【新エンガル】狼特攻〜スコントロ・ディ・ルーポ〜
第一部 (カード情報公開後〜17弾発売前日)
・ご挨拶と自己紹介から始めるnote執筆
どうも、カズマというものです。
この記事をお手に取っていただきありがとうございます!
今回初めて記事を書いてみたので、至らない点があるかもしれませんが最後まで読んでいただけると幸いです。
まずは軽く自己紹介になります。
主に関東圏を中心にデジカの公式・非公式の大会に出場し、REBORNのプレマ・スリーブを使って勝ったり負けたりしてゲームを楽しんでる、ごく普通のデジカプレイヤーです。
デッキレシピの名前もREBORNの作中から捻ろうとするくらいには好きなのですが、まさか狼の匣兵器も技関連もないとは・・・・。
(似てるところでハイエナとかいた気もするんですが、なんかイメージが合わなかった)
結果的に青で突っ込む感じのイメージが一番近いところにあった時雨蒼燕流の特式十の型をもじった形で名づけました。REBORNいいぞぉ〜。
ちなみにnoteを書くくらいだからかなり強い人なのかな?と思う人がいるかもしれませんが、正直そんなことはないです。
良いとこ準優勝とかトナメに行けたって感じで文字通り「優勝」とは縁遠いと我ながら思ってます。年間勝率も大体6割とかだったかな・・・・。
あれこれ色んなデッキを回せるとかは無く、使い慣れたデッキと流れが良い時はそこそこ勝てるって感じのタイプです。
さて、自分の話はほどほどに話を記事の趣旨に戻しましょう。
今回はBT17にて収録された「エンシェントガルルモン」を軸にデッキ構築をしてみました。
過去に「エンガル絆」といったタイプのデッキを使ってた身としては、『ここで使わずして、いつ使う!?』とテンション爆上げで回してます。ある程度形にはなったものの、想定してるのが17弾発売前のEX6弾環境なので時が経てばデッキの中身も変わっていくと思います。その辺は大会やフリプで使用感を確かめながら記事にも後々反映させていきます。
・デッキレシピと勝つプランのイメージ
最近思うんですが、デジカ50枚に収めるの大変になってきたと感じるの俺だけですかね笑?
とそんな愚痴は置いといて。
このデッキの勝ち方は当然ハイブリッドなのでガンガン詰めて殴り切る!
ってのはもちろんなのですが、新規のエンシェントガルルモンが青・黄色の混色で貰えたので勝ち方のバリエーションが増えました。
それが「ルインで蓋して、次ターンハイブリッドで殴り切る」プランです。
現代デジカに触れてる方なら、このカードの圧倒的な蓋性能はご存知のことだと思います。
進化するだけでシンプルに相手盤面全部にDP-5000は強いんですよ。
横展開してる相手盤面溶かしたり、育成から前に出づらくさせたりと黄色or紫が絡むデッキに引っ張りだこな1枚です。
ただ、このデッキにおいてはこの蓋性能はもう1段階上を起こします。
それが「自壊効果の引き継ぎによる蓋性能の引き上げ」です。
その立役者となるのがこのヴォルフモン2種です。
やる事は単純にヴォルフモンの効果を使い、今弾のエンシェントガルルモンに進化。今回はヴォルフモン(P-030)を使って解説します。
その後(諸々の効果処理など行ってから)ルインモードに乗るだけです。
おそらくルインモードに乗ったタイミングで大体はメモリーが相手側に返ってターンが渡ると思われます。
これによりルインモードの進化時のタイミングでまずDP-5000が。
その後ヴォルフモンの効果によりターン終了時に自壊効果を引き継いでるので、進化したルインモードも必然的に消滅します。
この効果を利用することで、ルインモードの消滅時効果としてもう一度DP-5000が相手の盤面に振れます。
結果、次の相手ターン終了時までDP-10000が振られる事になります。
今までのルインモードによるDP-5000ですらキツかったのに、それが倍になるわけですから大体の相手のデジモンは盤面から消えるでしょう。
カウンターを意識しようにも10000以上のパワーを持つデジモンを素で出さなきゃいけなくなるわけですが、そのためには高いコストを払う事になるか、LV6のACEデジモンを出してLV7のACEデジモンでカウンターを仕掛けるといった動きが精々かと思います。
その場合は「古の守護神」を使ったりして再度エンシェントガルルモンを立てて効果で手札に返らせたりと対応することも可能です。
何もなければ手元の輝二をハイブリッド体に進化して殴って勝ちです。ガッチャ!
