最初の一歩はどう踏むか

悩む前にやってみればいいと人は言う。

実際にやった後になれば、確かにそのようにやってみたらよかったと振り返ることもあるでしょう。でもそれは、後になって思い返した結果。

右も左もわからないのにやってみろと放り出されたところで、迷わず恐れず一歩目を踏み出す蛮勇を持つなんて簡単ではないでしょう。

やってみればいい、落ちても受け止める準備がある。そのように言われるならば、チャレンジの気概が生まれるでしょう。

踏み出す勇気というのは、内発的なものではなく、周囲の環境が作り出すものだと、私は思います。突き放されるのは、怖いことだから。

独り踏み出してただ転落しただけの人に、後続へ助言する機会は与えられない。最初の一歩、ご安全に。


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