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ゲーム雑記:グランブルーファンタジーヴァーサス

原作(ゲーム)付きのコンシューマ格ゲーということで、普段そういうのやらない自分もプレイをしておりまして、まあ雑感を折角なので。

僕のスタンスとしては、原作のグランブルーファンタジー(グラブル)をそれなりにやっていて、一方で対戦格闘ゲームはかなり苦手とする部類です。でも買ってしまいました、連動特典目当てで(カモ)。


全体の印象について

画面遷移(ロード)時間がとにかく長い。僕の使っているPS4が一番下位のモデルだからという部分も多少はあるかもしれませんが、待ち時間が多いのはゲーム体験として結構マイナス。

ゲーム設計としては、従来からの格闘ゲームファンというよりはグラブルやってるけどアクションゲームはあんまりやらないという層を強く意識しているように思います。

コンボに関しては、とりあえず攻撃ボタン連打してたら3回まで繋がるっぽい(原作のDA、TAを意識してる?)ので、少し操作に慣れてTAの〆にアビリティ(コマンド技)を繋げると何かソレっぽく動かせてる気分が出ます。

アビリティの使用についてはレバー入力+攻撃ボタンの一般的な格闘ゲーム仕様と、アビリティボタン+1方向入力の簡易仕様が用意されてここにもアクション苦手勢へのフォローが効いています。
とはいえ、格闘ゲームを全く触ったことがないレベルは別として、多少プレイ経験があるなら基本的には通常のコマンド入力でプレイすることになるでしょう。
なお、設定切り替えとかなくどちらの入力も使えるので、出しづらいものだけ簡易コマンドという使い分けが出来るのは結構嬉しいですね。236236+強とか一回転とかなかなか上手く出来ないんですよ…

ゲームモードは大きく分けて2つ、VSモードとRPGモードが用意されています。それぞれの印象は個別に。

VSモードについて

いわゆる格ゲー、対CPUで勝ち抜き連戦するシングル(俗にアーケードモードとか言われるやつ)と、対人戦。あとはトレーニングや、チュートリアル兼ねたタクティクスなど、よくあるやつですね。

正直アクションかなり苦手という時点でこっちはほとんどやる気がないのでコメントは控えたいと思います。友人戦くらいならまあ、どうだろう。シングルモードはクリア時スチルイラストがあるので、難度Normalで全キャラ分やっておきたいかも(まだやってない。

RPGモードについて

こちらは格闘ゲームというよりはコマンド入力システムのあるアクションRPG、グラブルの戦闘をアクションに置き換えたような感じです。

ポイントになるのは武器装備システムと星晶獣(ボス)戦闘で、この辺りは完全に格闘ゲームの枠の外側で作られているように感じます。言うなれば1つのゲームパッケージに基本操作は同じだけれど仕組みが全く違うゲームを2つ入れているかのような印象すらあります。

大枠の流れとしては原作のメインシナリオのような会話パートとアクションパートがあり、武器やドロップアイテムで強化していく形になります。

武器のシステムに関しては本ゲーム内でほとんど説明が無いんですが、そもそもグラブルやってないひとはこのモードやらないだろうくらいの割り切りを感じるところでもあります。原作と一部スキルの異なる装備もありますが、基本的な計算式はほぼ同じようです。原作未登場武器が幾つかあるんですが今後追加されるんですかね、ちょっと期待。

ボス戦闘は原作同様にHPとODゲージがあり、HPが一定の値になると特殊行動をしてくるなどの要素もあります。プロトバハムート[HARD]では属性変化もあり、原作のプロトバハムートHIGH LEVELを意識したギミックになっています。

ただ、常にアップデートされるスマートフォン向けブラウザゲームと、一定の開発期間を掛けて作り込むパッケージゲームの差というか、原作で直近に改修された快適性の部分に追いついていないところもあり、面倒さを感じたところもあります。

具体的にはストーリーの合間のモブ戦闘(話の途中だが魔物だ)あたりが、かつて原作で感じていたストレス部分まで再現してしまって、ちょっと引っ掛かりを覚えたところです。

あと家庭用ゲームになってもドロップアイテムと武器集めしないといけないのか、みたいな部分に関しては、RPGとして見るならばグラブルVSに限った話でもないので個人的には気にしていません。完全新規タイトルではない分、印象として二度手間感が出てしまうのはやむを得ないところではありますが。

終わりに

キャラクターのモデルであったり、演出であったり、かなり拘りを持って作られたタイトルなのは確かです。

僕は観戦専門ということでランクマッチなどやるつもりは無いですが、まあ好みの話なので。野球観戦好きな人が草野球プレーするのも好きでないといけないわけではないですし(謎の例え話)。

DLCのキャラクター追加スケジュールも出ており、アーケード筐体版の開発もしているという話もあり、今後大会などが増えればかなり息の長い作品になるかもしれません。

50万人以上のアクティブプレイヤーを抱えるゲームタイトルの派生作品ということもあり、プレイヤーの母数はかなり多い筈。初級者であっても、いや初級者こそ、今のうちにやり始めていれば同じくらいの腕のプレイヤーと勝ったり負けたりして強くなれる土壌があるんじゃないでしょうか。

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