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漢字の日 2016

はじめまして黒虎(くろとら)と申します。

今回「体験型イベント Advent Calendar 2016」の記事としてこの記事を書かせていただきます。(http://www.adventar.org/calendars/1827)

12月12日は毎年その年の世相を象徴する「今年の漢字」が発表されます。みなさんの今年の漢字は何でしょうか?この記事を見ている方は謎解きが好きな方が多いかと思うので「謎」って答える方も多いのかなと思います。(ここまで昨年のコピペ)

今年の漢字は「金」でしたね。

はい。

■一筆書きとか全マス通過ループの手筋紹介

最近、謎解きでもよく目にするようになった一筆書きとか全マス通過のループとか。盤面のマスをすべて通ってSからGまで行けとか、全体で1つの輪にしろとかのパズルです。小さいものだと直感で解けたりするんですが、大きい盤面だとまず確定から埋めて、徐々に埋めていくみたいな感じになります。

そんなパズルですが、あまり知られてないのかなって手筋がありましたので紹介しようと思い、今回この記事を書かせていただきます。(昨年に引き続きタイトルと無意味な記事)

■コテシラベ

まずは以下のパズルを解いてみてください。目標1分。全マス通って1つの輪をつくってください。壁は通過できません。直角にしか曲がれません。1度通ったマスは2度通れません。というよくあるやつです。

■答え合わせはあとにして

では解いてみましょう。手筋として紹介をする都合上、とてもめんどくさい説明をします。ご了承ください。

まずは全マスを通らないといけないので任意の1マスでみたとき2方が壁のマスは確定します。

線をひいたことにより、新たに壁とみなされるところが増えたので、また2方が壁のマスは確定します。

■ここからちょっと複雑です。

赤枠で囲った6マスに注目してください。

注目するマス数によって結果が変わるのがわかるでしょうか?

奇数マスの場合、青いマスから入って青いマスから出ます(同色)。

偶数マスの場合、青いマスから入って白いマスから出ます(異色)。

説明の都合上、入口→出口としていますが、もちろん逆でも同じことになります。ロジック的に説明すると青マスの次のマスは白マスであることは明白なので、こういったことが起こります。

なので、この6マス(偶数マス)でみたとき、青マスから入ったら白マスから出ることがわかります。

青マスは入口が1カ所しか残っていないので、ここだけが確定します。白マスはまだ2つ出口があるのでわかりません。ここまでの手筋はあとでまた使いますので覚えておいてください。

■こんな手筋もあるよ

次にこの1マスに注目します。1マス単位でみた場合、線の引き方は以下の6通りとなります。

しかし、上の1マスは下側が壁であるため選択肢としては①③④しか残っていません。また左上のマスのせいで④をいれると小さいループになってしまいます。なので残りは①と③になります。(番号振ったの誰!!わかりにくいんだけど!!)

①と③の共通のここだけが確定します。

同様にこの1マスに注目してみましょう。選択肢としては③⑤⑥がありますが、⑤をいれた場合、次の確定で小さいループになってしまいます。(試してみてください)

なので、③と⑥の共通のここだけが確定します。

同様に(以下略)

同様に(ry

どry

というのを繰り返して考えていくとここまでつながってきます。

■あと少し!

ドンと次はこの14マスに注目してみます。そうするとなんと!入口と出口が1つずつしかないじゃないですか!

ここ決まりまーす。

あとはにょろにょろと確定していき、

完成です!

■これで終わりです!

いかがだったでしょうか?

結局は小さいものだと直感で解けてしまうことが多いパズルですが、この手筋を知ってるのと知らないとでは線をつなぐ候補も変わってくると思います。年始めの100万謎から一筆書きにハマり、1年でたくさんの問題を解いてきました。Alcazarというアプリの問題がとてもよくできた問題ばかりでヒマがあればずっとやってました。ぜひやってみてください。その際にはいま紹介した手筋を思い出していただけると嬉しいです!

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