継続に必要なこと

強い熱意を持って事を始めたとき、熱が薄れればその手は止まってしまう。そして熱というモノは時間が経てば必ず減っていくものであり、持続には絶えずエネルギーを投入しなければならない。熱力学第二法則は人の精神にも当てはまる。

長く続けるなら習慣化せよ、と言われることもある。これは即ち慣性の法則によるものである。外部からの抵抗が無ければ、動いているモノは等速で運動をし続ける。

とはいえ、静止しているモノが動き出すためには少なからぬエネルギーを必要とする。投入したエネルギーが起動力に足りなければ徒労に終わってしまうこともある。ジム通いなどでよく聞く話。

となれば出来る事は、気合を入れなくても出来る範囲のエネルギーを少しずつ投入して、労力の苦を低減していくことしかないのだろう。

雨垂れ石を穿つ


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