・各カードの採用理由
ここからは採用したカードについてです。
レベル順、テイマー、オプション、デジタマの順で話していこうと思います。
・LV3. 11枚
ストラビモン(BT17-020)4枚
ストラビモン(BT7-019)4枚
ストラビモン(BT6-022)3枚
ヴォルフモン(P-030)を使う都合上ある程度の枚数は必要で、極力特徴にハイブリッドを持つものでサーチ効果を持つものから選定しました。
ただ、回してる中で「サーチばかりあってもそもそもそんな盤面にコスト払って投げる機会無くね?」
と思い、結果的にサーチ持ち8枚+進化元効果持ち3枚に落ち着きました。
とはいえ進化元効果持ちのストラビモンは必須とは考えておらず、入れ替えを行うならこの枠からかなと思ってます。
・LV4. 13枚
ヴォルフモン(P-030)4枚
ヴォルフモン(BT17-022)3枚
ガルムモン(BT17-023)4枚
ガルムモン(BT7-022)2枚
今弾のエンシェントガルルモンがデジクロス効果を持ったこと
ヴォルフモン(P-030)を経由してのルインモードによる自壊前提蓋プランのこと
この2つを考えた時に必然的に採用できるのはヴォルフモン・ガルムモンのみだと考えました。
優先順位を付けるなら
高↑ヴォルフモン(P-030)
|ガルムモン(BT17-023)
|ヴォルフモン(BT17-022)
低↓ガルムモン(BT7-022)
と、こんな感じでしょう。
ヴォルフモン(P-030)については上で語ってるのでそれ以外を話していきましょう。
今弾追加されたガルムモン(BT17-023)はテイマーの輝二との相性の良さとアタックしながらコスト軽減で進化できるという2つの理由により高く評価してます。
輝二の共通してる進化元効果でもある「自分の手札が効果で増えた時〜」という部分は今まであまり活かせる紙が多くなく、パッと思いつくとしてもベオウルフモン(BT7-025)とマグナガルルモン(BT7-029)くらいだったと思います。
しかし今弾のガルムモンはアタック時にドロー出来るので、これだけで輝二のメモリー増加+効果を活かせます。動きだけでみたら実質1コスト進化で殴ってますねヤバいです。
そしてもう一つの効果のコスト軽減しての進化。
対象がハイブリッド固定ではありますが擬似X抗体みたいな動きをします。
基本的にガルムモンで殴りながらヴォルフモン(BT17-022)にコストを踏み倒して進化、その後ヴォルフモンの効果でエンシェントガルルモンへといった動きがメインで作られたと思いますが、進化できるLVに指定が無い上に青・黄色に進化できるということでまさかのジェットシルフィーモン(BT7-038)やベオウルフモン(BT7-025)にも進化できます。しかもその2枚は進化元にテイマーがいればさらに進化コストを2軽減しますので、実質タダです。なにそれ怖い。
ちなみに前までのヴォルフモン(P-030)は進化時でしか効果を活かせず、
後手1ターン目とかで上手くメモリーを返せず意味もなく進化して無駄に使うしかなかった時もありましたが、その上に今弾のガルムモン(BT17-023)へ進化し、アタックしながらヴォルフモン(Bt17-022)に更に進化するとヴォルフモン(P-030)の進化元効果のエンシェントガルルモンに進化するときに2コスト軽減が発動して少し軽くワープ進化できるという小技もあります。
