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最高の亜米利加製中二病!「命知らずのジョシュ」について

 最近よくInstagramで観ている、「命知らずのジョシュ」について。
 観るようになったきっかけは、Xでバズっていたからだ。

 心底楽しそうに好きな日本語などを紹介してくれる。
 日本人だと、古くさいからかっこいいと思いにくい言葉も、古くさいという価値観を知らないためか、自由にかっこいい(ジョシュなら「かっぴょいい」)と宣言する。そこが少しうらやましい。


 日本人が忘れかけている、昭和の漫画のケレン味を令和に伝える。日本人が「昔のマンガ、好きなんだよな」と同じことを感じていても、古くさいからバカにされるかも、と思うかもしれない。 しかし、漫画の本場ではないアメリカなら、そんな悩みは考えなくてもいい。
 浮世絵は海外が再評価したが、それに似たことをジョシュはやっている。


2024/07/31追記(「チョンボ」が差別用語だと書きましたが、違いました。すみません。)
2024/09/01追記(「百姓」も差別用語と書きましたが、本来は悪い意味では使われていないようです。いろいろと経緯があるらしく……。その箇所の文章を削除しました。不確かな知識を書いて、重ねてすみません。)

「我々」より「我我」の方がかっこいい、という動画があった。

メタルギアの小島監督が、似たようなことを書いていた。

この小説を声に出してみると、その音とリズムの耳障りが格別なのがわかる。漢字はもともと象形文字である。人は漢字を脳で解析する際、図形を司る右脳側で処理をすると云われている。だから『山月記』は日本文化特有の漫画や劇画を読む時と同じ脳の働きを促す。つまりテキストでありながらも、絵と音を交えるが如く、左右の脳をバランスよく使って咀嚼させることができる。

創作する遺伝子 僕が愛したMEMEたち (新潮文庫)/小島秀夫著61ページから引用

「我我」のほうが画数が多い分、漫画を読む時のような快感があるのでは?咀嚼の歯応えの気持ちよさがある。


https://www.instagram.com/inochishirazunojoshu?igsh=MXhsbWI5ZXZpdjN2Yg==

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