スリープからの再起動バグ奮闘記

2020macminiを購入し、catalinaで最初は運用していた。

ただ、どうしてもimovieやfinal cut proなどの動画の取り込みに2014年に購入したmac miniの方がよっぽど速く、お気に入りのimovie 10.09が動かなくなってしまう(サポート外で)、32bitアプリも動かなくなってしまうので、ひとまず、mojaveを最終のOSとすることとした。

で、色々苦労したけれど、mojaveにダウングレードすることに成功した。
 catalinaでUSB接続の起動ディスクの許可をOKにし、USBメモリにmojaveインストーラーからインストールし、成功。最初、外部接続起動ディスクの許可を出さないまま、一度OSを初期化してしまったので、Catalinaをインターネット経由でクリーンインストールし、上記の手順を踏んだりした。

そして、Mojaveにし、やっぱりこれだな、と。

imovie10.09だと、8時間くらいの手術ビデオの動画も一瞬で読み込まれ(正確にはおそらくバックグラウンドで進行しているのだけれど、取り込みボタンを押したあと、すぐに編集に取りかかれる)、32bitアプリも使えるようになり、今までのアプリも使えるというのが、やはり良かった。

起動中は全く問題なく動いてくれている。

ただ

スリープに入ってしまうと、強制的に再起動してしまうバグが頻発するようになってしまった。

mojave、catalinaで同様の症状になっている人が結構いたみたいで、手順も色々書いてあったので試してみた。

PRAMリセット、SMCリセット、USBハブ・HDDなどを外す、省エネ設定を変える(Power Napしない、スリープしないなど)を色々試したものの、
手動であろうと、自動であろうとスリープに入ると、高確率で、というか数分経つと再起動がかかる。

根気よく色々記事を調べると、T2セキュリティのアップデートの問題らしい、というのを見つけた。Big Surを(その記事内ではβ版だったが)外付けHDDにインストールすると、mac mini内のセキリュティがアップデートし、再起動しなくなる、というのだ。

これは、と思い、以前macbook airから取り出したSSDにBig Surをインストールしてみた。

自分が使ったのは、β版ではなく、正式版であったが、記事と同じようにスリープに入っても再起動しなくなった。30分経っても再起動しなくなり、今の所は大丈夫なようだ。

記事の中では、HDMI接続も良くない、と書いてあったので、最初は15pin接続で大丈夫なこと確認し、その後HDMIも試してみたが、今の所再起動バグは起こらなくなった。

長かったが、これでひとまず、安心だ。

もう一回mojaveをインストールし直したりしなくちゃいけないか、とか考えていたが、きっと、インストールし直してもバグは収まらなかったのでは、と思う。

Big Surに関しては、Apple Siliconチップ最適化されているものなようだし、iOSのアプリが使えるようになり、それで今使っている32bitアプリの代替されるようになるのであれば、買い換えるのもあり得るか。

とは思ったものの、mac mini2020はメモリ64GBでCPUもCorei7にしたので、パワーとしては長く使えるスペックのハズだし、メインマシンを今Apple siliconにするメリットは特にない。

前回の2014年mac miniも、特に問題なく動いてくれているが、2020年版を買った理由が、最後のintel mac miniになりそうだし(実際最後だろう)、2014年mac miniで4Kモニターにつなぐと流石にカタツキがでるので(そもそも30pまでしか出力できない)というところだったので、現役として使えるので、ゆっくり使いたい。

気になるのは、mac mini2020、結構な熱を発しているので、長く使えるように冷却環境もしっかりしないといけないなと、大事に使おうと思う。

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