【宝塚記念に向けて】

◆上半期のグランプリレース
 
近年にしては珍しく頭数が出そろったことでちょっと予想のしがいがありそう。

◆まずは能力的にワンパンチ足りなさそうな馬たち
・アフリカンゴールド
・アドマイヤアルバ
・トーセンスーリヤ

◆距離がちょい長い
・ペルシアンナイト

この4頭については考察しないで行きたい

◆サートゥルナーリア(暫定1人気)
・58キロを背負った金鯱賞も圧勝。非根幹距離への適性も有馬記念で見せているし、ハイペースへの対応も見せている。
ここを目標にしてきているだろうし、調教も現時点ではかなり良さそう。
テンションが上がってしまうっぽい馬なので間隔を開けたのもプラス材料。
・血統でいえば母系にサドラーズウェルズを持っているだけあって、重馬場への対応も問題なさそう。

◆ラッキーライラック(暫定2人気)
・大阪杯を勝ってここに進めたのは大きい。距離適性についても問題ない。あとは重馬場への適性が心配だが、オルフェ産駒は重馬場もこなせるのであまり心配はなさそう。ただ、香港でグローリーヴェイズに3馬身差をつけられた馬がここでは2人気、グローリーヴェイズは5人気(現時点)になるのはどうなんだろうという点。(単純にディープ産駒の宝塚記念への相性の悪さをファンがわかっているだけか。)

◆クロノジェネシス(暫定3人気)
・大阪杯ではラッキーライラックに惜しくも敗れての2着だったが、内容については申し分なかったと感じた。阪神ではやや勝ちきれない印象もあり、京都や東京のほうが相性は良さそう。休み明けは2戦2勝で鉄砲は効くし、その点の心配はない。重馬場も京都記念や、稍重の秋華賞を勝っているだけに適性は十分にある。

◆ブラストワンピース(暫定4人気)
毎日杯を勝っているが、大阪杯では2戦してともに敗れている。ただ血統的にも速い時計での決着は苦手なので、重馬場になるのはプラス。
成績的にピンかパー、かつ1着と負けを繰り返している馬だけあって、次は・・・
有馬記念も勝っている馬なので非根幹距離への適性は十分に高い。

◆グローリーヴェイズ(暫定5人気)
香港ヴァーズ以来の実践復帰。休みながら使っている馬なので5歳にしてまだ12戦目。ディープ産駒との相性の悪さもあるが、それ以上にリファールのクロスを持っているので、ややステイヤー気質が強い馬な気がしている。
古馬になってからは特に2400m以上のレースしか使っていないため、2200mになったときにどう出るのかがやや気掛かり。

◆キセキ(暫定6人気)
今年は春天からのローテで宝塚記念へ。阪神大賞典でゲートの悪さを見せてからの春天での敗戦。逃げてから5Fのロンスパで後続をすりつぶす戦法では強いが、ゲート次第か。春天ではある程度解消されてはいたので、今回のメンバーも他に是が非でも逃げたい、という馬はいないのですんなりハナを取れるようならチャンスはある。
馬場適性も不良馬場の菊花賞を勝っているだけに心配はしていない。

◆ワグネリアン(暫定7人気)
個人的にはここに出てほしくなった馬の一頭。阪神の外回りならいいが、内回りは差し損ねる可能性が高く、適性が合わない。重馬場は問題なくこなせる馬なので、コース体型的な問題もあってのこの人気か

◆スティッフェリオ(暫定8人気)
春天では驚異的な差し返しを見せ、二度目の58キロを背負ったG1で見事2着。有馬記念では敗れたものの、あれはハイペースについていった結果だし、先行しないと厳しい馬だったので選択としては間違っていなかった。
ステゴ血統っぽく、6歳で成長が観られる馬でこの人気なら紐には入れておきたいし、評価は高め。重馬場への適性も十分。

◆カデナ(暫定9人気)
弥生賞から3年ぶりに重賞を制覇して、挑んだ大阪杯で4着と好走。持ち時計に限界があるので、時計がかかりそうな重馬場はプラス。不良まで行くと怪しい・・・。それdめおリステッドやG3で善戦していたころよりも成長が観られる馬なので、能力的には足りるかギリギリのラインではあるが、面白い存在ではありそう。

◆ダンビュライト(暫定10人気)
いつ好走するかわからない癖馬、ついにタマを取られてしまったが、この馬は如何に気持ちよく走れるかがすべてな印象。
無観客競馬なら普通に走れるので、キセキ・スティッフェリオの後ろで気持ちよく追走させることさえできればワンチャンありそうだが・・・

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