結局ヴォルフモン(P-030)とガルムモン(BT17-023)の依存度が比較的高いと考え、ここを合計8枚固定にして残りの2種類の枠を少しずつ調整していった結果が今の振り分けになります。
・LV5. 5枚
ベオウルフモン(BT7-025)4枚
ジェットシルフィーモン(BT7-038)1枚
ここは先ほどのガルムモンのところでも触れましたが、LV5ハイブリッドの中でも強い部類のこの2種は変わらない強さを感じます。
ベオウルフモンは基本的にチューモン、チクリモンのようなメタデジモンの処理をしつつ、下地のLV4ハイブリッドを回収しながら輝二の効果でメモリーも増やす。収録された時期から大分経つのにまだまだ現役です。
ただ1つだけ注意しなきゃいけないのは、ガルムモン(BT17-023)のアタック時効果で進化すると、ベオウルフモンのアタック時効果のタイミングが過ぎてるので噛み合わないことです。
まぁそれを抜きにしても十分強いので良きです。
ジェットシルフィーモンはガルムモン(BT17-023)のアタック時効果と相性が良く、0コストでリカバリー+1するのがかなり使い勝手良くて入れてます。
ただ、言ってしまえば個人的に良さそうというフワッとした理由で入れてる枠でもあるので必須でもなく、なんならカウンター用にズドモンACEに入れ替えるのも全然アリです。
エンシェントガルルモンがワープ進化・デジクロスで場に出るのでLV5の枠自体必須では無いことを考えると、他のLVに枠を割くのも選択の1つでしょう。
ベオウルフモンの枠も4枚なきゃいけないとも思ってないので、この辺りは構築者の好みが出るかなと思ってます。
・LV6. 4枚
エンシェントガルルモン(BT17-028)4枚
このデッキのメインカードであり、必須枠です。
登場・進化時でLVの低いデジモンをバウンスという効果はちょっと使いにくさを感じさせるところがありますが、言い換えれば相手の盤面にデジモン1体しかいなかったら実質確定バウンスです。
しかもEX6環境は完全体勢を持つデッキを除けば、バウンス効果は意外と刺さる部類なので使い方次第で全然いけると思います。
なんならこの効果よりももう一つの効果が強力で、自分か相手のどちらかの手札が増えた時に相手の盾を上から1枚手札に加えさせるというもの。
もはや殴らずに確定で1点削れてるようなものですし、仮に殴って結果的にセキュリティバトルに負けたりセキュリティオプションで落ちたとしてもしっかり2点削る仕事は果たしてくれます。
ちなみにこの効果は自ターン1回の制限ではありますが、次の自分のターンまで生存してくれれば、何かしらのドロー効果を使うことで再度盾を飛ばしてくれます。
おまけに消滅時はトラッシュからハイブリッド1枚+テイマー1枚拾って、コストを支払わずにテイマーも貼れるので至れり尽くせりですね!
・LV7. 3枚
シャイングレイモン ルインモード(EX4-074)2枚
デクスモン (BT9-112)1枚
ルインモードは言ってしまえば戦術プランに組み込んでる前提で構築してるので最低でも2枚からかなと。
使い方を説明するまでも無いくらい環境で使われてる1枚だと思いますので、そこまで書くこともあまり無いんですが、強いてあげるなら自壊ムーブ(DP-10000)を使うか、普通に進化して2ターンに分けてマイナスを掛けるかの見極めは必要だと思います。
対面のデッキタイプ、お互いの盤面と育成エリアと周りの状況、それらを見据えてルインモードを使っていくかで勝率に影響することもあるので、ここはひたすらデッキを回して見極める感覚を掴んでいきましょう!
