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自分時間の楽しみ


母のショートステイがとれた。
2回目。2泊はとれず1泊。

羽を伸ばした。

静嘉堂@丸の内


静嘉堂@丸の内(明治生命館)の招待券を父からもらった。
期日が迫ってきたので、友達と行くことにした。

見たかったのは、曜変天目と野々村仁清だが、企画のお雛様にまつわる展示も見事だった。

静嘉堂文庫は、昨年10月に世田谷から丸の内に移転した。

私が初めて曜変天目を見たのは多分世田谷でだったと思う。

その後いろんな展覧会で見られる限り見に行き、今回も見ることができた。

曜変天目

曜変天目は、天目茶碗の最上級のもので、世界に3つしか存在しておらず、その3つが全て日本にあるのだ。

[曜変天目とは]
中国南宋時代(12‐13 世紀)に、福建省の建窯(けんよう)で焼かれた黒釉の碗を建盞(けんさん)と呼びます。 曜変天目は、大量に焼かれた建盞のうち、窯内で偶然に美しい光彩が生じたものを指します。唐物全盛の室町時代 には、茶碗の中で最高峰に位置付けられています。
ミホミュージアムサイトより

いずれも何回か見ているが、ミホミュージアムで三碗同時期公開があった。
2019年のことだ。
幸いにも日帰りで行ける場所に住んでいた私は京都経由でミホミュージアムまで行って見てきた。


なお、静嘉堂文庫には有名な付藻茄子(つくもなす)もある。

この有名な茶入れは、大阪夏の陣で罹災したが徳川家康の命で、探し出されて漆で繕われた名物である。
これも世田谷時代に見に行った。

お茶を少しの間だけでも習ったことがあり、今回の展覧会でも楽茶碗や茶杓などの名品に触れることができて満足。

やはり美術館は楽しい。

あっという間にお昼になった。

今半

本当は銀座のお店に行きたかったが、時間帯が合わなかった。

そこで有楽町の今半に。

すき焼きコースと日本酒で一万円ちょっと。

前菜
飲まないつもりだったが。
秋田の天の戸(特別純米)
辛口ですき焼きと合う。
お造り
この道具で店員さんがすき焼きにして
サービスしてくださる
鳥取県の和牛
肩ロース
野菜とお豆腐など
途中、卵は替えてくださる
こちらは卵なしで
卵をふわふわにして
ご飯にかける

程よくお腹いっぱいに。

近くのメゾンドュショコラで、ホットチョコレートを飲みたかったがまだやっていないらしく(コロナのせい?)、ガナッシュを買って銀座へ。

明日の楽しみに♡


エルメスに寄る


鳩居堂に行く途中に、エルメスに寄った。

カフェがコロナで休業していたが復活したかなぁと立ち寄ってみたら、すっかり様変わりしていた。

カジュアルになってしまったし、好きだったキャビアのブリニのメニューもなくなっていた。悲しい。

別の階に移動して、誕生日プレゼントを選ぶ。
ピンときたネクタイがあったから購入。
その色味はクリアな綺麗めと落ち着いた色味の2本しかなかったので、綺麗な方を買った。気に入ってくれるはず。

鳩居堂へ

買わないつもりがまんまとまた買ってしまう。

ハガキとあとまたアクリル印とオリーブというインク。
アクリル印は『花喰い鳥』。
この組み合わせで購入。

ゆっくり見たかったが次の予定もおしており、後にする。

静嘉堂文庫でもハガキを買ったので、早速お便りして、その時にこの印も使いたい。

その後は地元に戻り、夕飯の買い物をして帰宅。

どっとくたびれた。

母、2回目のショートステイ


今朝の首都高速からのスカイツリー


朝方は少し青空も見えた都内だが、午後15時くらいからポツポツと雨が降ってきた。

今頃、母は一人で寂しくないだろうか。
可哀想な気がしてきた。

家族がいるのに、他所に出される母の気持ちを思うと、ちょっと悲しくなる。

ケアマネさんは『1泊だとすぐ戻られるから、お父様もお嬢様もそんなには休まらないですよ。』とおっしゃっていた。

確かに送り出すのは同じだし、
翌日の夕方には戻ってくる。

それでも夜と翌朝のお世話がないだけで気持ちの余裕はできる。
2晩いないのは心配だから、うちは今のところ1泊でいいのかもしれない。

なかなか2泊が空かないというのも現実なのだけれど。

とにかく異様に眠たい。

洗濯物は明日にして、今日はもう寝てしまおうかしら。
明日も起きなくてもいいから気楽だ。

今日は12,009歩、歩いた。
ぐっすり眠れそうだ。

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