パッシブスキルのおはなし。

我が家では、パッシブスキルと呼んでいる固有能力が夫婦ともに備わっております。

※パッシブスキル
英語:passive skill
ロールプレイングゲーム(RPG)などにおけるキャラクターのスキル(能力)のうち、コマンド選択などによって能動的に発動するのではなく、常時その効果が現れるものを意味して用いられる語。ゲームによっては、単に「パッシブ」と称される場合もある。(Weblioより)

旦那様のスキルは、「雨神」。
人生の節目は雨、出かけようとすれば雨、車を洗えば雨で、最終的には「車を洗おうと思った」だけで雨。
確率バイアスなんじゃね? と言われる向きもあろうかとは思われますが、こちらは本題ではないのでまたの機会に。
総火演(夜)を見に行ったら、当日夜の会場付近だけピンポイントでアメダス真っ赤になったのが個人的には最高潮。

さて、対して私のスキルはというと。
一言でいうと「知らない人に話しかけられる」。
道を聞かれやすい人とかたまにいますよね。まあ道も聞かれるんだけど。
ただまあ私の場合、なんていうかね。前置きがないんですよ。びっくりするくらい。

道案内の例でいうと普通「あの、すみません。」とかあるじゃないですか、前置き。「どこどこへ行きたいんですけどご存知ですか?」みたいな。

ない。

「〇〇ってこの道まっすぐでいいのよね?」みたいなそんな感じ。
隣を歩いてきたお友達に尋ねる感じ。

百歩譲ってまあ、道の話ならまあ。前置き省略する人もあるかもしれない。

しかしだ。

あなたがお店で買い物をしようとしていて「これとこれ、どっちがいいかしら?」と、友人でも店員でもない見知らぬ他人に聞くだろうか?

私は。なぜか聞かれるのである。前置きなしに。

このスキルは旦那様や友人などにはたびたび話していたことではあるのだが、発動は一人の時が多い。一度近所のスーパーの特設文具コーナーで、旦那様が少し離れたところにいたためか、くらったことがある。

歴史的瞬間を目撃した旦那さまいわく「言ってたことに一切誇張がなかったし意味がわからなかった」と供述。

一番意味が分からないのは私だ。

また、このスキルの発展形(?)として、若かりし頃、吉祥寺駅前の某ファーストフード系のパスタ屋さんでたまたま隣に座った上品な老婦人と同じメニューを食べていたところ目が合い、「…これ、あまり美味しくないわね」と話しかけられ、世間話が始まり、食後一緒に吉祥寺公園を散歩し、動植物園の入場券と、帰りがけ新宿までのJRの切符まで買っていただいた、という不思議体験をしたことがある。(お互い名乗らず)
なお、当時の彼氏(束縛系)にその日の行動を問い詰められ正直に話したところ嘘をつくなと言われたが、こんな突拍子もない嘘を考え付く方が大変だろ…。

あとは同じお店2回目にはすでに覚えられてる率が高い。コンビニとかも。なんの特徴もないのに不思議ですね。

同じような体験をお持ちの方がいらしたら情報頂けると幸いです。
まあ別段生活上こまることはないのだけれど。

いつも通りとりとめのない文章ですが、機会がありましたらまた。

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