の火星がコンプロマイズしています。火星は、ICにコンジャンクションし、風サインの双子座に入っているので、異常気象、天候不順を表しているように思います。
9月はまだ高温が続きそうですが、大雨も多そうな感じ。

最初に乙女座の原型について書きましたが、ローマ神話でケレースと呼ばれた女神は、占星術ではセレス、あるいはケレスと呼ばれる小惑星です。
新月図では、セレスは、ディセンダントとコンジャンクションしています。ディセント獅子座は火のサイン。
ヨーロッパの干ばつが穀物の生産不足に繋がり、それが日本にも影響しそうです。でも、ヨーロッパが輸出しているうちはまだ大丈夫。今のうちに、必要なもので長期保存できるものをストックしておくことをお勧めします。

食糧不足も組織的に計画されたものですが、実際に干ばつが起きているので、来年以降の食糧不足に備えておいたほうが賢明です。
インドで起きた飢饉の歴史を調べてみると、イギリスが政治的な理由で輸出を滞らせたことが原因でした。日本は地震が多いうえ、自給率は低く輸入に頼っているので、何かあったときのための備蓄は必須です。

双子座火星の記事をUPした翌日、全日本空輸(ANA)が国際線の燃油サーチャージを10月発券分からさらに引き上げると発表しました。ANAの引き上げは、10月からですが他も追随するでしょうし、国内輸送にも響き、食糧品や日用品の値上げもさらに増えてくるでしょう。

6ハウスについて

太陽と月は、ともに6ハウスに関係しているので、6ハウスのテーマ(医療衛生、労働、軍事)も刺激されます。
6ハウスは乙女座の場所でもあるので、水星の影響力(流通、情報やコミュニケーション)も働くでしょう。
たとえば、労働ストライキなどが起きるかもしれません。日本は、外国のような派手なものにはならないでしょうけれど。
金星天王星スクエア、月火星スクエアがあるので、怒りや暴力も引き起こしそうです。とくに女性は的になりやすいので、用心してください。

6ハウスには天体が入っていませんが、対極の12ハウスには冥王星が入っています。表からは見えないところで、軍事的な何か進行しているのかもしれません。マスコミが政治家とmoony教会の癒着を騒ぎ立て、国民の目がそらされている間にも。

人間関係について

1ハウス(自分の部屋)に土星があるため、内省的になり「自分」のアイデンティティに向き合う感じになります。
7ハウス(相手の部屋)の金星と、3ハウス(コミュニケーション)の天王星のTスクエアは、意見が対立することを表しています。

使い古された言葉ですが「価値観の違い」で、グループ解散とか離婚へ進む可能性もあるでしょう。もちろん、未来のことを考えてそれを選択する人がほとんどだと思いますが、つい感情的になって大喧嘩した結果、修復不可能になって別れるというケースもあるかも知れません。
愛情を試されるようなことが起きる人もいるでしょう。一時的な感情で大切な人の手を離さないように、冷静になって話し合ってくださいね。

この記事を作成している途中に、タレントのryu●●さんの離婚報告がありました。ロマンチックなプロポーズが印象的な二人でしたが、これもリセット&スタートですね。
「これからは”夫”と”妻”ではなく、人生のパートナー」として、お子さんを育てていかれるそうです。

ただ、芸能人の言動は影響力があるので、あまり深く考えずにこれに倣う人たちも多いかもしれません。性の多様性、結婚の多様性のリーダーとして、ワンワールドを目指す組織がパペットとして利用するには、かの人はぴったりなんですよね。それが気になるところです。

乙女座新月のまとめ

今回の新月は、足元が透け透けの吊り橋を渡るような、緊張感がある不安定なエネルギーです。勢いに任せて進もうとすれば、吊り橋は大きく揺れ、隙間から落下してしまいそうです。
かと言って、そこに留まっているわけにもいかないので、恐怖や不安を抱えながらも、注意深く一歩を踏み出すことになります。

そのとき、吊り橋を渡り切ったイメージを頭に思い描いてください。地面に下り立ったときの安心感をイメージトレーニングするのです。
そして忍耐強く、揺れる吊り橋を渡り終えられる時を待ちましょう。

新月のサビアンシンボルは、「妖精の夢を見る男」。夢のイメージを具現化していくことを意味しています。
乙女座は現実的なサインなので、乙女座だけでは大きな夢を思い描くことが難しい。しかし、先行きが不安な時だからこそ、夢や希望を持っていることが大切になります。
未来に叶えたい夢があることは、私たちに勇気と生きる力を与えます。

太陽が乙女座のシーズンに大きな夢を見るためには、対極の魚座の力を借りるといでしょう。
肩の力を抜き、リラックスしましょう。好きな音楽を聴いたり、きれいな風景の写真集を観たり。夜空を見上げて、星座を鑑賞するのもよし。読書もよし。週末は、子供のように好きなことだけして過ごすのもいい。
そんなふうに身も心も緩んでいるときに、「こんなことをしたい」「こうなったら素敵なのに」という夢が生まれてくるのでしょう。

そうして生まれた夢のイメージを、現実の世界で実現するのが乙女座の知恵の力です。
日本でも乱世のムードが強まってきたこの頃ですが、たとえその夢が破れても夢を見ることをやめないでください。
「きっと夢を叶える」という思いを捨てないで、現実に出来ることをやっていきましょう。

月は、9月10日の満月に向けて膨らんでいきます。10日は水星が逆行を開始します。出来る事は先延ばししないほうが良さそうですね。

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