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2023年11月27日双子座の満月

早いもので、11月も終わりに近づいています。
もうすぐクリスマスだなんて信じられませんが、スーパーでは真空パックのお供え餅も並び始めました。

さて、11月27日に双子座の場所で満月になります。
この満月は半年前の双子座新月が満ちたものなので、半年前に願ったことが叶うタイミングです。願いが叶っていなかったら、軌道修正をしたほうがいいでしょう。でも、慌てることはありません。

数秘9

2023年11月27日の数秘は9。9には完了の意味があります。
また1~8までの数のエネルギーをすべて含んでいるため、混乱(カオス)のエネルギーもあります。

タロットカードに照応させると、9は隠者(ハーミット)。

隠者のカードについては、11月の星の動きの記事に書いていますので割愛します。下記のリンクをご覧ください。

今回の満月の特徴

双子座は、学ぶことや知識を得ること、またコミュニケーションの星座です。その場所で起きる満月なので、これらのことに焦点が当たります。
また情報の共有が活発になるでしょう。

太陽+火星、月、土星のTスクエア

今回の満月の大きな特徴は、魚座土星を頂点にした柔軟宮のTスクエアが出来ていることです。
Tスクエアは葛藤するエネルギーですが、その葛藤を昇華できれば、大きな成長に繋がります。


月は双子座、太陽は射手座。射手座と双子座の軸は、思想やイデオロギーに関係しています。
魚座土星とのTスクエアは、宗教的な対立を含む信念の違いによる対立が顕著になるでしょう。
このことから考えられるのは、物理的な境界線以上に、精神的な境界線が必要になるということです。

射手座の太陽は、理想家でロマンチスト、かつ冒険家のイメージです。
モデルとして思い浮かぶのは、少し前の時代の人ですが、作家の三島由紀夫。彼は山羊座生まれですが、金星と水星が射手座にありました。
最近の日本人では思い浮かびませんが、話題の羽生結弦さん(1994年12月7日生)が射手座生まれですね。

その太陽に、現在、火星がコンジャンクションしているので、余計に冒険者のエネルギーが燃え盛っています。
また、射手座太陽と火星の組み合わせは、自由を求めて反抗するエネルギーにも似ていると思います。
射手座の太陽+火星は、自分は道義的に正しいことをしていると思わせるので、盛り上がり過ぎるとおかしな方向に暴走してしまいます。


対する双子座の月は、好奇心や知識欲が旺盛で刺激を好み、急進的なエネルギーです。また際限がなく、深みにはまってしまうことがあります。

この暴走しやすい満月を土星が引き分ける形になりますが、カルママスターの土星による分断になりそうなので、片方に偏り過ぎないように注意深くバランスを取る必要があると思います。


【羽生結弦さん】

余談ですが、羽生結弦さんが離婚を発表されましたね。
当初は羽生さんに同情する意見が多かったようですが、しだいにジャーナリストたちの中から反論も出て来ました。
まさしく今回の満月の様相だと思いました。双子座はメディアを司ります。

羽生結弦さんの2023年11月27日のトランシット

出生時間がわからないのでハウスもわかりませんが、ネイタルで蠍座冥王星(28度)と木星(29度)のコンジャンクションで、獅子座28度の火星がスクエアになっているところに、満月と土星のTスクエアがグランドクロスを形成しています。

羽生さんの結婚離婚についての私の意見は省略しますが、ネイタルが波乱万丈な危なっかしさと紙一重の要素があるので、エネルギーを注ぎ込むもの(スケート)が見つかって救われた人だと思います。
彼からスケートを奪ったら大変なことになるでしょう。


水星と海王星のスクエア

射手座24度の水星と、魚座24度の海王星がタイトなスクエアになっています。
これは「考えるな、感じるんだ」というエネルギーなので、思考はあまり役に立ちません。何かをしなければと思うけれど、具体的に何をすればいいか思いつかない。そんな風にもなりそう。
直感で感じたことをやったほうがうまく行くかも。

