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星をみるひと

noteを始めた時に一緒に始めたSwitch版星をみるひとをついにクリアした。
(内容的にネタバレ含むので嫌な人は見ないでね)

ゲーム好きならおそらく一度くらいは聞いたことであろうある意味で有名なゲーム。Switch版が出るならやらない手はないと思い挑戦することに。
自分の持っている知識としてはいきなりフィールドに放り出される、最初の街が見えない、理不尽な難易度というくらいで肝心のシステム面やストーリーは知らないままでスタートした。

ゲームをスタートすると噂通りいきなりフィールドに立たされて一歩左に進んだら突然街に入るという評判に違わぬメチャクチャなスタートだった。
街の人から情報を集めてどうも北にも街があるらしいという事がわかったので、フィールドに戻って北進。
RPGらしく歩いている途中に敵とエンカウントし戦闘に入る。
ドラクエライクのコマンド戦闘、コマンド順で一番上にESPコマンド(いわゆる魔法)が配置されているトラップがあったり、一度そのESPを選ぶとキャンセルできずにESPを使うしかなくなるというなかなかに男らしいスタイルだ。

道中敵に麻痺にさせられて何も出来ずゲームオーバーになったり、2体同時に出てきた敵には力技で押し切られたり、Switch版の機能の巻き戻しやクイックセーブ/ロードがなければおそらくこの時点で心が折れていたであろう。

そして何とか北にある街に到着。街の人の話を聞くと病気で苦しんでいるから薬が必要ということが分かった。これはありがちなお使いクエストだ!とさらに情報を集めて薬の材料も分かり街の外に出た。

するとどうだろう何故かゲーム開始時の位置にいるではないか。
街の外に出たら別の街の隣に移動している。これはもはやホラーだ。
実際こういう入った時と別の位置に出るというのはこのゲームでは普通のことであるのをゲームを進めると知ることになる。

ゲームに慣れて進めていくものの途中から敵がめちゃくちゃ強くなり、こちらの物理攻撃が全く通らなくて詰んだり(巻き戻しでエンカウント回避して強行突破)、重要アイテムを見つけるための情報がゲーム内に無くついには攻略サイトに頼ったり少しずつ進めていわゆるラストダンジョン的なものにたどり着いた。

相変わらず敵が強くてこちらの物理攻撃は通らないが、ESPならダメージが与えられる、混乱状態にして自分を殴らせれば大ダメージで自爆するなど何度も繰り返すうちにこのゲームの戦い方が分かってきて何とか進めてイルカの見た目のラスボス的なやつとの対峙だ。

ここでストーリーの話をするが、主人公たちが旅ををしていたのは巨大コロニーの中で、主人公たちサイキックはコロニーの管理コンピューターに排除される側の存在である。そしてこのコンピューターの管理者が遺伝子操作で作られたイルカとシャチの見た目をした知的生命体だ。
コロニー自体が惑星探査船でイルカとシャチは新しい星を見つけた。この星は水の星でイルカとシャチ、そしてサイキックならば住める星。

そしてまもなく新しい星に到着する時イルカに最後3択を迫られる。
一緒に来るか、残るか、戦うか
ここの3択は人類を捨てて自分たちと新しい星に住むか、このままこのコロニーに人類と一緒に残るか、なにはともあれ戦うかの選択である。

実際ここの3択で少しだけエンディングのストーリーが変化する。
一般的なゲームの感覚からするとここで最後の選択肢を選んでラスボス倒してエンディング!という感じではあるが実際には選択肢を選んだらそのままエンディングが流れて終了してしまう。
一応結果的に言えば左からGood、Normal、Badという感じではある。
(戦うを選ぶとどうも全滅させられたようなテキストが見られる)

ラスボスに備えて多少レベル上げをしてから進めたのでなんとも拍子抜けする終わりだったが、自分の星をみるひと初プレイはこれにて無事終了した。

操作性や難易度にかなり難点があって色んな意味で有名になるのもよく分かるゲームだった。
あと鍵のシステムが面倒で、入るのと出るので2ついるので一度鍵を1つしか持たない状態で入った部屋から出られなくなり詰むという経験もした。
一方で世界観設定とかはなかなか面白かったし、カルト的な人気があるのもなるほどと思える部分もあった。

最近は何かとゲームがプレイしやすくなっている中で久しぶりにレトロなゲームをプレイして、イライラしたような、試行錯誤が楽しいような少し懐かしい気持ちになれた。

今なら前にSwitchで再挑戦して挫折したアトランチスの謎にまた挑めそうな気もする。

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