【凱旋門賞の注目馬】

☆☆☆ウエストオーバー
・父:Frankel(サドラーズウェルズ系)
・母父:Lear Fan、母父父:Roberto

英国ダービーでは直線で致命的な不利があった中で3着。
あの直線での不利がなければ、デザートクラウンにはもっと迫っていたはずで、少なくとも2着馬よりは上。
(映像を観ればすぐにはわかりますが、デザートクラウンがスピードに乗ったところで当馬は直線詰まって大きく失速しています。)
ここでは8番手、最内で競馬をしていたし、馬群に揉まれるのも問題はない。KGⅥ&QESは仕方なしに逃げてしまった感があるので、これはノーカウントで良さそう。(前半1000m60秒切っているレースで逃げたらそりゃ潰れます)
先行馬ではあるが、決して逃げていい馬ではなさそうで、2番手から競馬をしたアイリッシュダービーは7馬身差の圧勝。今回はステイフーリッシュ、タイトルホルダーという目標にしやすい馬がいるので競馬はしやすくなる。

☆☆アルピニスタ
・父:Frankel(サドラーズウェルズ系)
・母父:Hernando、母父父:Niniski(ニジンスキー系))

2021年7月のG2ランカシャーオークスから6連勝で凱旋門賞へ。前走ヨークシャーオークスでは61キロを背負いながら4キロ差あったチューズデーに1馬身差。3着には2馬身1/2差をつけて勝利。
2021年のバイエルン大賞ではメンドシーノに1馬身差をつけているが、この時アルピニスタは58.5キロ、メンドシーノが58キロ。
今回アルピニスタが58キロ、メンドシーノが59.5キロとなるが、5歳牝馬と4歳牡馬で力差が逆転する可能性も。

☆☆メンドシーノ
・父:Adlerflug(サドラーズウェルズ系)
・母父:Pivotal、母父父:Polar Falcon(ND系)

凱旋門賞で2年連続連対しているアドラーフルーク産駒。
2021年:トルカータータッソ、2020年:インスウープが連対。

バーデン大賞ではそのトルカータータッソを破っての凱旋門賞参戦。
シャンティイ大賞ではマレオーストラリス、バブルギフトに先着を許しているが、斤量経験に関してはマレオーストラリスよりは上。アルピニスタとの着差を考えれば、この想定オッズは舐められすぎでは

☆オネスト
・父:Frankel(サドラーズウェルズ系)
・母父:Sea The Stars、母父父:Cape Cross(Danzig系)

愛チャンピオンSではルクセンブルクに敗れて2着だったが、ロンシャンで行われたパリ大賞勝ち馬。3着のヴァデニと同じ進路をとっていたが、伸びないと判断したヴァデニが外に出してからはそちらのほうが伸びていたし、恐らく一番馬場の悪い最内を通らされた結果の2着だと考える。
鞍上の差は大きいだろうが、距離が2400mに延長されて逆転の目はありそう。

☆ヴァデニ
・父:Churchill(サドラーズウェルズ系)
・母父:Monsun、母父父:Konigsstuhl

フランスダービー勝ち馬。キャリアを通して2400mの経験が初となるが、エクリプスSではミシュリフやロードノースなどを破っての勝利。
ロンシャンの経験がある分、愛チャンピオンS組の中ではアドバンテージが大きいと考える。

☆アルハキーム
父:Siyouni
母父:Galileo
母母父:Gaint's Causeway

2019年3着、2020年1着のソットサスに近い血統配合(父:Siyouni、母父Galileo、母系の底にミスプロ)
フランスダービーではヴァデニに完敗しているが、末脚の勢いは2,3着より上でもう少し距離があればこことは逆転できていたと考える。
3着のモダンゲームはその時点で2冠していた馬で、9月にはウッドバインマイル(G1)も勝っている。このフランスダービーの5着がオネストである以上、この馬が想定100倍以上付いているのはおかしな話。タイトルホルダーがペースを引っ張る形になって、後半きつくなれば届いてもおかしくなさそう。

参考になれば何よりです。
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