でも、水星は天王星とはクインカンクスなので、早とちりや勘違いもありそう。すぐに結論に飛びつかないほうがいいでしょう。

このアスペクトのネガティブな面は、欺瞞やあやふや、騙し。今月いっぱい、このアスペクトは続くので詐欺にご注意ください。

また、意見の衝突が起きやすい時です。
コミュニケ―ションは、相手の話を聞くことも大切なので、話す時と聞く時のバランスを取るようになさってください。


この期間がガザの4日間の停戦とかぶるのが気になるところです。

今日、ガザでパレスチナ難民の列に向かって発砲するシオニスト兵士の映像。これは一時停戦開始からわずか1時間後に違反している。
パレスチナ難民がガザ北部の自宅に戻っていたところ、アパルトヘイト兵士が発砲し、2人が死亡、数十人が負傷した。

イスラエル軍、迎えの家族に発砲 パレスチナ人釈放で、31人負傷 (msn.com)

2023年11月27日満月は火星のラインがガザを通過します。


また、水星と海王星のスクエアは、やる気が出ない、何もしたくない、めんどくさい、という気持ちになることがあります。
エネルギーが不足しているように感じたり、体調不良も起きそうです。

うつ病や認知症の初期症状に似ているかもしれません。できるだけリラックスしてお過ごしください。
このアスペクトは月末30日頃まで続くので、やりたい事がたくさんあっても、この間は一つか二つに絞ったり優先順位をつけたほうが良いでしょう

満月のサビアンシンボル

太陽は射手座4度、月は双子座4度にあります。

月の度数である双子座4度のサビアンシンボルは「ヒイラギとヤドリギ」。
西洋ではヒイラギとヤドリギは、クリスマスのシンボル。それは、個人の記憶の扉を開けて郷愁を誘うアイテムと言ってもいいかもしれませんね。

ひとつ前の3度が、パリの「チュイルリー庭園」と言うシンボルで、シンメトリーな様式美が知性を表しているような意味がありますが、「ヒイラギとヤドリギ」は自然回帰願望を表し、クールさよりも情念的です。

今回の満月に対応するメインシンボル(双子座5度)は「過激な雑誌」。
このサビアンの解釈に、双子座の二面性の現れと書かれていることがありますが、双子座生まれの私的には、双子座そのものを表していると思います。
(二面性じゃなく、もともと二面の双子座なんです。隠していません)

それは置いといて、このサビアンの意味は、たとえば週刊誌のセンセーショナルな見出しに見られる言葉遊びです。
子どもが知性の発達段階で言葉遊びにはまったりするように、双子座5度では言葉で人を驚かせたり、楽しませたり。時には扇動するわけです。

それは子どもっぽい短絡的な行動に見えるかもしれませんが、対極の射手座5度「木の高いところにいる老いたフクロウ」が示す、広い視野で物事を見て、真実に到達することを目指すことが潜在意識にあります。

センセーショナルな表現を通して、人間心理に働きかけることで、心の中の真実が引き出されます。


たとえば、X(旧Twitter)では毎日のようにアメリカ大統領選挙、ロシア対ウクライナ、イスラエル対ハマスのプロパガンダ合戦が行われていて、特に現在は親イスラエル、反イスラエルの情報戦が目立ちます。

それを見たり聞いたりして、あなたは何を感じ、何を思いますか。何をしますか。その時出て来た思いや行動が、あなたの真実、あなたという人間を表しています。

無関心や何も感じないという人もいるでしょう。ぶっちゃけ面倒なことに関わりたくないという人も多いでしょうね。
もちろん情報についていけていない人もいるはずです。
それもその人の真実です。私は何が正しいとか言うつもりはありません。

この満月には人の心の中のこと、自分でも知らない自分の性根の部分を暴くようなエネルギーがあると思います。人によっては自分の真実を知って愕然とするようなこともあるかも知れませんね。
クールなふりをするのは難しそうな感じです。

日本の満月図(6ハウス×12ハウス)

6ハウスのカスプに太陽が乗り、12ハウスのカスプに月が乗っています。

6ハウスは医療衛生、労働(奉仕)、軍事。12ハウスは秘密の組織、隔離(病院)など。
その太陽と月が9ハウスの土星とTスクエアを形成しています。9ハウスは外国、宗教、法律など。

これは↓のことかな?

WHOパンデミック条約: IHR 第59条改正承認の回答期限が今月末

でも、検索してもネットでは最新情報は出てこないんですよねぇ。
X(旧Twitter)日本では反対するポストをみかけますが、海外のポストでもわずかです。シャドウバンされている人が多いのかなぁ。

スロバキアやエストニアも拒否したそうです。日本は?

