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文房具アーカイブ

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新商品から廃盤まで、文房具の情報を羅列しつつなんだかんだ書いている記事のまとめです。自分が知りたい情報のまとめなのと、メーカー公式の引用が主(データがないものはこの限りではない)…
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#インク

文房具アーカイブ#43『プラチナ万年筆 #3776 センチュリー 紫雲』

やうやう白くなりゆくペン先、すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。 プラチナ万年筆 #3776 センチュリー 紫雲商品スペック(プラチナ万年筆公式プレスリリースより)  プラチナ万年筆のフラッグシップモデル万年筆「#3776」の限定軸。『富士旬景シリーズ』第四作目。1年前に紹介した『春暁』と違いEF(極細)が追加された。その代わりSF(細軟)とBB(極太)がなくなったけど。 『富士旬景(ふじしゅんけい)シリーズ』とは 1年前に書いた記事を見るとすぐわかる。

文房具アーカイブ#40『セーラー万年筆 シャレーナ万年筆(初期型)』

これ以上に小さく細い万年筆を私は知らない セーラー万年筆 シャレーナ万年筆 商品スペック(目視、インターネットの情報などから) 今回紹介するのはクロム仕上げの定価3,000円、初期型14金。 初期型の14金はちょっとレア。 『シャレーナ』とは  最大直径6.6mmという驚異の細さを誇る万年筆(ボールペンも存在する)。近い細さで言うと文房具アーカイブ#16「オート えんぴつ風ミニミニシャープ」(最大径5.6mm)ではあるが、シャープ機構部が入ればいいシャープペンシルと

文房具アーカイブ#33『ゼブラ サラサクリップ(後編)』

後編を書こうと思ったらアクシデントにより時間が空いてしまいました 基本スペック紹介の前編はこちらから👇『サラサクリップ』ってたくさんあんねん 2023年で20周年の『サラサクリップ』には様々なコラボ商品、キャラクターデザインが存在する。真面目に集めたらきっと100本以上あるので今手元にあるものを後編では紹介する。ほぼ限定品なので明記しない限りはお店で入手は不可能であることをご了承ください。(2023年10月) 『サラサクリップ20周年 限定ゼブラデザイン』 20周年の

文房具アーカイブ#18『ジオデザイン 〈香る〉醤油鯛ペン(醤油いろ)』

出オチではない。 ジオデザイン 〈香る〉醤油鯛ペン(醤油いろ)商品スペック(ジオデザイン公式ショップより)  どう見ても醤油差しです、ありがとうございます。感のあるペン。ジョークグッズ的な匂いを感じるが醤油色の水性サインペンは使いやすい。普段使いするものではなさそうな気もするけど。 『ジオデザイン 醤油鯛ペン』とは  ちなみにお弁当に入っている醤油差しは「ランチャーム」というらしい。 そして「ランチャーム」は魚だけではなくいろんな形があるがまぁお弁当の醤油差しといえ

文房具アーカイブ#17『パイロット ライティブ』

アクティブイエロー軸が好みだった パイロット ライティブ商品スペック(パイロット公式より)  『ライティブ』が発売されるまでは初心者にはパイロット「カクノ」かプラチナ万年筆の「プレジール」をおススメしていたが今は予算に1,000円足してでも『ライティブ』を推したい。 『パイロット ライティブ』とは プレスリリースのこの文章と価格のとおり万年筆を気軽に使ってほしいという思いのもと作られた一本。キャップの内部には気密性を確保するインナーキャップを搭載しており、インキの乾燥

文房具アーカイブ#6『プラチナ万年筆 #3776 センチュリー 春暁』

万年筆の頂から見る初日の出。 プラチナ万年筆 #3776 センチュリー 春暁商品スペック(プラチナ万年筆公式プレスリリースより)  プラチナ万年筆のフラッグシップモデル万年筆「#3776」の限定軸。『富士旬景シリーズ』の始まり。ちなみにこれが出る前は2016年まで『富士五湖シリーズ』で5年間で5本の軸を発売していた。こちらのシリーズは『富士旬景シリーズ』より全体的に凛としていてシンプルめなデザインだった。 『富士旬景(ふじしゅんけい)シリーズ』とは 『富士旬景(ふじし