デクスモンは相手の盤面が一気に広がって、手に負えない時ようですね笑。
メタデジモンに対する回答も構築の中にありますので、やばそうだったらこれで盤面をお掃除して建て直しましょう。
・テイマー. 7枚
源 輝ニ(BT17-083)4枚
源 輝二(BT7-087)3枚
待ちに待った3コスト始動出来る効果を持つ4コスト輝ニ(BT17-083)が来たこと。
進化元効果をもつテイマーがらみの効果や新規ハイブリッドが輝ニ指定の特殊進化なこと。おまけに枠カツカツ。
これらの事情を踏まえた結果、輝二以外のテイマーの採用は物理的にキツイと考えて最初は4枚4枚の合計8枚で回し始めました。
最初は無理あったかなと思っていましたが意外にもデッキは盛大な事故なく回り、何度か枚数調整をした結果今の形に。
枠を削るなら4コスト輝ニ(BT17-083)より3コスト輝二(BT7-087)になりますね。
今弾でトラッシュからテイマーを拾える効果を持つデジモンをもらえたことで、昔のハイブリッドデッキのようなテイマー多めの構築じゃ無くても無理なく運用できるレベルにはなったんじゃないかなと思います。
・オプション. 7枚
古の守護神(BT17-094)3枚
メンタル・トレーニング(P-104)2枚
ブルー・メモリーブースト!!(P-036)2枚
17弾が劇場版シリーズを中心に収録されてく中で、各々のデジモンシリーズの映画の熱いシーンがオプションカードになって配られました。
古の守護神もその1枚ですが、とりあえずテイマーかハイブリッド体がいれば色関係なく使えるという優れもの。
そんでもってメイン効果はトラッシュからハイブリッド体か十闘士を回収し、その後十闘士か進化元効果をもつテイマーを4コスト軽減で出せます。
回収効果も強力ですが、このデッキにおいては十闘士のエンシェントガルルモンをコスト軽減して出せる点がとても良い!
なんならエンシェントガルルモン本体をトラッシュから回収してそのまま出すことが出来ます!
しかも今弾のエンシェントガルルモンはデジクロス持ちなので、素材も持ってればさらに軽く出せます!
オプション発動からエンシェントガルルモン着地までのトータルコストは脅威の4コスト!
なんかアヌビモンでメルヴァモン出す動きしててなんか強そうです笑
ここまででも十分に強いのにセキュリティ効果もあり、こちらもトラッシュか手札からテイマーを踏み倒して登場させ、その上で古の守護者は手札に加えられます。
4枚採用にしても悪くなさそうなカードですが、序盤に手札に来すぎると動けなくなってしまうと考えての3枚採用になりました。
トレーニングとメモリーブーストは役割的に近いものなので纏めてにはなりますが、片方に寄せず半々に採用した理由は、トレーニングでしか拾えないカードがあることとメモリーブーストによるメモリー増加の両方が必要なシーンがあると考えたからです。
テイマーはまだデジモンの効果で拾えはするものの、先に紹介した古の守護者はトレーニングでしか拾えませんし、最短でLV3育成からヴォルフモン(P-030)に進化してエンシェントガルルモンを立てるなら頼りたい1枚です。
メモリーブーストは拾えないカードがいくつかあるものの、見れる枚数はトレーニングの倍ですし、ルインモードまで進化する場合に足りないメモリーを捻出したりと使う機会があります。
今のところはこの配分で落ち着いてますが、もう少し枚数を偏らせるのも無しではないかなとも思います。
・デジタマ. 4枚
ワニャモン(BT11-002)4枚
ここはシンプルにドロー効果持ちで青ハイとも相性が良かったワニャモンを選びました。
パワー上げたり相手デジモンの進化元を削ぐ効果はより使いやすいですし、他はあんまり今は必要では無いかなって考えです。
・入りそうで入らなかったカードの不採用理由
ここではデッキの構想段階で候補にはなったものの抜けたり、訳あって採用しなかったカードに少し触れたいと思います。
・ウッコモン2種
驚異の汎用性を誇るウッコモン。当然ハイブリッドデッキとも相性が良く過去に赤ハイに採用されてた過去もありますが、このデッキではヴォルフモン(P-030)を使って進化しての使用を前提にしてる関係で、進化で繋げられないLV3はこの動き取りづらくなると考えたため一旦候補から外しました。
現状今の構築からウッコモンを採用するとしたら、メモリーを増やせるウッコモン(P-123)は欲しいかなって感想です。
その場合色々枠を弄りそうですけど試す価値はあると思いますし、今後その構築も良かったらnoteの方に載せるかもしれないです。
・ベオウルフモン(BT17-026)
これも新弾で収録されてましたが、こっちはトラッシュに特定のパーツを求める点と普通に進化すると4コスト掛かるという重さが足を引っ張った印象があって抜けました。
LV5枠自体そんな多く無いでの擬似椅子取りゲームで周りの候補が
・ベオウルフモン(BT7-025)
・ジェットシルフィーモン(BT7-038)
・ズドモンACE(BT14-026)
この3種だったらそりゃ無理です。
ゲームが伸びれば条件を満たして使える機会もあるとは思いますが、限られたパターンでしか活かせないことも考えると0〜1枚の採用なのかなと。
・マグナガルルモン(BT7-029)
輝ニ(BT7-087)で直で進化(ハイパースピリットエボリューション)出来るカードではありますが、枠の都合により見送る形となりました。
入れるなら自身の効果でLV6までバウンス出来るように2枚以上からの採用をしたいところではありますね。
エンガルじゃなく、青ハイとしての構築だったら入れてたかもです。
ほんとに今のデジカは50枚に収めるのが難しい!
