福山雅治になりたいボーイ

何となく先週書いた流れで月曜はラジオのこと書こうかなと思い立つ。

アニラジにハマる少し前というかラジオを聞きはじめて少し立った頃
平日夜はallnightnippon SUPER!を聞く日常。当然そうなってくると
土日もラジオを聞きたいという流れになった。
当時はインターネット環境もなかったので新聞のラジオ欄で何か聞ける番組はないかと探す。
土曜の福山雅治魂のラジオを見つけるのに時間はかからなかった。

福山雅治の説明を今さらする必要はないだろう。おそらく普通に生きていればどこかで名前か姿は見ているはずだ。いわゆるイケメン俳優で
さらにシンガーソングライターでも活躍という当時の自分が完璧超人のように思っていた人。

そんな人のラジオが存在する、ラジオを聞くようになった自分からすると
願ってもいない展開で当然のようにすぐ聞き始めた。
どんな話が聞けるのかという自分に待っていたのはこれでもかというくらいの下ネタ全開のラジオだった。

中高生だった自分にはこの下ネタ満載のトークはまさに大好物だった。
allnightnippon SUPER!でも近しいトークはあったが、福山雅治というイケメンがこの話をしているギャップがこれまた良いスパイスだ。
個人的にずっと好きなエピソードがあって大型テレビを購入した時に、
このテレビでAVを見たらどれほど興奮するのかとワクワクしながら準備万端で見始めたら全部が実物より大きくて逆に興奮しなかったというちょっとしたガッカリ話。
こんな少年心を忘れないトークや、本当に楽しそうにバイクや音楽の話もする、リスナーと生電話して悩み相談したりするフランクさもあって憧れの芸能人とは違った近所の親しみやすいカッコいいあんちゃんという感じで、当時の自分はまさに福山雅治になりたいボーイと言っても過言ではなかった。
でも今思うと当時ラジオをしていた福山雅治の年齢はとうに追い抜き、月曜深夜にこんな記事を書いている自分は福山雅治にはなれなかったなぁと実感するのである。

ちょっと前の映画「奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール」はこんな男の話なのだろうか。ちょっと見てみたくなった。

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