【遊戯王マスターデュエル】LL鉄獣でプラチナ1を2連続で達成した話
黒井です。
マスターデュエルでプラチナ1を2連続で踏んだので、1月からのデッキ変更点だったりそういうのを軽く書いていこうかなと思います。
1.前提-メタとかの話
デッキリストとか採用カードの前に、前提の話をします。
①BO1(シングル戦)であるため、先攻を取ればほぼ勝ち切れる展開デッキが有利となりやすい。
⇒LL鉄獣、ドライトロン、プランキッズなどの先攻制圧展開を行うデッキが大正義
②BO1であることについて、紙環境とは異なる採用カードが存在する。
⇒先攻だった場合の「詰み札」と、後攻だった場合の「打開札」がデッキの中に必要になる。
ざっと思うのはこの2点。
①は言わずもがなですが、②は具体的に言うと《ライトニング・ストーム》《禁じられた一滴》の流行ですね。
LL鉄獣の展開が通った時のリターンは凄まじく、《灰流うらら》のケアは勿論、《原始生命態ニビル》を喰らっても再展開しながら《烈風の結界像》を立てることも可能なデッキなため、先攻展開の中でもかなり強い部類のデッキだとは思いますが、この2枚には太刀打ちできません。
《霞の谷の巨神鳥》では《ライトニング・ストーム》はケアできますが《禁じられた一滴》にはさすがに適いません。《冥王結界波》も同様です。
ほかのデッキも恐らく同じような事情を抱えながらデッキを組んでいるんだろうな、という印象です。
これを解消できる方法はないかと思い、試行錯誤していたところ、後述する今のデッキリストに落ち着きました。
2.デッキリスト
ざっと変更点だけ話します。
①《LL-ベリル・カナリー》を1枚減量し、《霞の谷の巨神鳥》と《強欲で貪欲な壺》を2枚抜きました。
⇒《王神鳥シムルグ》で出す先を《烈風の結界像》のみに絞り、追放されて困る可能性がある《強欲で貪欲な壺》は不採用に。合わせて、《強欲で貪欲な壺》で飛んで困る《LL-ベリル・カナリー》も枚数を減らします。
②《ライトニング・ストーム》を1枚、《禁じられた一滴》を2枚入れます。
⇒主に後手打開のために使います。LL鉄獣は2枚展開が多いため、手札損失が大きくても確実性とリターンの高い《禁じられた一滴》を優先していますが、バックが割れる《ライトニング・ストーム》も保険のため採用しています。
③《増殖するG》を3枚に増やしました。
⇒後手の勝率を上げたいので。
3.解説
①については、端的に言えば《霞の谷の巨神鳥》を抜いたよって話です。
壺も、2~3積が多いデッキのため10枚除外が響きにくいようにはなっていますが、《烈風の結界像》がデッキから飛んでいたせいで負けた試合が数試合あったので、肌に合わないなぁ~となりあわせて抜いています。
②についてが今回のデッキリストのメインテーマになるんじゃないかなと。後手を捲るためにはこの2種がやはり必要だと感じました。
基本的に先手で形成される盤面の殆どがモンスター依存なため、盤面の無効能力を無視して効果を無効にできる《禁じられた一滴》と、すべてを破壊できる《ライトニング・ストーム》は現代遊戯王に置いてかなり強いのでは?ということで採用しています。
《ライトニング・ストーム》はバックも割れるので、エルドリッチが張ってくる《スキルドレイン》が割れるのがとても良いですね。
また、先手においても制圧後に《抹殺の指名者》で《ライトニング・ストーム》に耐性が付けれるというのも偉い。《禁じられた一滴》は魔法をコストに含めるだろうということであまり信頼はしていないですが、甘えた切り方をしてくれば咎められるよ、という話もあります。
③は……まあ、先手番だけ勝てても勝率5割なので、後手もちゃんと勝てるようにしましょうという、それだけの話です。
4.さいごに
LL鉄獣はOCG(紙の方)でも研究が盛んなデッキタイプなので、基本的なルートはまとまっていて、それを覚えればとりあえず《王神鳥シムルグ》+《戦華盟将-双龍》+3素材以上の《LL-アンサンブルー・ロビン》とかはできるとか、《FNo.0 未来龍皇ホープ》が立った状態からまだ展開できる!とか、覚えれば覚えただけ強くなれる、そんなデッキです。
前提の部分で話をした《原始生命態ニビル》のケア方法も、意外と簡単だったりします。
LL鉄獣に飽きたらエルドリッチか、真竜でも使ってみようかな。
一応サブデッキとして、召喚シャドール(エルドリッチ入り)みたいなのを使ってはいますが、なんだかんだ攻撃力が高いのって正義なんだなって実感することが多いです(EX:《天霆號アーゼウス》を自身のパンプ効果込で超えれるようになるところ)。
個人的な課題としては、《LL-リサイト・スターリング》を使った自爆特攻込のワンショットがまだ覚えきれていないので、できるときの条件とルートをまた覚えようと思います。
以上!
来月もプラチナ1目指します!
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