・ガブモン-友情の絆-ACE(LM-022)
気持ち的には入れてあげたかった絆要素の1枚です。
カウンター用の枠はあった方が良いと思う人もいるかもですが、エンシェントガルルモンが自壊してしまうためまず土台が残らない。
仮にデジクロスで残そうとしても進化元には2枚しか無いため、友情の絆の除去効果を活かしづらいのも問題です。
むしろ上で話したマグナガルルモンの方が進化元多く立てれるので、そっちの方が噛み合いそうなので青ハイとしてなら採用はあったかもしれません。
・氷見友樹(BT7-086)
進化元を破棄して、進化元がないデジモンを止めるという動きを1枚で完結する狂気のテイマー。過去に制限までかかったこの子に泣かし泣かされたプレイヤーは数知れず!
そんな友樹も最初は候補ではあったものの、やはり枠が・・・・。
だから50枚じゃ足りないんだって笑!
ちゃんとした理由もあげるなら、輝ニ名称を指定するカードが増えたのでこのデッキにおいては必然的に友樹よりも耀二の優先度が上だったって話ですね。
6月にハイブリッドの強化が噂されてるので、その時には友樹にも頑張ってもらいましょう。
これで上位互換の友樹が作られたら多分発狂します笑。
・最後に色々
初めてnote書きましたが、思った以上に言語化してみるの大変でした笑
継続的に執筆してる方々は本当に凄いと思います。
今回収録されたエンシェントガルルモンを軸にデッキを組んでみましたが、この構築が結論として一番強い!ってことはなくまだまだ深掘り出来ると思ってます。
実際にルインモードを組み込んだ構築を思い付きはしましたが、もしかしたら違うアプローチでエンシェントガルルモンを活かした構築が今後出てくるかも知れません。
そうした他の構築が生まれたり、エンガルというデッキタイプや青ハイが広く使われてくれたら嬉しいですし、この記事がそのきっかけになったりしてくれたらなと思います。
ちなみにですが、対面練習もフェンリルガとヌメウッコ中心に回してたので、他の対面でどこまで行けるのかとか対面次第で何を意識するべきかとかは今後もこのデッキを回しながら更新していきたいと思います。
対ヌメウッコは相変わらずの速度と対応力がキツく、フェンリルガも既存の連携ショットがこちらの想定より早く動かれたゲームは勝てないですが、
この辺はある種「よーいドン!」の追いかけっこだと思ってるので、先に自分の動きを通してルインで蓋までいければ巻き返せる可能性はあります。
なんならタケミカ採用のフェンリルガ対面は体感既存の連携構築よりは勝ててる印象があるので、この辺りは17弾環境が始まってからどちらに寄るか次第でこのデッキの戦いやすさも変わるかなと思います。
といった感じで今回はここまでになります。
何はともあれ久々に回せるエンガルデッキを楽しみながら、この17弾環境をエンガルで闘う術を模索しつつ楽しくデジカしていこうと思います!
