歪な愛

10代とかで友達がいなかった人が後天的に「そこの部分」を二十歳から埋めていくなんて余裕派だった。考えが変わったのである。友達と触れ合った時に自然と出る感情表現、意思表示の感覚、重み、習慣がわからないまま大きくなると「情の角度」が歪になりがちでわかりやすい物を使った方が早いと脳が指令を出してしまう。プレゼントだとか奢りだとか貢ぐだとかお金を使ったコミュニケーションだとか。悪いわよねという話ではない。「そこの部分」はそこでしか学べないことに気が付いたのかもしれない。経験は経験値ではない事を主張する上で弱い者いじめはやめようという視点である。

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著書 『はい2人組作って-歪な愛-』より 一部参照
#そんな本ねーよシリーズ