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ビール好きかわからないけど飲んじゃう話

私は若い頃、あまりビールが好きではなかった。

舌が苦味しか感じなかった。なぜこれをみんながありがたがって好んで飲んでるかわからなかった。飲み始めに2年くらい耐えて飲んだら舌が慣れてくるかと思ったがそうでなかったので、諦めて梅酒やカクテルなぞを好んで飲んでいた。アルコール自体は好きだし弱くもなかった。

そんな私がドイツへ社会人になってから行くこととなる。ビールは水より安い。しかも店で飲むビールは格別だ。クラフトビールがブームになる前からドイツは地域毎に作るものが流通している地ビール文化だ。

いわゆる喉が鳴るってぐらいビールをおいしく感じたのが音楽フェスで飲んだビール。友達が一口飲む?とくれたあの味が人生で最高の味だった。あと、チェコのユースホステル併設のカフェバーで飲んだ黒ビール。

かくして日本に帰って来てからも時々ビールを飲むようになった。私が好きなのは特に白と黒を混ぜたハーフ。ドイツでは黒ビールや白ビールを炭酸で割ったものを好んでいた。自分のおばあちゃんちの近くにビール工場があり、家族は試飲によく行っており、そこであまり流通しない日本のビールの黒もありそれもおいしかった。転職先の関西には有名なビアホールがあり、忘年会でまさかの黒ビールも追加でハッピーでした。ジョッキって最近頂けないぜ?しかも生ビール。

数年前、台北へ行った。台北は何回か行っているが行くたびにみるみる変わっていく。日本なんて追い抜いて経済成長著しいなぁと思う。台北もクラフトビールブームだった。どちらかと言うとフルーツビールなどがおもしろいと思うけど飲みやすい。

ビールと少し仲良くなれた気がするがハイボールがいちばん好きかもしれない。

でもハイボールのこと、ウイスキーのこと、はあまりよくわかってないのでもう少し探求、分析が必要だなあ。

日々精進。

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