第二部 (3/29~4/6)
この記事を上げてから一週間ちょいほど経ちましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
17弾シークレットクライシスが発売され、実際に大会の場で試せるようになったのでこの期間での環境や他の方のレシピなどの情報を得て、どうアプローチしたかなどを書いていこうと思います。
・予想
大会の話に移る前に、そもそもこの17弾環境直後をどう予想したかを話そうと思います。
なぜ直後かというと、発売直後に公式戦の「シークレットクライシス発売記念大会」があり、ここの参加が通ってたためですね。
使いたいデッキを組んだなら、それを使って勝ちたくなるものでしょう。
とはいえ発売直後の大会です。事前にプロキシで練習してるなどしてるなら回せるとは思いますが、練習抜きで回すのは結構キツいでしょうしリスクもあります。
そのことを考えると、前環境でも猛威を振るってた「ヌメウッコ」
完全耐性を売りにしてるマグナモンXを搭載してる「青マグナ」「黄ワクチン」。
直近でも結果を出してた「ミラージュガオガ」や「銀河」など。
この辺が対面にいる想定でデッキを回し、仕上げて挑みました。
その時のレシピがこちら。
ちょっと詰めきれないなと感じ始めて、育成のテンポを上げつつメモリー確保ができるウッコ入りで挑むことに。
結果は以下の通りです
1戦目 青マグナ ○
2戦目 マグナパイル ×
3戦目 ディアボロ ○
4戦目 赤ハイ ○
結果 3-1
え〜勝ち越しはしたものの優勝は出来ず、文字通り大きな壁にぶつかりました。
もちろん勝ち越ししてるあたり悪くはなかったんですが、ここで終わってしまっては進歩も何もないですし、ちゃんと見直す点もあります。
・改善点、からの情報収集へ
1つ目は大会出て1戦目を終え、軽く周りを見てみた時に気づきました。
「ミラージュ、マグナ、マグナ、インペ、マグナ、タケミカ、デューク・・・・あれ?ヌメウッコおらんくね?」
もちろん出た店舗にたまたま使用者がいなかったり、見えてなかったってオチももちろんありますが、このデッキにおけるルインプランで一番刺さる想定だったヌメウッコがいなかったことで、逆にデッキの枠を食ってデメリットに変わってしまったのは環境読みをミスった意味でも反省かなと感じました。
後日、大会結果を色々調べてみてヌメウッコで勝ってる方もいましたがそれ以上にインペやマグナ、タケミカヅチでの入賞報告の方が目立ってた印象を受けました。
2つ目はデッキ構築における自身の視野の狭さです。
先ほどの入賞デッキを調べながら、俺以外にも上がってるエンガル・青ハイのデッキのnoteや呟きをチェックしてみました。
シンプルな青ハイや、ガブモンベースで構築されたエンガル、凄いものでは赤系を入れたエンガルもあってと、その構築の自由度に驚かされました。
これらのnoteやデッキレシピを見て自身の構築に対する視野の狭さを認識し、改めて他のカードをチェックして見直すことにしました。
とはいえ青軸ベースからはあまり外さずに他の人と被らない構築というものを考えてみることに。
そんなある日、手は仕事しながらも頭の中でデジカのことを考えてた時にふと湧いたのが「アーマー体」でした。
・改良からの挑戦
そうして組み直して形にしたのが↑になります。
丁度4月6日開催のCS登録してたのでそれに合わせた感じですね。
ルインプランが今の環境だとあまり効力を発揮しない点を考えて一度抜き、育成から進化してのエンガル着地よりもデジクロスや輝二から進化しての動きに寄せ、空いた枠をウッコやアーマー体に入れ替えた形になります。
というわけで採用した枠の話をしていきたいと思います。
・lv3 11枚→12枚へ
ウッコモン(BT16-082)3枚
ウッコモン(P-123)3枚
ブイモン(P-117)4枚
ストラビモン(BT17-020)2枚
進化して効果を発揮するヴォルフ(P)の枚数を減らしたことによりlv3を青指定する理由も薄れたのでサーチ効果も持つウッコモンも採用に。