12ハウスのルーラー水星が6ハウスに入っているので、第〇次感染ブームを表しているか、新たな感染症が広がっている可能性もあります。
今のところは、インフルエンザが猛威をふるう設定になる感じですね。


月は、経済の2ハウスのルーラー、太陽は2ハウスに関連しているので、日本経済にも影響がありそう。
2ハウスと対になる8ハウスには、冥王星が入っています。
8ハウスは税金、社会保障を表しますが、死の意味もあるので、ちょっと嫌な配置ではあります。大型倒産でしょうか。

すぐに表面化するというより、じわじわと深く進行して気がついたら取り返しがつかない状態になっているのが冥王星です。

MCに、虐待の意味もあるネッスス(魚座15度)がコンジャンクション。
6ハウス射手座10度のアルデバランと、12ハウス双子座10度のアルデバランとでTスクエアになります。
何か大きな事故か。日本ではないかもですが。

火星と3ハウスのリリス(乙女座6度)がスクエアになっているのも気になるところです。火星は衝動的で、リリスは怒りそのもの。
前述の太陽、月、土星のTスクエアにリリスを加えるとグランドクロスになります。

これもイヤな配置ですが、不正が暴かれるようなことかもしれません。


4ハウス天秤座21度の金星は、南ノード(天秤座24度)とコンジャンクション。10ハウス牡羊座の北ノードと、8ハウス冥王星とでTスクエアになります。北ノードには、不和の女神エリスがコンジャンクション。

ノードが絡むと多くの人に影響が出ます。
4ハウスの金星はなんだろうと考えてみました。おそらく若い人か、あるいは文化(国宝級のものかもしれませんが)に過度な刺激がかかります。
それは良い意味のムーブメントかもしれませんし、逆に手に負えない状況を表しているかもしれません。

もっと細かく見ると恐ろし気なことしか出てこないので、このへんで止めておきますが、13日の新月とほとんど変わらない配置なので(月が移動しただけ)、新月の頃の出来事に決着がつくような出来事があるかも。

13日の新月の頃は、AIを使った岸田首相のフェイク動画が話題になっていましたね。
6ハウスの水星を「プロパガンダを流す組織」ではないかと考えています。
それから「投資や株式で大きなダメージがあるかも」と思っていたんですが、外れたようで良かったです。


まとめ

今回の満月は、双子座と射手座らしい、思想を刺激する情報戦が展開されます。それによって分断が起きるのは避けられない感じです。

ネットを見ると、インフルエンサーについて「あの人は●●のことは言うけど、▲▲のことは言わない」からアッチ側だコッチ側だと批判するコメントもよく見ます。こういうのも分断の一種でしょう。

しかし、自分はどうするか、何をするべきかが見えてこない感じです。

個人への影響は、人間関係です。
アッチ側コッチ側、親〇〇反○○の対立と同じく、リアルな人間関係においても価値観の対立が現れやすいでしょう。

親〇〇と反〇〇は、前のアメリカの大統領選挙の時から派手に行われ、マスクやワクチン、ロシアとウクライナでも顕著に行われましたが、どれを見ても、人は自分が信じているものを否定されると攻撃的になりますね。
(イスラエル問題は、日本人はあまり乗ってこない感じですね)

いずれにせよ何らかの対立事項があり、家族や親しい人から反対されたりして、自分の信念、価値観が揺らぐ人もいるし、長い物に巻かれる選択をする人もいるでしょうし、頑固に貫きとおす人もいるでしょう。

海外では今回の満月は、暴動につながるようなエネルギーですが、日本の場合は暴動が起きない分、家族関係、人間関係に反映されるようです。
暴力的なことや犯罪も増えそうです。


分断をポジティブな意味で住み分けと考える事も出来ますが、リアルな人間関係では精神的な境界線を引いたほうが気持ちが楽になりそうです。
人間関係を整理する荒仕事も必要になるかも。
満月は手放しのエネルギーなので、人間関係の依存や執着を終わらせることにも向いています。

満月の影響は、2週間後の12月13日の新月前まで続きます。
いよいよ年末ですね。家の中だけでなく、心の中の大掃除も始めましょう。

今日はこのへんで。お読みくださりありがとうございました。

上の動画が表示されないようなので写真を載せます。
どの民族であれ、ジェノサイドを許してはいけない

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