いずれ試す予定だったウッコ入りも結果的にこの形になって運用することになりました。
そしてブイモンは先ほど話に出たアーマー体の下地要因ではありますが、進化元効果のアタック時に2色であればドロー出来るのは縛りが無いので、これにガルムモンやヴォルフモンを進化しても仕事はしてくれます。
ちなみにアーマーパージを利用して生存したブイモンにヴォルフモン(P)→エンガル進化して盤面とセキュリティを飛ばしつつ消滅時のパーツ回収+テイマー踏み倒しを行うというちょっとテクい動きをしたりも出来ます。
・lv4 13枚→16枚
マグナモン(ST17-13)4枚
フレイドラモン(P-137)2枚
ヴォルフモン(BT17-022)4枚
ヴォルフモン(P-030)1枚
ガルムモン(BT17-023)4枚
ガルムモン(BT7-022)1枚
必要なハイブリッドの枚数をある程度確保しつう、アーマー体でこのデッキと効果が噛み合いやすそうだったマグナモンとフレイドラモンを採用。
マグナモンは厄介そうな進化元効果持ちを引っこ抜いたり、エンシェントガルルモンでバウンスしたい本命を通すのに一役買ったり、あとセキュリティ効果でワンチャン祈る要因だったりと役割が多い点を考慮して4枚。
フレイドラモンはエンシェントガルルモンとは別役でセキュリティ飛ばしてくれますし、なんなら殴る前のターンからエンシェントガルルモンがいれば、フレイドラモンで突進しつつ効果でセキュリティを1枚飛ばし、エンシェントガルルモンの効果でさらにもう一枚と合計で2枚飛ばせます。
もちろんこれを抜きにしても突進効果で序盤から置かれたら厄介なメタデジモンをお掃除してくれたりとマグナモンほどでは無いにしても役割を果たしてくれます。
とはいえ突進効果で殴りに行ける対象は選べませんし、採用してる青のLV3の枠を考えても2〜3枚くらいかと考えて、最終的にこの枚数に落ち着きました。
・LV5 5枚→4枚
ベオウルフモン(BT7-25)2枚
ジェットシルフィーモン(BT7-038)1枚
マッハガオガモン(BT13-029)1枚
マッハガオガモンを採用した理由は正直マグナXの壁をすり抜けるという一点のみです。
もちろん効果を満たすことでブロックされなくなる輝ニもありますが、それだけでゲームを走り切れるのは難しいですのでそこを危惧してのある意味で5枚目的な考えです。
とはいえピンポイントな理由での採用なので1枚ですし、この辺を自身のプレイングで超えられるのであればいらないかもしれないというのは採用しながらも考えていました。
(こういってると言うことは、ネタバレですが使って数時間後に構築から抜けることになります)
・LV6 4枚〜5枚
エンシェントガルルモン(BT17-028)4枚
ミラージュガオガモン(BT11-033)1枚
ミラージュは単体性能が高く、効果もエンシェントガルルモンと合ってると考えて採用しました。
動きは前のターンにどちらか用意し、そのもう片方を立てることで効果を発揮しますが、
先にエンガル、次にミラージュを立てるとミラージュで盤面かセキュリティを飛ばします。
その後エンガルの効果が誘発し、セキュリティが1枚飛びます。
その上でミラージュのメモリー増加が動くので最大セキュリティ2枚飛ばし+メモリー確保。
逆にミラージュを用意し、次のターンにエンガルを普通にデジクロスか古の守護神を経由して出した場合盤面とセキュリティを飛ばし、その後メモリー増加が発揮。
素で出したとしても6コスト、古経由なら4コストからメモリーが増えるのでかなりの低コストでエンガルが用意できますし、もう1ムーブくらいできる余裕も生まれます。
ただ1枠しか用意できなかったのは、少々要求が高めなのとあまり高いLVに枠を割くべきじゃ無いと考えてのことでした。
別役でLV6入れるなら他にもクズハモン(EX4-030)やウェヌスモン(BT10-042)など候補はありましたが、ミラージュが現状で一番噛み合ってそうです。
・テイマー 7枚→8枚
オプション 7枚→5枚
源 耀ニ(BT17-083)4枚
源 耀ニ(BT7-087)4枚
古の守護者(BT17-094)3枚
メンタル・トレーニング(P-104)2枚
ここはあまり多く書くことはないですが、環境にマグナモンが増えたように感じたのでブロックすり抜ける効果の価値が上がり、結果輝ニを最大枚数まで採用に。
オプションはメモリーブーストを抜いてトレーニングは残す形に。
・デジタマ 4枚→5枚
ワニャモン(BT11-002)4枚
ミサイモン(EX4-001)1枚
ウッコモンを多く採用したため、デジタマは最大枚数の5枚に。
問題は何を採用するかでしたが、カードパワー的に採用されやすいプカモン(BT14-002)とはあまり噛み合いが良くなく、ワニャモンがドロー効果なので入れるなら同じドロー効果を持つものを探した結果ミサイモンに白羽の矢が立ちました。
割と2〜3面並んで殴ったりするのでそこまで効果が腐ったりはしない印象でした。
と採用理由は挙げましたが、この時の大会の結果は『2-4(事実上1-4)』と振るわない結果となりました。
1戦目 ヌメウッコ×
2戦目 ロイヤルナイツ×
3戦目 タケミカヅチ×
4戦目 メタガル×
5戦目 不戦勝○
6戦目 ドルゴラ○
振るわんどころか、スト負け一歩手前やんけ!
(; ゚д゚)
色々酷すぎて内心「今日何も上手く行かん日かこれ?」と思ってしまいましたね。
ただ、デッキが回らなかったと言うよりは細かいところで必要なパーツが引けなかったり要所要所でミス連発したりといったところだったので、再調整すれば行けそうな予感は感じてました。
丁度同日、エボリューションカップ(以降エボカ)も当選してたので細かい枚数調整して持っていった最終的な構築が以下になります。
先ほどの構築と変わったのが、
マッハガオガモン1枚
ミラージュガオガモン1枚
メンタルトレーニング2枚
の合計4枚を抜きまして、
ウッコモン(BT16-082)1枚→2枚
ヴォルフモン(P-030)1枚→2枚
ガルムモン(BT7-022)1枚→2枚
アイスウォール!!(EX1-068)不採用→1枚
に変更しました。下回りや必要になりやすいハイブリッド体の枚数を厚くして、お手軽な時間稼ぎ兼セキュリティ効果持ちのアイスウォール!!を採用しました。
ミラージュやマッハガオガモンのピン枠を抜いて下帯を増やして動きやすくした形ですね。
その結果がこちら!↓
1戦目 青マグナ○
2戦目 青マグナ○
3戦目 ディアボロ○
決勝 オメガ ○
エボカ4-0優勝!!!
やっと満足いく結果を出すことが出来ました!
元々このver1.1は対面練習がほとんど出来ず、脳内でのデッキ構想と一人回しで大まかな動きの確認だけで大会に持ち込んだリストではありましたが、半日ボロ負けしてでもデッキ回した甲斐合って、ようやく構築・結果的にも納得いくものまで出来たと思います。
ちなみに各対面の動きですが、まぁひたすらに突っ込むデッキなので事細かに書くことはあまり無いという・・・・。
ただ、個人的に分の悪い追いかけっこになりやすいフェンリルガ(タケミカヅチ軸含め)とヌメウッコは変わらずキツい印象かなと。
さて、だいぶ長く書いてしまいましたが、今回の分の追記は以上になります。
結果的にルインプランの枠と入れ替えでアーマー体との混合構築になりましたが、あくまで今の環境的にルインが刺さりにくいと感じただけで、また環境が変わり続けたらルインを使うこともあると思います。
構築も戦い方も一つでは無いからこそ楽しめるのがこのゲームの良いところ。
この結果だけで満足せず、今の構築を回しつつも他にあるかもしれないエンガルの構築を自分なりに試していこうと思います!
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました!
良いデジカライフを!
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